【感想・ネタバレ】「芸術力」の磨きかた 鑑賞、そして自己表現へのレビュー

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Posted by ブクログ 2016年09月03日

著者は作家であるが、文章表現のみならず、声楽、能、絵画、写真など様々な芸術に能動的に親しんでいる。芸術は鑑賞するだけでなく実際に表現することでより理解が増す。入り口はちょっと楽しみたいという気持ちでよいが、完成形はなく、やればやるほど奥の深さを実感し、積み重ねが大切。やらなければならない「仕事」と異...続きを読むなり、芸術を楽しむことで人生の厚みが増す。とにかく人前で表現し、恥をかくことで上達していく。など、共感できる部分がたくさんあった。広く深く芸術に触れ、目や耳を肥やし、表現力も高めていきたい。

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Posted by ブクログ 2012年07月02日

物事を「観察」することの重要さを学んだ。木を見て「木」と大枠にカテゴライズするのではなく、その木はどのような形でどのような特徴があるかなど、細部に渡って観察することで日々の暮らしは刺激的になるのではないか。そんなことを思わされた。

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Posted by ブクログ 2019年02月12日

自分の知らない芸術世界を知りたい欲求はある。だからこそこういう本も手に取ってみる。でも、最低限のいろはくらい、せめてまず掴んで、それから実際の作品に触れて、ってなると、どうしても必要な時間の捻出がネック。結局、まあ良いかってなっちゃう。で、昔取った杵柄の中で、ちんけな芸術生活が繰り返されていく訳です...続きを読む。あかんやん。けど本書では、それだけでは事足りずに、更に自分でそれを経験してみるところまで提案されている訳で。ちょっとハードル高いかも。

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Posted by ブクログ 2018年11月03日

仕事は人生に必須のものではない
自己表現は本源的な欲求

ニュージーランドのラグビーチームのウォークライ

画一的な教育では芸術は育たない
違いを許容する社会を

自己表現とは、自分らしい自分を見せる

観察し、考えることから芸術が生まれる
物事を深く考える
芸術はきわめて知的な営み
つまらないこと...続きを読むも観察すれば面白くなる
 
いかに自分の頭で鑑賞するか
 
近くで見て鑑賞する
主体的に芸術とつきあう
見た絵の記憶が残る見方
自分が何を感じ、何を考えたか

考えなければ違いはわからない

わからない から わかりたい へ
 
先人のいうことは正しいとはかぎらない

まずは好きなものを深く探求することから
 
優先順位を考えれば時間は作れる

すべては模倣から始まる

芸術は生きる力
要は、志を持つこと、
一生懸命に努力すること、であって、結果はあとからついてくる。
この消息を知ると、生活は圧倒的に豊かな光を帯びてくる。
知性とは、主体的に心を磨くこと。

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Posted by ブクログ 2014年06月24日

絵画、書道、音楽、写真、能楽、そして文章と、著者自身がさまざまな芸術と付き合ってきた経験を踏まえて、真に人生を豊かにするための「芸術」のあり方を語った本です。

日常にほんの少し彩りを添えるといったような、軽い「芸術」ではなく、真剣に芸術と向き合ってきた著者の言葉だけに、説得力を感じます。が、そのぶ...続きを読むんどうしても、芸術というものの敷居の高さを意識してしまいます。

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Posted by ブクログ 2011年07月05日

良くも悪くもりんぼーてんてーの本、という感じ。使いやすいのでよくレポートのネタに使わせてもらいましたw

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年04月24日

[ 内容 ]
何やら重々しい響きと敷居の高さを感じさせる「芸術」という言葉。
けれど、真の芸術とは雲上の特別な世界ではなく、人生を豊かにする最高の遊びであり、万人の「生きる力」なのである。
とはいえ、鑑賞しても作品の良さがわからない、表現したくても最初の一歩が踏み出せない、そんな憧れと諦めに戸惑って...続きを読むいる人は多いはず。
絵画、音楽、写真、文筆と芸術全般を楽しむ著者が、上達への具体的ノウハウを示しながら、誰もが内に秘める「芸術欲」を満たす基本的心得を説く。
日常が変わる芸術的生活への招待状。

[ 目次 ]
1 芸術生活をいかに過ごすか(すばらしき「芸術欲」の萌芽;なっていない日本の芸術教育;芸術を考え、そして遊べ)
2 芸術を鑑賞する(受け手が芸術を育てる;鑑賞力をいかに鍛えるか)
3 自分で表現する(自己改革としての芸術;表現力を高めるための心得)

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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Posted by ブクログ 2010年02月12日

すごく頷ける。

でも、芸術を勉強するには経済力がないと続けられない。音楽教師にでもならない限り“趣味”になる。演奏会を開いても、身内の集まりにしかならない。。。

林さんみたいな方が増えて欲しい。

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Posted by ブクログ 2009年10月07日

芸術は遠いもんじゃないんですよ、ってことがすごく伝わる。かつて旅行時の別れ際に人づてでH之氏に贈ったもの。本の題名は正直いらっとくるが。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

最近artにもっと触れてみたいと思って手に取った一冊。東京芸大の元助教授・林望が芸術における鑑賞力の重要性を説いている。何か描く時にはモノをイメージで見るのではなくて、観察して、更に考える事が必要。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

芸術を始めるための基礎を教えてくれます。読みやすい・わかりやすいという特典も付いた素晴らしき本。勉強になりました。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

当たり前といえば当たり前のことが書いてあるのかな?という気がしなくもなかったけれど、再認識という感じで読んだ。

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