【感想・ネタバレ】星の案内人 3巻のレビュー

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Posted by ブクログ

最後の校長先生のお話(スバルですね)、特に良かったです。
自分が小学生の時にこういった先生に出会えていなかったからかもしれないけど(転校が多かったせいか記憶が薄い)、なんだか泣けてしまいました。
挨拶ってすると気持ちいいもんですね。
登場人物全てが優しくてあたたかいかと思いきや、小野崎くんはめんどくさい。
志村さんもだけど。
でも2人の内面も描かれる回もあると単純に嫌いになれない。
ああ、好きだなあと思ってしまう。
星座や惑星のお話もたくさん出てきますが、苦手意識があったのに、どんどん気になってきますね。
また色々他の本も読みたくなってきました。

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2022年02月12日

Posted by ブクログ

感想を書く前に、気になる事を一つ聞きたい
この作品、この3巻で完結じゃないですよね?
こっから、もっと面白くなりそうな、ストーリーの深みが増しそうな予感がするのに、あとがきを読むと、何だか、幕引きの言葉を上村先生は仰っているようだ
まだまだ、時央が少年としても人間としても大きく成長していく過程も見たかった、おじいさんのプラネタリウムで星の逸話に絡めた、含蓄のある人生の指針となりそうな話を聞きたかった
こんな面白イイ青年漫画が終わってしまうのは、実にショックだ
ただ、少し落ち着きを取り戻してから、完結巻である事を受け入れて、3巻を読み直すと、改めて、この『星の案内人』の良さをじっくりと感じられる気がした
デカすぎて、知ろうとしても知れず、調べれば調べるほど謎が次から次へと生れ出てくる宇宙をテーマにし、同時に、宇宙と同じくらい、いや、それ以上に変化の可能性を秘めた人間そのものに焦点を当てたストーリーは読み応えがあった
おじいちゃんのプラネタリウムに招かれる人間は確かに、それぞれ心の問題を大なり小なり抱えてしまっていって、答えが見えているのに、それに繋がる道を見つけられずに動けなくなっている人ばかりだった。その中でも、特に根深く、厄介な傷を背負っていたのは、やはり、主人公の時央だろう
この少年が、おじいちゃんから宇宙の話を聞き、驚きと感動を覚え、同時に悩み苦しんでいるのは、世界で最も不幸だと思い込んでいる自分だけじゃない、と当たり前の事に気付き、自分をその場から動かそうと足掻いている様は見ていて、心に響いた
また、おじいちゃんを含め、登場人物らの言葉が、しっかりと読み手に届く点も好印象
同じコトをリアルな人間に言われたら「カチン」と来てしまう。でも、似たような悩みを持った漫画のキャラクターを間に挟んで言われると、不思議な事に、素直に納得できる。それが、好い漫画の持つ力なんだろう
本当に最終巻である、と仮定した場合、私の3巻のお勧めは、やはり、時央少年が死ぬ第21話「スバル〔後編〕」だ
この台詞を引用に選んだのは、歯に衣着せない彼の、子供であろうと甘やかさない、大人らしい(まぁ、大人げないとも言えるが)厳しい優しさを感じたので。トラウマを負う人間は、他人が思うほど、そう簡単に変われない。けど、変わってもいないのに、変わった事で現状が悪くなる事を恐れ、その場から動こうとしなければ、人の心はますます弱まってしまう。無理に弱い自分を乗り越える必要はない。ただ、一度、そこから半歩下がって、今の自分がどんな状態かを自分の目で確認してみよう。そうしたら、元の位置から半歩進んで、落ち着いて深呼吸をしてみよう。それだけの勇気が、君にあれば、君は自分の中で超新星爆発を起こせる。弱い君の躯の中から新たな君が誕生するだろうさ。陳腐な言い方だが、壊す事でしか生まれないモノもある・・・・・・まぁ、壊すと言っても、肉体って器じゃなく、自分でわざわざ生んだ負の感情の澱だけで満たしてしまった、心の壺だけど!

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2015年07月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

キャラの見分けがつかなくなってきた・・・
ストーリーは変わらず面白いですよ。へ~そうなんだ~と思わせる知識や情報が出てくるといいですね

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2016年11月14日

Posted by ブクログ

201606/1-3巻まとめて。地元書店で地味にプッシュされてたので買ってみたら当たり!ちょっとファンタジー要素な舞台とキャラ、そしてそれぞれが抱える現実的な事情や悩み。じいちゃんは押し強いけど笑、押し付けがましくない心地よい距離感な作品。おすすめ!

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2016年06月18日

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