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匿名
ハマっちゃったけど…。
ザ・昭和な作品ですが、現代の甘っちょろい激甘な男とのラブストーリーも好きだけど、たまに昔の硬派な男の作品もたまに読みたくなるので、探して気に入れば読みますが。
世代的にもこの作品はリアルタイムではないけれど読んでいてハマりました。
しかし、この主人公夫婦、かなり変ですね。
旦那のサブは極道の幹部(小さい組みたいだけど)で、色男という事だけど妻は日本人だけど生まれ育ちはハワイ設定の誰もがうなずく美人の恋子。
でも昭和なので平成から令和生まれの人では理解できない生活模様や恋愛模様で理解できない人も多そう。
サブはヤクザという事で義理人情に厚い人間だろうけど、恋子を溺愛してるという割にはサブはモテるが故に情にほだされると恋子を裏切って簡単に関係を持ったり愛人にして！といわれると愛人扱いしてる。
そのくせに朝帰りすると、浮気の痕跡をひた隠ししたり証拠隠滅してて格好悪い。
硬派なのかバカなのか、紙一重だな。
そして恋子も浮気を疑って一言言うが否定されると直ぐに信じてしまうバカな女。
サブの１度目の浮気もみんなが認めるドブス女で、周りもまさかあの兄貴が美人妻を裏切るのは勘違いだったはず…と言っていたから読者としても、可哀想だったから添い寝をしてやっただけだよね？と思ったけど、その後も何人かそういった女が出てきたから、これは硬派でもサブって最低だなと思いました。
なので読むに連れてこの作品は女性目線で見るとガッカリするなと思いました。
ハッピーエンドを期待してはいけないな。
