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Posted by ブクログ
元刑事の私立探偵の橋本が,
弁護士から罠に嵌められたらしい。
離婚のための調査を行って,成功報酬をもらった。
成功報酬で旅行に五能線に乗った。
なぜか,調査相手の女性が同じ列車に乗っていて,殺される。
殺人罪の容疑で逮捕され,途方に暮れる。
十津川警部の知り合いの弁護士に依頼し,
十津川警部に相談してくれるように頼む。
関係者が東京で殺され,十津川警部が捜査に入る。
簡単に解決するかとおもいきや,延々と事態は展開していく。
Posted by ブクログ
ある浮気調査を弁護士を通じて依頼された私立探偵が成功報酬を受け取り、かねて行きたかった五能線の旅に出る。そこで乗り合わせたのが浮気調査で依頼人(写真では見たことあるが弁護士を通じてだったため本人は知らない)だった。その依頼人が旅行中に殺害された。そのとき。浮気調査の時の弁護士から電話が来てその殺害現場で調査をしていると青森県警が来て逮捕されてしまった。誤認逮捕だが警察は掛け合ってくれない。東京でも殺人事件が起きて、十津川警部などが五所川原に入る。そして事件を解明していくが・・・
実際にここがすごいと思ったのは鉄道ファンでもあまり解らない時刻表テクである。
リゾートしらかみ3号はこの本が書かれたときは確かに「蜃気楼ダイヤ」というのがあった。
このダイヤ変則はリゾート特急にはありがちで、目的地まで言った後、逆戻りし、またそこに戻ってくるというもの。
後から調べた話、深浦駅は塩害のため列車が止められない駅であることが別の書物で発見した。
そんな背景からこのリゾートしらかみは蜃気楼ダイヤを行っていることもわかる。
この蜃気楼ダイヤに気がつくのは果たしているか?と思うくらい難関な問題だった。
西村さんだから考えられた話でないかな?とは思いますね。
そんなところから面白かったです。