【感想・ネタバレ】興奮のレビュー

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Posted by ブクログ

検査に一切引っかからない方法で不正が行われている。

それを突き止めるべく、面の割れていないオーストリアの牧場主が、厩務員として潜入捜査をする話。

中盤からは巧妙な不正の核心へと迫っていく。
パズルのピースが繋がる瞬間、息も止まるような緊張の場面。不穏な展開。

原題はFor kicks
「スリルを求めて」

これを心に留めて読み進めてほしい。

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2021年01月26日

Posted by ブクログ

オーストラリアで種馬牧場を経営していたダニエル・ロークは、イギリスの障害レース理事会のオクトーバー卿に依頼され、レースで行われているらしき不正の調査を引き受ける。障害レースで勝った馬が異常な興奮状態を呈していたため、なんらかの薬物の使用が疑われたものの、検査結果が陰性となったケースが何度も発生した。 手口を突き止めるため、ダニエルは厩務員として潜入捜査を開始する。

ミステリとしてのプロットもさることながら、イギリスに戦後も根強く残る階級社会の実情や競走馬育成の内情が、期待以上に面白かった。

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2020年01月04日

Posted by ブクログ

フランシス作品で初めて読んだもの。
馬に携わっていたので、とてもリアリティを感じました。

また読み返してみようかな。

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2012年07月10日

Posted by ブクログ

個人的には文句無し!
今の日本のミステリーは、8割型が女性の登場人物に「美しい」と描写して、何の変哲もない男性主人公とくっつき、肝心の謎もイマイチだったりして「何か薄っぺらい設定だな〜」って事が多いと感じてるのですが・・・この人の本は、人物の所作や言葉遣い、考えている事などから「素敵な女性なんだろうな」「カッコいい男の人なんだろうな」と想像できるのもすごいなと思った。菊池さんの翻訳の手柄(?)
もちろんミステリーとしても面白い。因みに、これはトリックが奇想天外で度肝を抜かれる系のマユツバ小説ではないよ。ハードボイルド的な行動を起こして謎を解いて行くものなので、ハラハラドキドキを堪能して下さい。

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2012年06月06日

Posted by ブクログ

名作ばかりを続けて読むのは案外疲れるものだ。疲れるほどに、引き込まれてしまう傑作のひとつである。

フランシスの作品の特徴のひとつは、主人公の持つ極めて硬い意志にある。この作品の主人公が時に率直に語る「曲げられないもの」は、なんというか、まぶしすぎる感じがする。

それでありながら、敵を打ち負かす為にその自尊心が傷つけられることを耐え忍ぶ。そうして得たものを、誰かを守る為に投げ捨てる。精神的にも肉体的にも堪え難いことに耐えてきたくせに、「私は記憶力が弱くて」なんてしゃあしゃあと言う。命がけで依頼を果たして報酬を返し、「では、なぜ引き受けたんだ」と訊かれて「スリルのためですよ」と答える。嫌味すれすれのかっこよさである。

物語は典型的な追跡物で、まさに猟犬のように追いかけていく主人公を見守るばかり。途中に起きる大事件が印象的で、そこで雰囲気がガラリと変わるあたりが読み応えがあるところだと思う。

シッド・ハレーではなく、本作の主人公が再登場していたらどんな物語になっていたのだろう。果たせないことだけど、ぜひ読んでみたかった。

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2011年08月02日

Posted by ブクログ

競馬の話題で意気投合した知人から頂いた。
三十年以上前の作品だが、今読んでも新鮮。
特に、不正のトリックは驚きだった。
タイトル通り興奮する事間違いなし。(10/31)

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2009年11月24日

Posted by ブクログ

初期の代表作。
長らくベストワンの位置を占めていました。
オーストラリアの若き牧場主・ダニエル・ロークが、イングランドの競馬界の重鎮から、潜入捜査を依頼される。
両親亡き後に弟妹を育てあげることに献身してきたダニエルだったが…?
フランシスの主人公の中で、もっともハンサムで、おのずと自信があり、自己肯定的。
時代が違うので、最初に読むには薦めませんが、数冊読むならそのうちの一冊にぜひ。

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2010年02月19日

Posted by ブクログ

イギリスの作家「ディック・フランシス」の長篇ミステリ作品『興奮(原題:For Kicks)』を読みました。

「ディック・フランシス」作品は今年4月に読んだ『勝利』以来ですね。

-----story-------------
〔競馬シリーズ〕
最近イギリスの障害レースでは思いがけない大穴が十回以上も続出した。
番狂わせを演じた馬には興奮剤投与の形跡が明白であったが、証拠が発見されなかった。そこにはどんなからくりがあるのか? 
事件の解明を依頼された牧場経営者「ローク」は、厩務員に身をやつして、黒い霧の調査に乗り出した!
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競馬シリーズの第3作目で1965年(昭和40年)に発表され、同年に英国推理作家協会賞(CWA賞)を受賞した作品… 『東西ミステリーベスト100』で海外篇の35位として紹介されていた作品です、、、

初期の作品は初めて読みましたね… 作品自体は現代にも通じる面白さでしたが、「オーストラリヤ」、「シドニイ」、「バア」、「ウイスキイ」、「ランド・ロウヴァー」、「スエター」等々、外来語の表記方法が時代を感じさせましたね。


本作の主人公はオーストラリアで種馬牧場を経営する「ダニエル・ローク」… 「ダニエル」は、両親を早くを亡くし弟や妹たちの親代わりとして、経営の苦しい牧場で休む間もなく働き続けていた、、、

そんな彼の牧場を、イギリスの障害レース理事会メンバー「オクトーバー卿」が訪ねてきて、障害レースの不正を調査するための潜入捜査を依頼する。

イギリスでは障害レースで思いがけない大穴が続いており、番狂わせを演じた馬は、その時の状況から推して、明らかに興奮剤を与えられていたが、いくら検査をしても興奮剤を投与した証拠がでないという… 「ダニエル」は、迷った末に協力することを決断し、渡英する、、、

複数の牧場で厩務員を装い調査を行ううちに、大穴をだした馬の多くが、短期間ではあるがハンパー牧場に在籍していたことが判明したことから、「ダニエル」はハンパー牧場に厩務員として潜り込む… ハンパー牧場の厳しい労働条件に耐えながら、「ダニエル」は牧場主の「ヘドレイ・ハンバー」と馬主の「ポール・ジェイムズ・アダムズ」が組んで、人間にはほとんど聞こえない犬笛を使って、馬に恐怖体験をすり込んでいる事実を突き止めた… 大穴を出したレースは全て最後の直線が長いコースで、最後の直線にかかった瞬間に犬笛を吹くと、馬は恐怖心にあおられ、一気にゴールにむかって突っ走るという仕掛けだった。

「ダニエル」は、「ハンバー」と「アダムズ」が、犬笛と火炎放射器を使って馬に恐怖体験すり込む現場を確認… 悪だくみの証拠を掴むが、そこに「オクトーバー卿」の娘「エリナー・タレン」が現われ、事態は思わぬ方向へ、、、

「ハンバー」と「アダムズ」に潜入捜査をしていたことを暴かれた「ダニエル」は悪党どもとの争いとなる… そして、クルマで去った「エリナー」は、「アダムズ」から渡されたジン・アンド・カンパリの中に入れられた毒(可溶性フェノバービドン)を飲んでおり、二人は生命の危険に晒される。

終盤の展開はスリリングかつスピーディーで愉しめましたね… そして、正義感が強く、汚名・屈辱・暴力に耐えながら謎を探る「ダニエル」の真摯な姿勢には共感できたし、懲悪勧善のハッピーエンドも良かったな、、、

古書店に程度の良いモノがなかなかないのですが… 機会があれば、他の競馬シリーズも読んでみたいです。


以下、主な登場人物です。

「ダニエル・ローク」
 種馬牧場の経営者

「オクトーバー卿」
 障害レースの理事会のメンバー

「ロデリック・ベケット大佐」
 障害レースの理事会のメンバー

「スチュアート・マクレスフィールド」
 障害レースの理事会のメンバー

「ヘドレイ・ハンパー」
 調教師

「ポール・ジェイムズ・アダムズ」
 馬主

「エリナー・タレン」
 オクトーバー卿の娘

「パトリシア・タレン」
 オクトーバー卿の娘

「ウォリィ」
 厩務長

「ジャッド・ウィルソン」
 厩務長

「スーピィ・ターレトン」
 厩務員

「バディ」
 厩務員

「チャーリイ」
 厩務員

「セシル」
 厩務員

「グリッツ」
 厩務員

「ジェリィ」
 厩務員

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2023年01月27日

Posted by ブクログ

競馬ミステリー小説と言えば…
この方…………!元競馬騎手でもある!

巨匠ディッッック・フランシス!!

はいよ〜!シルバぁぁぁぁ〜!!


あらすじ


最近イギリスの障害レースでは思いがけない大穴が十回以上も続出した。番狂わせを演じた馬には興奮剤投与の形跡が明白であったが、証拠が発見されなかった。そこにはどんなからくりがあるのか? 事件の解明を依頼された牧場経営者ロークは、厩務員に身をやつして、黒い霧の調査に乗り出した!

………読み終えてひと言!
面白い!!男心をくすぐる!ハードボイルド臭!
題名どおり興奮したじゃあ〜ないか!!

内容は競馬の話になっているのですが!
しかも!レースがメインではなく
あくまでも裏側でストーリーが進んでいくのですが!
私〜競馬なんて知らな〜いもんって思っている
あなた!大丈夫!
私だって最初…競馬か……知らん!
賭けた事もなければ!見た事ない!
唯一の知識としては『みどりのマキバオー!』
ぐらいしか知らない〜もはや知識ゼロ!!笑
そんな自分でも……
読み始めはそう思っていました。
けれど……
全然大丈夫!知識ゼロでも全然楽しめたぁ〜

ストーリーも潜入捜査もので
かなりハラハラドキドキするシーンが多々
そんな中で主人公のロークが作中で
ほんっとに色々嫌な思いをするシーンがあり
もう〜辞めて帰れって何度思った事か……
それでも!!
決して折れない不屈の闘志ローク
う〜ん!めちゃかっこいい〜
その他に出てくる登場人物も
いい味出して物語を盛り上げてくれた事もあり
後半からはイッキ読みしてしまいました!
そしてラストのロークのひと言に
思わず!!
「くぅ〜〜〜っ」と唸ってしまいました!笑笑
とても面白かったです!



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2022年12月26日

Posted by ブクログ

大穴が続出する障害レース。
興奮剤投与の疑いが!
はたしてその方法とは?!

ディック・フランシスの『競馬シリーズ』初読みですヽ(´▽`)ノ

ーーーーー

こちらの作品、なぜ手に取ったかと申しますと、フレンドのお兄様一推しの本。

フレンド本人は読まないとの事なので、私と別のフレンドが読んで感想文を書くという事に。

なんだか面白い展開になっております( -᷄֊-᷅ )

著者のディック・フランシスはかなり有名な方のようです。
初めて読みました(*´˘`*)

『競馬』と聞くと、少し抵抗がありまして「ギャンブルやん」「競馬知らないと意味分からないのでは?」と懸念するも、全く問題ありませんでした。

ハヤカワミステリ文庫ですが、ミステリと言うよりもサスペンスかなという印象。

犯人云々よりむしろ「興奮剤投与の方法」を推理する流れ。

主人公ダニエル・ロークは馬丁となり潜入捜査をします。
潜入先の厩舎で過酷な労働を強いられ、華やかな競馬の世界の裏側を垣間見た感じがしました…(›´-`‹ )
じ…実際は違うよね?

話が盛り上がる中盤までは、登場人物の多さと競馬の世界観について行くのにメモしましたが、半分を過ぎると面白くって一気読み!

この『興奮』というタイトルは興奮剤という意味だけではなく、ロークの意思・希望・性格のようなものも含まれているのかなぁという印象がありました。
あと、読者が興奮するよ( ≖ᴗ≖​)ニヤッという意味。

ダニエル・ロークシリーズがあるのかと思いましたが、彼は『興奮』にしか出てこないようです。

競馬が分からなくても楽しめる作品でした。

もちろんお馬さん好きならもっと興奮する作品だと思いますヽ(´▽`)/♡

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2022年12月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

競馬シリーズ3作目。

いわゆる潜入捜査は好きではない。
ただでさえハラハラするのに、
正体がばれそうになり、
命の危険にさらされるのがお約束なので、
心臓がもたない。

それが、かなりの部分楽しく読めたのは、
主人公の設定というか、人物像だと思う。
父母を亡くし兄弟たちのために牧場経営をするオーストラリア牧場主が、
イギリス貴族に見込まれて、競馬界をゆさぶる不正を暴くべく、
イギリスで厩務員として働きはじめる。

服装や髪形で「危ないやつ」に変わっていくところや、
オーストラリアなまりの英語を直すところ、
雇い主の娘に陥れられたが、それを隠れ蓑として良しとするところと、
嫌がらせや暴力に誇りを失いそうになりながらも、
自分を見失わない強さが印象的だった。
不正のトリックも面白かったし。

お屋敷の家令を相手に、
どれぐらい服装をくずせば、
信用ならない、しかし雇う気になる男になるかを
検討している場面は面白かった。

残念なのは、
陥れた貴族の娘の姉を連れて、オーストラリアに帰るのかと思っていたのに、
真実をみつけ、敵を倒す達成感と充実感を知ってしまい、
工作員となると決心したところかな。

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2022年12月14日

Posted by ブクログ

「諦めずに闘う男の物語 」
競馬モノではなく、潜入スパイモノ
主人公の誠実さと葛藤
立ち向かう姿勢にしびれる
競馬シリーズを全巻読む気は無い方は
ぜひこれだけは読んでほしい。

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2017年08月11日

Posted by ブクログ

20131119 久しぶりに読んでみた。男らしさとは何か。読んでいてついもういいからと言いたくなってしまう。現実から逃げたくなった時にお勧め。

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2013年11月19日

Posted by ブクログ

明らかにおかしな興奮を示して勝った馬が連続したが、薬がどうしても検出できない。

このにひょんなきっかけから挑むことになった素人スパイの物語。

スピード感はないかわりに、意外なトリックや、馬丁の暮らしぶりなど、実際に騎手だったという作家の経歴が生かされた、丁寧な描写が輝く。

じっくり読ませる、なかなかの名作だと思った。

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2013年07月23日

Posted by ブクログ

障害レースで大穴が続くという波乱には、隠された意図と不正があるのではないか…
一連の不正について証拠すら出てこない疑惑の解明を、障害レースの理事より依頼されたのは、牧場経営者のダニエル・ローク。

ストイックに依頼を遂行するロークの所作と決して弱音を吐かずに困難に立ち向かう姿に、ハードボイルドな男の生き方を感じました。


本作は、ハードボイルドでありながらミステリとしても一級です。いかにして競走馬に興奮剤を与えたのか、しかも一切の証拠の残らぬように…。

思いもよらないトリックの着想と、不正を行う人間の残忍さと手強さを強烈なまでに印象づける描写が、本作の完成度の高さを物語っています。


本作を通じて印象に残るのは、やはり主人公・ロークのタフな精神と正義感の強さでした。
彼の内面が主観的に度々描かれているのは、ロークが様々なシチュエーションで自分を演じていた為でしょう。

本作の重大な鍵を握る『恐怖』というものにローク自身が立ち向かう姿は、お手本のような凛々しい姿として、私の目に映りました。

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2011年10月20日

Posted by ブクログ

個人的には久々の推理もの。
前出の児玉清氏の対談本で名前がよく挙がってた、ディック・フランシスの本です。
最初、競馬ものと聞いてあまり気が進まなかったのですが、
読み始めたら、これが進む進む!
競馬が全然わからなくても、普通の推理小説としてバッチリ楽しめます。

最初の展開は、ありえねぇ!と思っちゃいますが、
気づけば一緒にハラハラドキドキ。

競馬シリーズとして、たくさん出されているようなので、
ながーく読破していきたいシリーズです。

気が早いが、秋の夜長におすすめ。

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2011年09月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最近イギリスの障害レースでは思いがけない大穴が十回以上も続出した。番狂わせを演じた馬には興奮剤投与の形跡が明白であったが、証拠が発見されなかった。そこにはどんなからくりがあるのか? 事件の解明を依頼された牧場経営者ロークは、厩務員に身をやつして、黒い霧の調査に乗り出した!


薦められて読んだ本です。元が洋書でしかも結構前のものなので、ちょっとわかりにくい表現や、イメージしにくい物の描写等がありましたが、それを差し引いても面白かったです。

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2011年08月14日

Posted by ブクログ

高校生の頃、人に勧められて読んだのだが、海外ミステリにつきものの名前がよく覚えられないのと、本書の特色である競馬という競技の背景を理解していなかったので、内容が全然頭に入ってこなかった。もちろん面白さも理解できなかった。
今は海外ミステリを好んで読むようになったので、面白かった。ディック・フランシスの競馬ミステリの第一弾として邦訳された本書は、ハードボイルドで硬派なミステリです。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

競馬好きの友達は今までいくらすすめても本は読まないので話してもいいかと思い、この本のトリックを話したら、笑われてしまった。読めば面白いいんだけど残念。

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2011年09月30日

Posted by ブクログ

3―1
傑作と評判の作品。
「〔競馬シリーズ〕最近イギリスの障害レースでは思いがけない大穴が十回以上も続出した。番狂わせを演じた馬には興奮剤投与の形跡が明白であったが、証拠が発見されなかった。そこにはどんなからくりがあるのか? 事件の解明を依頼された牧場経営者ロークは、厩務員に身をやつして、黒い霧の調査に乗り出した!」書評より

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

障害レースで思いがけない大穴が続いていた。番狂わせを演じた馬は、その時の状況から推して明らかに興奮剤を与えられていた。ところがいくら検査をしても興奮剤を投与した証拠が出ない。どんなからくりで不正が行われているのか? 事件の解明を急ぐ障害レースの理事はオーストラリアに飛び、種馬牧場を経営するロークに黒い霧の真相究明を依頼した。元全英チャンピョン・ジョッキーが描く競馬ミステリの白眉!―――――ジャンルはミステリというよりもハードボイルドになるでしょうか。あらすじの通り、主人公が潜入捜査するお話です。案外つまづかずに読めました。潜入捜査のため偽りの自分を演じる主人公なんですが、そこがカッコ良くて、正に男って感じでした。ただただ忍耐あるのみです。ただ自分はハードボイルド物は苦手なので…

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ポアロシリーズを集中的に貸してくれた知人に、お返し?としてフランシス(競馬ミステリ)を薦めたんだけど、はてどんな話だったかすっかり忘れてしまったので(読んだの30年近く前だもん)、自分でも再読してみた。面白かった。

ラストは現在の自分的には落ち着かなかったが、30年近く前(まだ若い頃)にはどう思ったんだっけな?

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2019年06月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

少し前の時代のイギリス競馬界での不正を暴いていくストーリー。イギリス文化の中の競馬文化が興味深く、ヒヤリとするストーリー展開の中で用意周到に真犯人を突き止めていく主人公の執念が印象深かった。その仕事に集中すること、準備すること、想像すること、情熱を傾ける姿勢に共感した。

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2017年03月04日

Posted by ブクログ

謎解きの面ではもう少し楽しませてほしかった気がするけれども、それは欲張りというものか。読み応え十分。ただし再読したくなるほどではない。

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2014年04月22日

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