あらすじ
部下指導といえば、OJT(On the Job Training)すなわち日常の仕事を通じての教育が主流であることに変わりはない。真に人材を育てようと思えば、こうした日頃の地道な努力がものをいうのである。本書は長年、企業のOJT指導に携ってきた著者が、多数の実例をもとにしながら、これからのOJTのあり方について解説したものである。いま時代の移り変わりと共に職場環境も大きく様変わりしている。これまでのように単に仕事の知識・技能を教えるだけのOJTでは、決して「使える人材」は育たない。今後必要なのは、まず良好な人間関係とコミュニケーション能力、そして部下の自立を促す指導である。本書では各業態における22の具体事例を示し、このような時にはこう指導せよという方策をポイント・教訓・アドバイスという形で示してある。すぐ仕事に役立てられる実践的なつくりで、部下を持ったらぜひ読んでおきたい本である。
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Posted by ブクログ
新人教育のあるべき姿をOJTというキーワードから紐解いていく一冊。
全体的に教科書っぽいのが難点だが、著者の長年の経験からハラオチしやすいエピソードが随所に織り込まれているのでわかりやすく楽しむことができました。
自分が上司になったときに役に立つんだろうなぁ、と思いつつ、気をつけなければいけないことが多すぎるなぁと思ったのも事実
Posted by ブクログ
以前に読んだと思うが、ちょうど新入社員も入ったので改めて読んでみた。On the Job Trainingは悪くとれば現場まかせ、もっと言えば放ったらかしになる。これからの・・・とタイトルがあったので購入したと思うのだが、これから、果たしてOJTで人は育つのか???感じてしまう自分がいる。たしかに学びは現場にあるのはたしかなのだが???
もちろん、この本に書かれてあることすべて実践できているわけではない。継続して学ぶ課題であるのだ。