【感想・ネタバレ】5人の王【イラスト入り】のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

もともとコミック版で購入していて、
コミックの時はふーんと思っていたが、読み返して無性に続きが気になり、小説版を購入。

コミック版も良かったけど、
やっぱり小説だとコミックに書ききれない細やかな心情の変化が描かれていて、コミックで理解していた内容を補填することができた。

ただ、逆にコミックの方は、小説で描かれないキャラクターの心情を、表情としてクローズアップしてくれているので、あの時こんな表情だったのかー!エモーい!という補填ができる。主に青の王。

時系列が飛んでいるから、あとから読み返す楽しさが多い。
多少わかりにくい部分もあるけど、キャラクターがいいので、キャラで乗り越えられる。

物語はセージ視点で進んでいくから、青の王の心情を限られた情報の中で妄想するのがめっちゃ萌えます。

不器用に、でもまっすぐ、一生懸命に生きる主人公と、
多くを語らず、ドSだけど溺愛しているというCPが私のツボだったと言うことを思い出させてくれた。
昔だったら主人公に肩入れしていただろうが、リスクを負いながら黙って支える方を想えるようになったのは、読み手の私が大人になったんじゃのうと思った。

と、BLの話でありながら、世界観とか王の設定とか、骨太に作られていてすごいなあと思いつつ、とはいえあまり世界の謎的なところは深く言及せず終わったのは私的にちょうど良かった。

最後、ヒソクの死んだ朝にセージが戻り、そこで過去の青の王と対面するシーンがめちゃめちゃ好きです。

大事なことは、CPがよいかそうでないか派ですので。。。

作者さんのHPで続編を書かれているみたいなので、
そちらをひっそりと楽しみに読みます。えたらないことを祈る。

あと青の王視点の話も見たい。

0
2021年04月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

厚みに怯んで長いこと熟成してましたが、コミカライズを読んだことにより先が気になってしまい貪るように読み始めました。
コミカライズの良さは、小説を読むきっかけというか、とっつきやすくなるという点ですね。

さてさて、複雑きわまりない世界観で何度もページを遡って読み直しを繰り返していたので、正直なところ、この巻はあまり楽しむ余裕はありませんでした。
というのも、甘さがほとんどないので、恋愛を楽しもうにも楽しめるだけの要素がまずありません。
今のところ、主人公の恋の相手がどうなるのかもよくわかりませんので、まるまる分厚い1冊を使ってプロローグを読んだという印象でした。
最後の方まで読んでから、ようやく世界観を理解するというポンコツ脳なので、そのあたりをもう少し分かりやすく表現して貰えたらよかったな、と思います。
作者の書きたいことが溢れていて、余計な情報が多すぎた印象なんですが、勢いがあるので夢中になって読めました。

読み終わる頃には登場人物のことも大体は把握でき、それぞれのキャラに愛着が湧くくらいには魅力的な面々でした。
主人公の性格は好き嫌いが分かれそうですが、私は割と好感が持てましたので、このままの勢いで続巻も楽しく読めそうです。
赤の王と青の王との三角関係かと思いきや、受が緑の王になってしまったことにより、一体どうなってしまうのかとハラハラドキドキ。

夢の中で過去を遡っていったりするのですが、表現が少しわかりにくいというか、場面が突然切り替わるので少し混乱してしまいました。
そのあたりをめりはり付けて書いてくれたら親切だったかなと思います。
とりあえず、この巻ではもう本当に全然桃色な雰囲気がないので、次巻あたりから恋愛に発展することを祈っています。

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2016年01月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ネットで読んでた時は気にならなかったけど本になってみると意外に分厚くて最初ビビったわー
この巻はもう青の王がイヤすぎてセージが可哀想すぎてイタかったので★4ですが気持ち的には★5です。
世界観がすばらしい!

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2014年05月07日

ネタバレ 購入済み

思ったより

一巻伏せんで、二巻以降で回収なのかとは思いますが「ぜひ次も!!」とはなりませんでした。異世界歴史ファンタジーでBLを違和感なく成立させるのはやはり難しいかなと感じます。途中挟み込まれるBl要素に唐突さや他シーンとの差違を感じてむしろ首をかしげることが多かったです。
BL要素が薄くても、世界観の作り込みができてあがっていれば面白かったのでしょうが、そちらも甘い部分が見受けられ「ん?」となってしまい入り込めない要因でした。
読者を引きずり込むほどの力量はあまり感じなかった、というのが正直なところ。

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2019年12月05日

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