あらすじ
「小保方のSTAP細胞を認めたら、 理研の『利権』が崩れるじゃないか! ―――理研にかん口令を敷いたのは私だ!」
護りたいのは「年功序列」と「学閥」!?
小保方さんを認めない「理研のお家事情」とは?
若くて才能がある人は、 潰されることになっている!?
理研の本質と日本の科学界の問題点。
小保方さんの守護霊インタビューに対し、 理研理事長の守護霊が反論の機会を要求。
その本心から、科学者のあり方を考える。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ノーベル賞受賞者とも言えども、この世のみの狭い視野では、後の世に汚点を残すということか。自己顕示欲を抑えて、大いなる視点で考える事が、自分を大きくするという、逆説的な事が実際の自分の事として理解できるか?自戒の書としたい。
Posted by ブクログ
理研 野依氏の霊言。小保方氏の霊言への反論として収録された。
彼の「化学はマナー」という考え方にも一片の真理あり、とは思う。しかし、「マナー」が全てではない。「マナー」がなっていない若手の成果に嫉妬し、これを横取りしようとする構図が、この本からよく見える。本書の内容を要約すると以下のような感じ。
・STAP問題に関して箝口令をしき、一人の責任にし(しっぽ切り)ようとしたのは野依氏
・STAP細胞はインチキ、偽装であると断言
・小保方氏は渡り鳥であり、正当な研究者ではない(※任期付であった点に関して)
・小保方氏に対して、「生意気だ」「教授になってからやれ」との嫉妬の言葉。実際に、小保方氏抜きで理研としてSTAPの再現をしようとしたが、小保方氏がレシピを公開しないのでかなわなかった。
・なお、iPS細胞の山中氏に関しては嫉妬していない。
・野依氏自身は湯川秀樹をついで、京都大でノーベル賞を取りたかった。
・S副センター長に対して「お前クビになりたいんか」と脅していたのも野依氏。
・病気が克服される、人類の文明が進むということは、野依氏にとってはどうでもいいこと。
・自らを科学の神と称するが、死んだら終わりという発言もする。自信が守護霊であることを理解せず「野依の思考である」と称するなど、霊的な知識に乏しい。
・S副センター長が自分を裏切るのが怖いと発言