【感想・ネタバレ】泥だらけのカルテ 家族のもとに遺体を帰しつづける歯科医が見たものは?のレビュー

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Posted by ブクログ

法医学は知っていたが、歯科法医学という分野があるのを初めてしった。
ちょっと前に読んだ「救命: 東日本大震災、医師たちの奮闘」にもデンタルチャートを使った遺体の身元調査がどれほど、亡くなった人たちの体を家族のもとに返すのに貢献したのかを知った。
(本来、生きていくための治療が本業の現役歯科医師の方々がどんな思いで遺体に向き合ったかを思うと心が痛む)
税・福祉の番号制度。こういうものを支援するために使えるといいのに・・・
児童書だけで大人にも読みやすくてよかった。

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2018年10月12日

Posted by ブクログ

震災の被害を大きく受けた釜石市で、歯科医院を営む佐々木さんのお話。損傷が激しく、外見で身元がわからない遺体を、歯の情報をみて家族のもとに返し続けている。それは歯科医にしかできない仕事。
一人、また一人と、ゆっくりではあるけれど不明者が減っていく背景にはこういう実態があるのだなぁと気づけてよかった。
たまにはノンフィクションものも世界が広がっていい。

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2015年08月26日

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