【感想・ネタバレ】使えるマキャベリ ――のし上がるための心理術のレビュー

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Posted by ブクログ

マキャベリの君主論、政略論、リウィウス論などから学ぶ、現代ビジネス心理学。君主論単体で読んで意味不明だったけど、こういう解説書とセットで読むと、マキャベリの意味するところがだいたいわかる。

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2011年04月04日

Posted by ブクログ


2024/02/11 読破

一言:マキャベリの思想を現代語で話してくれる良書

感想
 組織の作り方・在り方で悩まれる方は一見する価値があると思います。内容量が多くないのでさっと読めます。マキャベリの君主論を読む前後に読むと、理解が深まると思います。

下記は印象に残った点

p65
人の成長には「必要性」と「緊急性」が必要。
人を動かしたいのであれば、「なぜ、そうする必要があるのか?」をとことん説明すべき。

p72
悪口は言わないようにするのが、長の勤め。
言うなら本人へ直接伝えるべき。

p79
他人と差別化し、突出するまでは「目立ち」
突出したあとは「謙遜」すべき。

p87
立派なアイデアも、上手に他人へ伝えられなければ持っていないのと一緒。
話術を鍛えよ。

p95
自分の能力については、言葉よりも
過去の実績や、行動で示す。
例)私にはコミニケーション能力がある
→弁論大会で優勝したことがある

p112
人を動かす方法
①恐怖を煽ること
②罪悪感を煽ること
③ユーモアを感じさせること
④報酬を用意すること(p122)

報酬の用意例
例)ボーナスの権利を付与
出勤につきトランプを一枚
5枚集まったらその配役で1番強い人が20ドルゲット
→ボーナスは1人にしか払わなくていい

p142 ⭐︎
自然はごく少数の人間しか強くしない。
だが、努力と鍛錬は多くの人間を強くする。

p178
知恵と力の使い方
実力があるときは、ライオン(力)
ないときは、イワシ(知恵)

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2024年02月10日

Posted by ブクログ

再読。
なんとなく本棚から手に取って読んでたらハマってしまいました。
この人の本おもしろい。心理学者の本。
マキャベリの考え方は仕事にもすごく役に立つ。
性悪説。
理想は理想として、人は基本的に悪である。
全部が全部納得できる訳ではないけれど、いいと思った部分だけを盗めばいい。
これがつまり読書の醍醐味ということですな!

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2014年03月30日

Posted by ブクログ

政治思想家として有名なニッコロ・マキャベリは人間の本質を見抜いた数々の言葉を残しているとのこと。その言葉を現代のビジネスに生かすなら、どんな行動習慣が必要かを解説しています。

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2012年03月20日

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マキャベリの著書から、その思想のエッセンスが詰まった訳文を紹介し、「現代の」ビジネスシーンでの活用の観点から解説している。著者は「自分のアドバイスはマキャベリの焼き直しのように感じる」くらい、マキャベリの影響を受けたそうである。そんな著者が紹介しているマキャベリの言葉は、さすがに「分かりやすい」ものが選ばれており、非常に読みやすかった。
個人的には、ところどころに垣間見える著者の自己顕示の強さに苦笑いが禁じえなかったが、コンサルタントという職業を考えると、それもまた自己演出のひとつなのかとも感じた。
本書は自体はサラリと読める易しいものになっているが、マキャベリに興味をもち、その著書を手に取ることの動機付けとしても、一読の価値があると思った。

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2011年10月15日

Posted by ブクログ

部下にはあまり読ませたくないなぁ、という一冊。
マキャベリの君主論が書かれた当時は統計などの学問がなかった(多分)ので経験に基づいた法則のような感じですが、現代でも十分にあてはまります。
マキャベリの本としてはすこし浅いように思いますが、読みやすいと思うので、入門書としてはよいとでしょう。僕としては最近 マキャベリ から離れていたので思い出すきっかけになりました。

ただ、みんながこの考えだと仕事が進まなくなりそうなんで、ま、そのあたりは考えどころですね。

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2011年08月17日

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ネタバレ

『使えるマキャベリ』/ちくま新書/★★★☆☆/ルネサンス時代のイタリアの政治学者マキャヴェッリの著作の断片から現代のわれわれの生活に適用できるものを、著者の見解と外国の心理学者の見解を交えて解説したもの。良い人すぎないとか、賞と罰を効果的に与えるなど、参考にしたいものが多かった。

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2011年07月05日

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「マキャベリズム」を生きていくためのツールとして活用するための本。いつもやさしい人はちょっと他人に不親切にすると評判が落ち、普段冷たい人がたまに優しくすると高評価を受けるので、冷たい人でいたほうが良い、というのはガーンときたが思わず納得。この著者の書く本はすらすら読めて良いやね。

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2011年05月25日

Posted by ブクログ

相変わらず、一見常識的ではないように見える事柄が書かれていたが、どれも納得でき、かつ使ってみようと思うテクニックが多く書いてあった。
具体的には、
「熟慮の結果として決断したことでも、さもその場で判断したように見せかけよう。そうすれば、みなさんは“速断できる人”として高く評価されるはずだ」
など。早速使ってみようと思う。

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2011年05月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

性悪説に基づくリーダーシップ派と思っていたマキヤベリ。私は、性悪説が好きでないため、食わず嫌いをしていた。しかし、性悪説が現実社会をリアルに映し出していることが、身に染みた。のし上がるために綺麗ごとだけではすまされない社会を知る本。

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2011年03月26日

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