あらすじ
『妖怪のみんなへ。人間たちと仲良く暮らせるように、僕が指導するからね。』 現世と妖怪の国を繋ぐ「花鬼扉」を使って妖怪たちを召喚する職業「境目屋」。人間界に住みたいけど中々うまくいかない彼らに 〈人間らしさ〉を教えるハートウォーミングストーリー。
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Posted by ブクログ
お試しで1巻だけ買ったのですが、全話ボロ泣きしてしまいました。
ほのぼのとしてて、とってもいいし、妖怪といえど、、動物は可愛い♪
2巻もすぐに買いに行きます。
Posted by ブクログ
人間の世界で暮らしたい妖怪と、それをサポートする『境目屋』の青年のハートフルストーリー。
ほっこりした読後感が味わえます。
妖怪ものの話に多い暗い雰囲気はほとんどないので、妖怪ものが苦手な方でも読みやすい話です。
Posted by ブクログ
ともかく、衝撃だった。同時に、それ以上の歓喜で心も満たされた
妖怪漫画界に、とんでもない才能を秘めた新星が出現れた、その喜びを叫びたくて、今ここに来ている
何をおいても、画が凄い。こう、何と言うのか、“美しい”でも“柔らかい”でもなく、単純に『麗』、この一文字で賞賛したくなるのだ。綺麗では違うのだ。本当に、麗しいって意味の『麗』
まるで、画集を買ったのか、私は、って錯覚にすら陥った
しかし、こう書くと、話は面白くないのか、と思われてしまいそうだが、話そのものも、人間と妖怪の、どうしても出来てしまう溝を埋める、埋めようと奮闘する、優しい形になっている
コリが酷くなりすぎて、自力で動かすのも痛くなった心に優しく染み込んでくる『何か』が温かすぎて、涙が止まらなくなりそうな篇ばかり
正に、帯に書かれているそれは、1mmのブレも狂いも、誇張も謙遜もなく、『花鬼扉の境目屋さん』って漫画の魅力を表現している。こう言う、イイ文句が書かれている帯が巻かれている、その理由だけで買う価値と読む義務が発生するように思えるのは、私だけか?
もう、どの話も相手をドン引かせる可能性が生じるほど、魅力を熱弁できちゃう(的確に説明できるか、は別問題だけれども)自信はあるが、あえて、一つだけ「これだけは読んで欲しい」と思ったのは、以津真天さんの件。その特性、もしくは生まれから、悪名が高まるか、憐れみだけを受ける対象になりがちな鳥妖である以津真天の意外な一面、いや、今日まで誰も想像してこなかった健気さを、オイカワ先生は独特の感性が滲む画で見事に表わしきっている。ホント、この話、特に69pは私の涙腺を直撃した
先にも書いたが、本当に凄い、『妖怪漫画を描く』才能を持った漫画家が表舞台に出てきた。冗談ゴボウ抜きで、私の中のランキングに変動が起きた
Posted by ブクログ
本屋さんでオススメ漫画って紹介されていて、ずっと気になっていた作品。人間界に移住する妖怪の橋渡し役をしている境目屋の花房実。以津真天のお話が良いです。いくさで亡くなり供養されなかった魂が集まってできた妖怪…って悲しいですね。力をコントロールできなくて落ち込む鬼のお話や、厳しい境目屋の近衛旭にきつく言われて落ち込む狸のお話も良かった。迷惑をかけるなと呪いのように言われ続け、その呪いにがんじがらめになって身動きがとれずに泣いている狸のシルエットがかわいそうでした。分かりあえてよかったです。
Posted by ブクログ
妖怪のハートフルコメディと聞いては
読まない手はありません♪
絵もかわいぃケド内容が・・・泣ける(´;ω;`)
『いつまでも君と』はマジ泣かせやがる!!
Posted by ブクログ
表紙の華やかさに比べ中身はそれほどでもありませんが、丁寧に描かれた画面に好感が持てました。
花房実さんは、人間界で暮らしたい妖怪たちを人間界で暮らせるようにお手伝いする境目屋さん。
サポートしてくれるのは綾部千早さんという大層力持ちの女の子です。
1巻で出てくる妖怪は、鬼・以津真天・猫又・鴉天狗・化け狸。
大体が人間に好意的で、とても頑張り屋さんな妖怪たちが登場してます。
出てくる人間たちも妖怪に好意的な人間が多いので、怖いことにはなりません。ほのぼの・・・とはいかないまでも安心して読めます。
一番面白いと感じたのは、プライドの高すぎる鴉天狗のエピソード。
いずれちゃんと和解してくれるといいな。
同じ境目屋さんである近衛旭さんのエピソードも良かった。泣き虫狸と真面目で堅物な境目屋さんの組み合わせは、ハラハラするけど実はけっこういいのかも。
旭さんはまた登場してほしいなぁ。実さんと仕事のことでぶつかり合ってほしいです。