【感想・ネタバレ】黒椿姫の優美なる謀略のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

父王を皇帝選挙に勝たせるべく、選挙権がある隣国の王ロディオンに嫁いで来たルシェリーゼ。自慢の美貌でロディオンを籠絡しようとするけど、ことごとく失敗。

白テントウムシとか追いかけてるロディオンに、ちょっとがっかりしちゃいましたけど、それは仮の姿。本当の彼は、ルシェリーゼが大好きなバルト大帝のような策略家で、こういうお馬鹿なフリしている腹黒さん、好きです。

ルシェリーゼに正体がばれてからは、公然とルシェリーゼを口説きまくってるロディオンにニヤニヤしちゃいました。

でもロディオンとルシェリーゼが二人で協力して敵を撃退したと思ったのに、そこもロディオンの策略だって分かったら、確かにかなり怒るかも。信頼されていなかったって普通は思いますよねぇ。まあ、怒ってはいても、そこはやっぱり好きだから・・。

葵木さんの作品は、やっぱり天界ものより、こういう素直じゃないヒロインが出てくる話の方が好きで、今回は椎名咲月さんのイラストとも合ってて、おもしろかったです。

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2014年04月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「黒椿姫」と噂される美姫・ルシェリーゼはその美しさで男たちを手玉に取って、政略結婚を進めてきていた。そんな中、父王の命令で嫁いだのは隣国の若き王・ロディオン。今回も自分の美貌と色仕掛けでロディオンを思いのままに操るのも楽勝と思いきや、脳内お花畑の平和王ロディオンにはルシェリーゼの誘惑が一切通用しない。このままでは政略結婚した意味がないとルシェリーゼは焦り始め・・・。

美貌と色仕掛けで男たちを手玉に取る悪女が主人公(笑)けれど、その戦略も新しく夫になったロディオンには全く通用しない。脳内お花畑のロディオンにこれがヒーローで大丈夫か!?と思っていましたが、彼はおバカな振りをした策略家でした。良かったwwルシェリーゼを上回る策士なロディオンが徐々に本性を見せ始めて、それにルシェリーゼが翻弄されて、逆に手玉に取られてる姿にドキドキしました。悪女だった彼女がロディオンに翻弄されてドキマギしている様子は可愛かった。ギャップは良いですね。
ただ今までの葵木さんのルルル文庫のシリーズと異なり、登場人物がちょっと多くて、あと国同士の絡みとか、読んでて頭の中がこんがらがった印象がありました。主要メンバーは個性的でとても良かったです。

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2014年04月22日

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