【感想・ネタバレ】サイレント・ラヴァーズIII 作戦名 <大蛇>のレビュー

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Posted by ブクログ

いや、もう・・・・なんか、ある一面では『あぁ・・よかった』と思えて、もう一面では『えっ?何故?え???』な展開でした。



この長い間続いた戦争に、終止符が打てるかもしれない。
その切り札を、クロスナイフ部隊を中心に、第三機甲師団に特別任務が下った訳です。
その名も『大蛇(おろち)』作戦

その裏で、敵軍 カイオン軍もその動きに気付いて、阻止せんと動き始めるわけです。
そこには風神雷神である『雷神(別称サンダーストーム)』の搭乗者 シデンも加わってるわけで・・・・ここで、因縁の戦いが始まる訳です。
まあ、これは是非手にとって読んでもらいたんで、あらすじ系はここまで。



とりあえず、本当に嬉しかったのはカスミとシデンが、もう一度出会えたことですね。
あの一巻の最後での、『もう一度、あの人の傍に居たかった』の一言は、重たかった。
もう、色々な意味で重たかった。
そんでもって、ついつい貰い泣き。
これで、真の意味でカスミもシデンも救われたと思いますよ。

ただ、アンタレスことセツナの手紙・・・誰が書いたんだ?
それと、最後の最後でセツナとヒバナはどうなるのかとか。
一度疑問に思ったら止まりませんが、最終巻見るまで色々な予測をしておきましょう。


それと、吉村 夜氏なりの『戦争』が書かれていたんですが、ある意味気分屋。も同感でした。
恐ろしいと言う意味では。
でも、この人なりの戦争の描き方は、恐ろしいと共にもったいないと言う部分も出てきています。

後、この作者の尊敬する所は(だいたい)4巻終わりなんですよね。
凄く短い巻数で、見事に内容をまとめてるので、本当に凄いなと。
まあーあんまり長すぎると、ちょっと辛いですかね・・・内容的に。

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2009年10月04日

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