あらすじ
「ひとつのものに狂えば、いつか必ず答えに巡り合う」by木村秋則(『奇跡のリンゴ』の著者)
いつまでこんな毎日を過ごせばいいのだろう…。
力の出ない毎日を送っているあなたの葛藤を、「スッキリ!」晴らしてくれる驚くべき偉人の生き様&名言の数々!
・カーネル・サンダースは65歳で一文無しとなり、そこからケンタッキーフライドチキンへとつながるレシピ売りをたったひとりで始めた
・出光佐三は還暦を過ぎて終戦を迎え、1,006人の従業員をひとりもクビにせず、あらゆる困苦と闘った
・安藤百福はまったくドシロウトから始めて、48歳のときにチキンラーメンを開発した
・高杉晋作はまったく味方がいない状態で「たったひとりでもやる」と立ち上がり、倒幕への潮流をつくり上げた
スマッシュヒットを記録した『心が折れそうなときキミを救う言葉』(SB文庫)の続編堂々の完成!
今回のテーマは、明日が見えないあなたの“心のモヤモヤ”を消す方法。
本書では、著者ひすいこたろう氏が、「『名言クリニック』院長」に扮し、古今東西の偉人の生き様を処方(紹介)していきます。
偉人たちは、読者の様々な悩みの担当医となり、その生き方を通して、明日を変えていく力を私たちに与えてくれます。
読み終えた後には、生きる力が全身にみなぎっていることでしょう。
もちろん副作用は一切ありません。
☆本書はこんな方に効きます!
★毎日何をやっているんだろう、と真剣に悩んでいる方
★何をやってもうまく行かないのはどうしてだろうと思っている方
★何かをやろうと思うけど、何をすればいいのかわからない方
★何かをやる気力すらわいてこない方
★どこか遠くに行きたくなっている方
★八方ふさがりで困り果てている方
感情タグBEST3
今晩からはじめます
失業して職探しに迷っている時に本書に出逢いました。
誰でも知っている偉人の知らないはなし…そして、何よりも元気・勇気・ヤル気をもらった気がします。
そして…この本でおすすめしている上級テクニック
「音読療法」
今晩からはじめます。
Posted by ブクログ
良かった。いい言葉(自伝の要約)がたくさんあった。
特に栗城史多さんの話がものすごく心を揺さぶられた。
・「この苦しみにありがとう」
・苦しみに闘おうとすればするほど大きくなる。また逃げようと思ってもどこまでも追ってくる。しかし、苦しみを受け入れて感謝すると、不思議と一歩、足が出る。
・僕はどんなことも受け入れる覚悟を決めている。大切なのは「楽しむこと」「感謝すること」
そのほかにもたくさんあったが、個人的には「人類は麺類」by 安藤百福。
Posted by ブクログ
なんと言えばいいのか。
なんか、こう、グググっと背筋が熱くなった。
久しぶりの感覚。
素直に勇気をもらえた。
今年100冊目の本はいい区切りでいい本だった。
言葉には力がある。
Posted by ブクログ
壁にぶつかったり、落ち込んだりした時は、負が負を呼んでネガティブなことしか浮かばなくなってる。
そんな時こそ、この元気になる言葉で這い上がるきっかけを掴めればいいと思う。
豊かさとは、今持っているものに、いかに感謝できるかである。
冒険家・栗城史多さんの話に勇気が湧いてきた。
不可能は自分自身が作った幻想。
苦しければ苦しい時こそ出る言葉「ありがとう」。
限界を感謝で超えるという姿勢に感服した。
Posted by ブクログ
ひすいこたろう著「明日がみえないとき キミに力をくれる言葉」SB文庫(2013)
*出光佐三(さぞう)。教育の語源は、ラテン語のEduco。「引き出す」という意味です。まさに出島好調の愛が佐三の愛を引き出したのです。愛で愛を引き出す。これが本当の教育です。
*ヘレンケラー。「もっとも興奮するのは他人のために生きるとき」。優先ということはあなたの優しさを先に贈るということです。
*「難=福」である。難が有るから「有り難う」が生まれるのだ。人生に難がなかったら有り難うの感謝も生まれない。
*100年後までつづく会社の確率はどれくらいでしょう?応えは0.03%。会社が一万社生まれたとしたら100年後には3社しか残っていない。ドラッカーが日本を絶賛する理由として、普通は近代化するにあたって、それまでの伝統が失われてしまう。しかし日本は異なっていた。伝統を壊すのではなく、いいところはそのまま残し、伝統の上に近代を築く事ができた。
*登山家、栗城史多。「たいせつなことは登っても登れなくても感謝すること。」先行きが見えない、それでいいんです。それこそが自由です。「僕は現実に向かって生きているのではありません。希望に向かって生きています。」
*高杉晋作 「おもしろき こともなき世を おもしろく 住みなすものはこころなりけり」。心とは決意です。本当はどうしたらよいのか、どういう自分でいたいのか、それを決めるのです。その自分で生きると本気で決意するのです。すると現実が動き始める。出来事が自分を創るのではない。決断が自分をつくるのです。
*高杉晋作 大切なのは考える事ではない。どうしたら良いのかを決める事だ。決めたら後はわき上がる思いに命をかけるだけである。
Posted by ブクログ
【どうしても悩めない】
強烈にぐっとくることはありませんでしたが、悩みをもった人には良い本だと思います。
わたしはよく悩みがないと言われますが、悩みがないことはありませんので。。。
ただ、あまり悩めない脳みそになっているとは思います。
高校生までは非常に悩む体質でしたが、大学に行ってから悩まない生活をしていたら、悩めない脳みそになっていました(笑)
しかし、悩めない脳みそにも良い面もありますが、デメリットもあります。まわりに気を使うことが下手になります。いわゆるKY状態です。
また、過ぎたことをくよくよ考えないことはメリットで切り替えもうまくできますが、まちがいを反省して次につなげることが下手です。
反省することが得意でなくなり、「ちゃんと反省しているのか?」と言われてしまいます。
「気持ちの切り替えがうまいのです!」と言いたいところですが。。。