【感想・ネタバレ】トカジノフのレビュー

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Posted by ブクログ 2019年09月01日

戸梶作品をたくさん読んでいるが、感想はいつも同じ。結局、テーマや作風が決まってるので、
あとは、登場人物の激安っぷりに笑かして、
どれだけ笑かしてくれるかだけなんだよね。


そういう意味でこのトカジノフは、
話のバラエティーも多く、またくだらなさっぷり、激安っぷりは、かなり高く。戸梶ファンにはオス...続きを読むスメ出来るのでは無いだろうか。


シャブ中どうしを戦わせて、
街の治安を維持する警察官


街で糞害を撒き散らす鳩を殺戮しまくるビジネスを思いついたフリーター


ヤンキー女とOL女の一生分かり合えない喧嘩バトル。
「二種族激突」というタイトルが面白い。


の3つの話が面白かった。

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Posted by ブクログ 2013年04月02日

「ターゲット508」
「Jの利用法」
「七合目」
「二十八歳の事情」
「交番トライアングル」
「くるまびと」
「鳩殺し」
「二種族激突」

特に気に行ったのは二編
「Jの利用法」
狂ったジャンキーと狂った展開が最高。同時期に生じた二つの問題が、巡査の「機転」で解決されるときのクライマックス感。

...続きを読む二種族激突」
まさに種族が違うかのように、相容れない女二人のやりとりが酷い(褒め言葉)。
お互いの人生に関するやけに具体的な偏見(「合コンに行ってくだらねーサラリーマンとつきあって~」VS「元ヤンキーのトラック運転手とか、左官とか、チンピラとつきあってできちゃった結婚して~」)が、ちょっと考えさせられるけど、最後の場面でスカッとどうでもよくなる。気がした。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

中学生のときに読んだ小説。

中学生には内容がキツすぎた。

エログロナンセンス。

マンガにしたら発売禁止。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

初めてヒットマンの役目を仰せつかったチンピラが、標的を間違えたために起こる大チェイスの結末とは? 男に捨てられた三十路前のOKの車を十代ヤンキー娘がカージャック。極限状態で勃発するバトルの行方は?……強烈な殺笑能力を秘めた8発の弾丸(ショートストーリー)。イカした文体で、イカれた男と女共を徹底描破!...続きを読む フヌケな現代をこらしめる比類なきイリーガル文学! ハイブローなトカジ波が、あなたを小説の虜にする―。

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Posted by ブクログ 2020年10月10日

短編集。
一種独特な世界観というか、倫理を超えた作風が、普段安穏な生活を送っている平穏な気分を揺り動かす。
そんな力があって、たまにその魔力に捕らえられてみたい、という刺激が欲しい時には、戸梶圭太はもってこいだと思う。
「Jの利用法」とか「鳩殺し」など、タブーとも言えるようなブッ飛んだ作品はそうそう...続きを読むない。

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Posted by ブクログ 2010年03月06日

 初戸梶である。リブロで平積みされているところ、タイトルと装丁と目次等に魅かれて買った。

 はっきり言ってあぶない!臓に自信の無い人は読まないように!長編の各章のタイトルだと勘違いしていたそれは短編のタイトルだった。「ターゲット508」、「Jの利用法」、「七合目」、「二十八歳の事情」、「交番トライ...続きを読むアングル」、「くるまびと」、「鳩殺し」、「二種族激突」の全八編。そこはタランティーノ・ワールド的な世界だった。映像にすると面白そうな作品ばかり。石井克人あたりがやってくれるとなかなか良いんではないかな。

 戸梶圭太の作品、「トカジ・ワールド」というものを堪能した。アクション、コメディ、そしてバイオレンス!(Action,Comedy&Violence!)この言葉が正に当てはまる「トカジ・ワールド」。アクションもコメディもバイオレンスも全てかなり黒いグロイので味わう意欲のある人は気をつけて。

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