【感想・ネタバレ】理系のトップはなぜダメなのかのレビュー

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Posted by ブクログ

■理系
1.理系人間には、白黒はっきりさせ、「正しいこと」がベストだと思い込む習性がある。そのため、徹底的に相手の間違いをあぶりだそうとして、相手の心にしこりを残す
2.どんなに「正しくて」「正確」であっても、相手に理解されない言葉はコミュニケーションにおいて意味をなさない

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2012年05月08日

Posted by ブクログ

まじめに読むというよりは,流して読むとオモシロいか.

タイトルが気に入らないが...
#キャッチーにしたくて?!文系編集者がつけたタイトルなんだろうなぁ


このタイトルだと文系トップ賞賛みたいに受け取れるけども
ロジックも交渉力も図太さも持ち合わせたトップがいいよねぇ...

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2012年04月15日

Posted by ブクログ

●内容
・材料メーカーの技術者から営業に異動した著者による、理系ムラの考察。
・「理系トップ」の失敗例として鳩山、菅総理をのエピソードを挙げ、自らのマネジャー経験の「懺悔」と合わせて、行き過ぎた理系思考がビジネスにもたらす失敗を語る。
・文系にとっては、著者の示す「理系(トップ、上司、同僚、部下)との付き合い方」が有用。


●感想
・世間のイメージ通り、役所には「理屈っぽい人」が多く、たとえ文系学部出身でも理系思考でロジック優先な人がいる。そういう人と付き合っていったり、役人が自らを振り返るのに効く。
・中盤で示される理系人間との付き合い方が秀逸。

(引用)・相手の話を聞かず、会話で相手を不快にさせてしまう理系トップのパターンと対処法

1、一言聞いただけで、相手の話を勝手に組み立てて即断してしまうタイプ
 →せっかちでおしゃべり、自分の頭の良さに酔っているところがある。
 (対処法)・結論から先に言ってしまうこと。適度に了解したフリをして、相手が黙る(疲れる)までしゃべらせること。

2、自身のロジック思考の網に引っかかると、我慢ができないタイプ
  →最も厄介。いざ自分のロジックにひっかかることが起きると、相手のことなどお構いなしに、自分が満足するまで徹底的に相手を拘束することがある。
  (対処法)多くのメンバーが参加する大事な打ち合わせに、なるべく接触させない。トップが出かけなければならない時間やランチ前に会議を設定する。

3、相手の指摘を「攻撃」と捉え、必死で防御してしまうタイプ
  →「不安で仕方がない」ので。
  (対処法)「まぁそういきりたちなさんな」と言って耳を傾けながらじっくりと対処

・また、いい例として挙げられる「文系」はいわゆる寝業師で、コミュニケーションや人間心理への理解を要件としている。当然ながらすべての「文系」がそうできるわけではないので、文系の上澄みを理系の上澄みと比較しているのだろう。

 (引用)秀吉の謀反説得工作は、筋論でなく相手の利益を考慮してなされた。ポイントは2つ。
 ◇説得相手である武将の大義名分は、どうしたら成立できるか?
 ◇自分の側に味方した場合は、それだけの利益を相手に与えられるか?
 つまり相手にとっては、「周囲や配下に対して、自分の行動やポジションを正当化できること」「十分自分にとって『美味しい結果』が待っていること」が一番。

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2012年03月14日

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