【感想・ネタバレ】スタンフォード大学の超人気講座 実力を100%発揮する方法のレビュー

あらすじ

成功して幸せになろうとする努力が失敗するのは、心が自分自身を妨害するから。人の心の中には最良の友である「賢者」と、妨害する「内なる敵」がいる。隠れた「内なる敵」を消し、「賢者」を強化し、能力をフルに発揮するよう個人と組織を変革する方法を具体的にわかりやすく説明する。自己診断できるサイト情報を掲載。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

そのタイトルに惹かれて読書
著者はctiの会長とあるが、確かに共通する学び部分があっておもしろい
自分は優柔不断と犠牲者が強そう

メモ

・ポジティブインテリジェンスという指標。
 脳がポジティブに働いているか、ネガティヴに働いているか

・妨害者たち
 裁判官 粗探しをする。自己正当化のために嘘をつく
 潔癖性 行きすぎた完璧さ、秩序を求める
 八方美人 愛情を得ようと努力する。自分自身の目標を失う
 優等生 実績を上げていないと大切にできなくなる
 犠牲者 感情的や気まぐれになり、注目や愛情を得ようとする
 理屈屋 合理的に処理しようとする
 こわがり 起こるかもしれない危険に過敏になり不安を感じる
 移り気 刺激を求めてたえず目移りする、忙しさです気を紛らわせる
 仕切り屋 不安に駆られて支配権を握り、従わせようとする
 優柔不断 明るいこと、心地よいことばかりに注目する。

・あなたの中の賢者たち
  大いなる好奇心と開かれた心で探求する力
  自己や他人に共感を持って接し、いかなる状況にも共感する力
  新たな視点や独創的な解決法を生み出すべく革新する力
  自己の奥底にある価値観や使命感に最も相応しい方向を選んで進む力
  断固たる行動をとる実行の力

・PQを改善する三つの方法
  妨害者を弱める 名前をつけて意識化する
  賢者を強める 
  PQ筋の筋力を強化する

・三つの動機づけ
  独立欲求 他人との間に境界を作り、独立維持しようとする欲求
  受容欲求 好ましくみられたい、受け入れられたい、愛情を得たいという欲求
  安全欲求 人生にまつわる不安を制御抑制縮小しようとする欲求

・対処法
  主張する
  勝ち取る
  回避する

・裁判官は最強の敵
  自分、他人、状況
  なになにになれば幸せになれるというウソ

・全ての苦しみは妨害者によるというわけでなく二つ例外がある。
 失われたものや人を称えるという意味での悲しみは健全なプロセス
 ほんの一瞬の怒り、落胆、罪悪感は即座の反応は問題ない

・賢者の視点とは受け入れるということ

・三つの贈り物
  あなたを苦しめる問題がどこかの時点で贈り物やチャンスに変わるシナリオを少なくとも三つ考える

・革新のパワーゲーム
  確かに、、さらに、、で次のアイデアをどんどん発生させる。批判はしない、良い点のみつぎにつなげる

・方向づけのパワーゲーム
  未来から振り返る。将来から見て今直面している選択はどう見えるか。
・右脳は全体像、イメージ、エネルギーや雰囲気など目に見えないものを感知する。右脳は人間関係、好奇心、発見喜びやりがいなどに溢れた生活を送るのに役立つ

・PQ脳のトレーニングは身体や五感に注意を集中し10秒以上続けるエクササイズ。反復運動を毎日100回行う。
・忘れずに続けるコツ
 トイレを利用して1分間pqトレーニングする
 敵の出現をきっかけにする。妨害者を見つけたらPQ運動する。

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2024年09月01日

Posted by ブクログ

自分の中の「妨害者」を明らかにし、「賢者」としての考え方を明らかにする。人生の旅のお供に有益な本。PQという具体的な指標で現状を把握する手法が面白い。本書を読んで具体的に何をすればいいかがわかるだけでPQが向上する。

PQを向上させる「PQ運動」の具体例も面白い。足のつま先の屈伸など、自分の体の一部分に集中するだけで、PQが向上する。一度にいろんなことをするマルチタスクは、結局パフォーマンスを低下させるという。

0
2016年04月17日

Posted by ブクログ

最大の敵は自分の中にある。
初めて、自分の中の妨害者と賢者の声を意識することができた。
と同時に、敵を知ることで意識の中に潜む仕切り屋や潔癖性をコントロールできることもわかった。
PQ運動を実践し、PQ脳を鍛える。そして自分の深いところにある声を聞き取ることが日常的にできるようになれば、これからの生き方は素晴らしい方向に行くことは間違いない。
「人生を変えた一冊」になる予感。

0
2015年07月12日

Posted by ブクログ

 PQによる効用は、本人の潜在能力を発揮するという点である。多分に心理学的要素を含んだ言説だが、「オプティミストはなぜ成功するか」にもあるように、どうやらレジリエンスと関係するらしい。(ただし本著の主張するPQ(Potentiality Quotient)とポジティブシンキングとの差はわからなかった。)
 「オプティミストはなぜ成功するか」に絡めていえば、ペシミストの効用である能力の向上は筆者のいうところの賢者にも可能なのかデータがほしい。

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2019年12月10日

Posted by ブクログ

知人から教わって購入して読んだ本。
フレームワークなのだけど、単にグルーピングしただけという感じで腑に落ちきらず、また、具体的な事例などで埋め尽くして、分厚い本になるアメリカ人の文章という感じで、やや食傷気味の印象は持ってしまった。
しかし、妨害者の判定もやってみた。
何かのヒントは得られると良いなという思いで、引き続き、頭の片隅に入れておこうと思った、思えた、ものではある。

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2020年12月21日

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