【感想・ネタバレ】手のひらの蝶のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2013年06月21日

や ら れ た … !

最後のどんでん返しに見頃にやられた。
ここまで、ってほどミスリードに引っかけられまくった。
サイコミステリはもともと好きなジャンルではあるけど
この作品は本当におもしろかった。

どうでもいいんだけど、
西澤が私の脳内では西島秀俊で再生されて
終始かっこよかったです。

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Posted by ブクログ 2010年04月03日

読み返したい1冊。
こういう感じの小説はあまり好んで読まなかったのですが、タイトルに引かれて購入。
自分の知らないことが沢山吸収できました。

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Posted by ブクログ 2010年05月18日

ミステリー。
昆虫のDNAが人間に・・・。
医学用語がたくさん出てくるが、それすらも面白い。
最後の最後まで犯人がわからず(・・・後で考えると、そっかぁそこだよなとわかったけれど・・・)
そして、哀しかった。

最近は遺伝子操作された食物など出てきているが、こんな危険性をはらんでいるんだと
改めて感...続きを読むじた。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

初めて読んだが中学生の頃。正直中学生が読むものではないと思うけど当時はファンレターを書いて捨てた(チキン)ほど感動した。

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Posted by ブクログ 2015年08月21日

DZもでしたが 作者の知識量 情報量が多くて読んでいる間 理解に必死。理解していくのが楽しい。→読んだ次の行で忘れてしまうのですが。

自分に知識と理解力がもっとあればいいのに、『こんなすごい小説を100パーセント理解できないなんてもったいない 』 と 自分を恨めしく思いながら読み進めました。

...続きを読む昆虫 障害児童施設 猟奇 精神医療・・人間を取り巻く驚愕の世界の数々に圧倒。知ってしまうとどれもリアルで悲しい。知らないという事はなんと能天気な事でしょう。ミステリーとしてのプロットよりも 未知の世界の情報量に圧倒されたというのが正直なところです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年11月20日

本の中で載っている話。
吸血鬼ドラキュラの話しである。心理学や社会学の理論がちりばめられてある。ドラキュラの性各をフロイト的解釈で、十字架とニンニクは男根の象徴。オザリオ(輪)は女性器の象徴。つまり、性的なものを忌避している。ドラキュラが鏡に映らないのはラカンの鏡像段階理論から「幼児は鏡像段階を経て...続きを読む、対象化さあれた自我へと発展する。その場合の鏡とは、幼児の姿を映し返す母の目差しでもある。ドラキュラは鏡に映らない。彼は自己愛を獲とくすることにさえつまずいた」のである。
<悪のポジティブ・フィードバック>理論
犯罪が坂道を転がり落ちるような加速過程に陥りやすい理由として、自己処罰的な無意識の破壊行動を想定する精神分析派の考え方や、スリル刺激に対する麻痺、すなわち脱感覚がさらなる暴走を引き起こすとする行動生物学立場の説明。

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Posted by ブクログ 2010年01月06日

【あらすじ】
児童精神科医の小村伊緒が勤める児童福祉センター「のぞみ園」に母殺しの容疑者である九歳の少年・真下裕人が保護された。伊緒が治療にあたるうちに、裕人は心を開きはじめるようになる。同じころ「のぞみ園」の近くでは、奇妙な連続殺人事件が起きていた。その現場には母親殺害現場のものと同じ成分の黒い染...続きを読むみが残っていた―。「悪」の本質に挑む驚愕のサイコサイエンス・ミステリ。

【感想】

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Posted by ブクログ 2009年10月07日

6月に入った京都は、暑い日々が続いていた。
二件連続して殺人事件が起きたのだった。
5月に女子大生が6月にOLが血を抜かれた状態で遺体として発見された。
伏見署では、同一人物による連続殺人事件と断定し特別捜査本部を設けたのだった。
そんな中新たに事件が発生する。
夜に女性の悲鳴が聞こえたと...続きを読むの通報が入る。
マンションの暗い一室に入ると、そこには女性の死体がベットの上にあり気配がして懐中電灯を向けると少年は悲鳴を上げ痙攣して倒れた。
すぐに救急車を呼び病院に搬送した・・・。
少年は、児童福祉センターに保護された。
マンションでの死体は、少年の母親で容疑が少年にかかった。
少年は、無反応で精神的な治療を必要と判断された・・・。
奇妙な連続殺人事件は、その後も続いていく。
その現場には、母親の殺害現場のものと同じ黒い染みが残っていた。
児童精神科医の働きにより徐々に心を開いてく少年。
少年は、母親を殺したのか?
連続殺人事件との関わりは?
事件の真相は・・・?

小笠原さんが送るサイコサイエンス・ミステリーです。
結構難しい作りになってます。
児童精神科医に脳外科医が出てくればそこそこ難しくなりますよね。
ミステリーの方も難しいです。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

アラタ体とか、昆虫のホルモンについて小難しい事が書いてあり、文章も硬い。読むのに忍耐力がいる。
でもそこに描かれる愛情や憎しみは、そんじょそこらの小説よりよっぽど肉薄してるので、読後は大満足!ラストは胸キュンだし。キュンキュンだしw
吸血虫にはホラー的な要素も感じられて、ページ数は伊達じゃないなって...続きを読む思う。

この人もっとこういう話書いてくれればいいのに。

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Posted by ブクログ 2010年04月19日

重い感じがして少々読みづらい感じはしますが、後半に行くほどテンポが上がり読み応えがあります。最後は特にスリルに飛んでハラハラしたり。
重さが無ければもっと一般ウケされる気はするんだが、この重さが作者の色かもな。

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Posted by ブクログ 2020年05月06日

 マンションの一室で女性経営者が殺害される事件が発生する。現場に踏み込んだ刑事が見たのは、彼女の幼い息子が血だらけのアイスピックを握りしめ、茫然と佇む姿だった。児童精神科医の小村伊緒が、その息子・真下裕人を担当することになる。

 意思疎通も難しい状況から裕人に接し、徐々に心を開かせていく伊緒。どう...続きを読むしても彼が犯人だとは思えないのに、次第に明らかになる事件の状況から疑わざるをえない状況にどんどん追い込まれていく。まぁ、実際にはありえないであろうことが原因で人が豹変していく話だったからか、あまり入り込めず、最後のどんでん返しも「ふーん」という感じ。そしてタイトルは一体何だったんだろう。出てきたのはサシガメなのに。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

これ前に読んだ。読み始めてから気付くマヌケぶり。だいぶ忘れているところもあるので、折角だから読んでおきました。こないだうち、自閉症とか精神疾患モノを立て続けに読んだのでその流れで買ってしまった。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

児童福祉センターに母殺しの少年が保護された。その頃巷では血を抜かれた奇妙な連続殺人が起きていた…児童相談所・昆虫のDNA・犯罪心理・脳外科一見なんの共通点もないようなものが緻密な描写によってつながってくる。サイコサイエンス・ミステリー。

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