感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2013年05月05日
私が私の願いをみつめているようにあなたがあなたの願いをみつめてると、信じることができれば、それこそがたったひとつの私の愛の形。つるっと可愛い心にサラッと涼しい体にほほ染めて純情詩集。
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理由あって、久しぶりに再読。初...続きを読む版で読んでいたから何年振りだろう。
銀色夏生は、この初期のころと、そのあともう一回良い時期があるね
Posted by ブクログ 2013年07月23日
この本を最初に読んだのは中学生の頃。
長く再読してなかったけど、ふと全部読み返してみたくなって。
中学生の頃はそんなに多くの本を読むことはなかったけど
銀色夏生さんと藤本ひとみさんの本だけはかかさず読んでいた。
恋する時間いたワタシに愛はまだ遠くて
銀色さんの紡ぎだす言葉と景色にただただ感嘆した...続きを読む。
特に珍しい景色でなくても、現実のワタシの目からは
銀色さんの景色の色がどうしても見えなくて
大人になればワタシにもこんなに青く白く静謐な景色が
見えるんだろうか…と憧れながら何度も何度も本を広げた。
大人になっても、やっぱり銀色さんの写真と
言葉を置いたスペースの余白と行間と景色がとても好きだなぁと。
中学生当時、夢と光を追いかけてばかりで
夢見がちなワタシには見えないことばかりだったけど
ココロの心情を通して見る同じ景色の違う表情を幾つも経験した今
いろんな時間のアルバムを見ているようで少しくすぐったい。
Posted by ブクログ 2011年11月25日
すりきれたFMの
赤いLEDは下2個点滅
君が見つけたなにかを
見えたと思った
250分の1秒後
1万光年の川向こうで
背を向ける君
君の願いと
僕の願いと
銀河は叢雲に覆われ
最後の月の光に
一度だけ輝く雫
写したはずの
ぼくのフィルムは
黒く
濁った
Posted by ブクログ 2011年01月24日
25年経過しても、
すぐここにいつもある世界。
あまりにも好きすぎて、
誰にも教えていないほど。
と〜っても有名な作品だけど。
人生で一番の宝物。
Posted by ブクログ 2010年09月02日
思い出の中にだけ やさしいあなたがいる
思い出の中にだけ 伝えなかった言葉がある
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80年代の銀色本は、いい具合に
心の傷にタバスコをすり込んでくれます。
苦しいなあ!!
Posted by ブクログ 2010年05月30日
初めて読んだ銀色夏生さんの詩集がこれ。当時中学2年生だったわたしには刺激的でさえあった。微妙な心のひだが短い文や言葉で表現されていて、幼いわたしには全く想像できない世界だった。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
写真がきれいじゃないか。引き伸ばしたの欲しい。文章は感覚的でさらさらしててそういう気分の時にはいいかもしれない。清涼飲料水のようだ。ご機嫌な夏休みに海水浴して、シャワーを浴びてごろんと寝っ転がってる時に吹いてくる風のような本だね。ぼーっとした肌に心地よい。秋になるまでには消えてしまうんだけど。すすき...続きを読むは黙って光っていた。ああ、このことのために、この光るものとそれを取り巻く静けさのためだけに何故生きていけないのか。何故ハッとさせられるだけなのか……珍しくストレートな言葉ですね。走り書きのように正直な気持ち。私もこう思って宇宙に放り出されたように宇宙からはみ出てしまったように悲しくなることがあるよ……。'89
Posted by ブクログ 2009年10月07日
大事なことは足跡ではなく
むしろ足そのもの
片思い隠しているの
手をとってどこでもいこう
ひどい顔して
愛シテ
どんな人よりボク キミの方がいいよ
ああ
今なら邪魔が みえません
遠くへだてた二人の間を 横切るものはありません
Posted by ブクログ 2014年04月18日
タイトルがとても好きな一冊。
詩を読まなくとも、このタイトルを目にするだけで満足してしまっている自分がいます。
なんとなくふと、声に出してしまいたくなるフレーズ…「これもすべて同じ一日」。