【感想・ネタバレ】萩原重化学工業連続殺人事件のレビュー

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Posted by ブクログ

まさにこの作品を求めていた。
現時点で浦賀和宏さんの最高傑作と確信。(『女王暗殺』と『彼女の倖せを祈れない』のみ未読)

僕はこの小説を書くために生まれて来ました。
あなたもきっと、この小説を読むために生まれて来たのです。―――浦賀和宏

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2015年04月29日

Posted by ブクログ

『他者の自我の存在を確かめる方法は、ない。自分のような喜怒哀楽な他人に存在していると、一体どうして分かるのだろう。他人は全員ロボットで、喜怒哀楽を持っているふりをしているだけではないのか?どんなに手段を尽くしても、観察できる自我は、自分のものだけだ。他人の自我を確認する術はない。絶対にないのだ。他者に行くことは宇宙に行くより難しい。いや、そんな次元ではない。他者には行けないのだ。』安藤が一回も出てこない。新シリーズもだいぶ飛んでるけど面白い。

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2012年11月18日

Posted by ブクログ

まるで捻りのないシンプルな、それでもインパクトのあるタイトルですが。そこから想像できる王道の連続殺人ミステリ、ではありませんでした。良い意味で裏切られましたよこれは。まさかこういう話だったとは。
「首切りの論理」ならぬ「頭切りの論理」に絶句。うわぁ、そんなのってあり? 謎めいた組織だの不死身の少女だの謎めいた双子だのとさまざまに奇妙な要素が登場しますが。本質はやっぱりミステリ(ただし一筋縄ではいかない)。「消える人間」の謎は、そういう解決か!と驚愕しました。あの能力を前提にしたうえでの見事な真相。
しかしこれを読むと。人間の本質というのはいったいなんなのか、恐ろしくもなりますね……。

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2009年12月29日

Posted by ブクログ

安藤君シリーズ・シーズン2の第一作目だったそうです。ここのところ救いの無い話が続いていたので、それに比べれば幾分マシな話だったかと(それでも後味の悪さは残りますが)。
相変わらずのエログロシーンや、謎の組織の存在をちらつかせる部分など、浦賀先生らしい話だと思います。ミステリとしては先が読めてしまう部分や、トリックとしてどうかと思う部分はありましたが、一気に読んでしまいました。松浦純菜シリーズの後半に比べると、こちらの方が率直に面白かったです。今後彼らがどう安藤君と絡んでくるのか楽しみです。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

3.5★ SFを謎解くとはさすがに酷いな。双子のネタの新鮮さもほとんどなくなった。頭輪割の動機も推定範囲以内。最後は悲しいと虚しいの愛物語になったのも悪くはない。“神”視点の男女の正体と自我意識や現実と仮想現実のパラドックスの洗脳論述もなかなか安藤直樹風だったが、安藤は一度も登場してなかったのは遺憾

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2015年12月26日

Posted by ブクログ

だいたい同じような話なんだよね結局は。笑。このパターンね、って読んでる最中に気づく。それも浦賀作品の愛されポイントなんでしょう。

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2013年04月08日

Posted by ブクログ

安藤シリーズの続編らしいが、主要人物は登場せず。
久しぶりだったので、世界観を把握するのに時間がかかった。
今度どうつながっていくのだろうか。

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2010年01月29日

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