【感想・ネタバレ】才能とは続けられること 強さの原点のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

 平成8年(1996年)25歳で前人未到の七冠(竜王、名人、棋聖、王位、王座、棋王、王将)を制覇した羽生善治さんの「才能とは続けられること」、2012.2発行。羽生さん、すごいですね! 2015年、44歳の現在も四冠(名人、棋聖、王位、王座)を保持されています。残りのタイトルは、渡辺明竜王・棋王と郷田真隆王将です。「継続は力なり」ですね!到達点の高低はあるでしょうけど、何事でも継続すれば、必ず何かを掴むことができますよね(^-^)
 退職してからは入ってくる情報が少なくなりました。自らアンテナを絞っていることも大きいとは思いますが。沢山の情報の渦の中で暮らしている羽生善治さん、情報は「選ぶ」より「捨てる」ほうが難しいと。「才能とは続けられること 強さの原点」(2012.2)、再読です。小学5年生で二上達也師匠に入門。6年生から3年間、最も将棋に打ち込んだ奨励会(6級で入会、中学3年生で四段)入会同期生(昭和57年組)に、森内俊之、佐藤康光、郷田真隆ら。19歳(1989年)に初タイトル竜王。1996年七冠。2017年永世七冠。

0
2015年12月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2012年9冊目。
125頁。


三省堂神保町店で購入。




≪本文引用≫
p.42
 私の場合、集中するために、対局前は必ず頭を休ませます。人によっては、将棋の研究をして将棋づけになっている人もいますが、私は頭の中を空っぽにし、ボーッとできる空白の時間をつくるように心掛けています。

p.47
 将棋に限らず勉強でもスポーツでも仕事でも、大切なことは「継続すること」だと思っています。

p.60
 米長先生は「釣った鯛」にたとえてこんな話をしてくださいました。
 「目の前においてじっと見ていても、すぐには何も変わらない。だから大事にもってようとするでしょう。だけど、そのうち間違いなく腐ってしまう。どうしして腐るかというと、ときが経つからです。ときが経つと、状況も変わってしまう。今は最善だけれど、それは今の時点の最善であって、今はすでに過去なのです」

p.119
 膨大な情報から自分に役立つ、あるいは必要な情報を得るには、「選ぶ」より、むしろ「いかに捨てるか」のほうが、重要だろうと思います。

0
2012年03月18日

「ビジネス・経済」ランキング