【感想・ネタバレ】八重と会津落城のレビュー

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Posted by ブクログ

今年の大河は山本八重。綾瀬はるか主演ということで、否が応でも盛り上がります。八重についての本も多く出されているようで、本書もそのひとつ。
もともとは幕末の会津藩について紹介した本なのでしょう。八重については、どうもあとからつけた印象あり。。

会津藩といえば、武士道、精神論というところなんでしょうが、本書では一方での戦略のなさ(場当たり主義的な)、リーダーシップの欠如(責任者不在的な)に焦点を当てています。それと対比した、西郷隆盛を中心とした薩長政府軍の時代に乗った勢いと、合理的近代的な軍隊としての違いも興味深い。

最後の落城の場面の物凄さと女性たちの勇ましさについて、詳しく読んだのは初めてでした。同じ日本人がこのように戦ったのがほんの150年前という事実に驚かされるとともに、戦後日本の(まれにみる)平和な時代のありがたさを実感します。

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2013年01月04日

Posted by ブクログ

文章が論文調で読みにくく、おもしろいという感じではなかった。しかし、資料の引用が多く、意見の押し付けのような雰囲気はなかったので、史実をなるべく正確に伝えようという気持ちが感じられた。八重さんブームに乗っかった感じで、八重が中心におかれている感じはなく、この内容ならむしろ松平容保の視点であったり、戦った男性の立場の方が良いと思う。会津の戦い方についてはよくわかり、会津のもろさも読んでいて感じた。忠誠で、頭のいい人がたくさんいる藩であっただろうに、それがとても惜しい。

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2013年03月23日

Posted by ブクログ

幕末の会津藩の様子を理解するには、程度の良い内容でした。八重については、それほど詳細は書かれていません。

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2013年03月09日

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