あらすじ
書く力・伝える力・数字力・ニュース力から、発想力・コミュニケーション力・想像力まで!読むだけで磨ける仕事や勉強に役立つスキルの身につけ方を伝授。元NHK『週刊こどもニュース』のお父さん役、わかりやすいニュース解説でおなじみの池上彰氏が、新聞記事を厳しい目でツッコミを入れつつ説明する。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
現代ではテレビやネットから情報収集をする人が増えている。
印象操作やフェイクニュースが問題視されている中、新聞は出どころがはっきりしていて多くの人の目が通されているという観点からして信憑性の高いものと思っていた。
しかし、他社と比較すると同じニュースでも主張が全く異なり、受け取る印象が変わってくる場合も多くある。
鵜呑みにするのではなく、いろんな情報と照らし合わせ、多角的な視点を忘れないことが重要だと痛感した。
Posted by ブクログ
池上彰の新聞活用術 2010/9/30
洞察力や文章力アップも期待できる
2010年11月3日記述
最近よくTVの解説番組でよく見る池上彰氏の本。
本書はタイトル通り、世の中にあふれる情報の中で特に新聞をどう読み、どう活用するべきかを示している。
池上氏の以前の著作である新聞勉強術などと内容がかぶる箇所もある。ただ池上氏と言えど大きな書店でも無い限りちょっと前に出版した本でも店頭になかったりするので、その意味でありがたい事だ。
特に今まで新聞を何となくしか読んでいなかった人や中学高校生などに特にオススメできると思う。
基礎的なメディアリテラシーのないままやみくもに新聞やニュースを見るよりはしっかり新聞やニュースがどう作られどう読むべきかわかった上で読んだりする方が良い。
新聞独自の書き方、読み方も書いてあり、この本を読んだ後には新聞の読み方が変わる事は間違いない。
また本書は新聞から推察できることや文章の書き方や伝える力を伸ばすための注意点も述べている。
このテーマはベストセラーの「伝える力」に通じるものがある。