【感想・ネタバレ】「うつ」を治すのレビュー

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Posted by ブクログ

文章の所々に読者への配慮と優しさが感じられて好感。前半にはうつ病とはどのようなものか、後半にはうつ病の治療にはどのようなものがあるかが書かれています。「うつ病になりやすい人は几帳面できまじめな人が多く、きちんと最初から読もうとするが、それでは疲れて辛くなったりするので、目次にざっと目を通して自分に役立ちそうなところから読んでみて下さい」といった事を著者は序章で述べています。全体的に文章が平易で、読者が読みやすいように構成されています。うつ病ってよく聞くけどどんなものだろう?と初めて本を手にする人にオススメです。

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2012年01月27日

Posted by ブクログ

良書。
うつ病を患う人も、うつ病の家族、友人を持つ人も、これを読むだけでうつ病という特殊な病の理解度が深まります。
若干古い書籍なので、それに応じて情報も少し古いですが、それでも十分すぎる内容です。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

前半部分はうつ病の基礎知識。非常にわかりやすい内容で、うつ病とはどんな病気か、ということを知るためにはうってつけ。
後半部分はうつ病の治療方法を説明しているが、著者が「認知療法」をとる大野裕氏なので、「投薬治療」よりも、認知治療の説明にページを割いている。
うつ病入門書に適した一冊。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

明確に区別はできないけど広いうつとうつ状態の違い、うつのサイン、対策や治療なんかのうつ病の基礎の基礎を学ぶには良い本。うつになった原因を追及し過ぎてもいけない、気分が沈んだ時1つのことにこだわっていないか考えるなど自分でも実践できそうなことが書いてある。

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2021年12月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

[ 内容 ]
誰もが経験する気持ちの落ち込み。
でもそれが一週間以上も続いて眠れなくなったり、食欲が落ちてきたりしたら要注意。
「うつ」に苦しむ人が増えている。
「うつ病」は「心の風邪」ともいわれるが、「気持ちの問題」として軽視すると、自殺などによる死に至る危険も小さくないと著者は警告する。
本書では、本人にも周囲にも気づかれにくい症状の解説と併せて、認知療法、SSRIを用いた薬物療法などの治療法を紹介。
辛い気持ちを抱えた多くの人たちをやさしくサポートする。

[ 目次 ]
プロローグ 身近な“うつ”に要注意
第1章 うつ病のサイン
第2章 うつ病はどんな病気か
第3章 うつ病の心理的治療
第4章 うつ病の薬物療法
第5章 うつ病の社会的治療
エピローグ 社会全体でのサポートを

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2011年04月19日

Posted by ブクログ

非常にわかりすく丁寧な説明で解説されており、良書だと思います。
「うつ」の人だけでなく、予防や理解という観点から誰が読んでもためになる本だと思います。
10年以上前の本なので情報が古い分★4つにしましたが、内容的には★5つだと思います。

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2013年08月07日

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大野裕博士の本。気を失って倒れる前に読んだので、中身の記憶はほとんどない。でも確か認知療法について詳しく書いてあったと思う(たぶん)。

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2009年10月04日

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うつ病について、その症状や治療法を紹介してあり、そしてわかりやすい。

自分がうつとはいかないまでも落ち込んだ時に読みかえしてみたい。

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2014年07月05日

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うつについて,症状から治療方法までを平易に概説.うつ状態からうつ病まで連続的なものであること,原因を追求するよりも目下の問題解決に目を向けるほうが有意,脳内の伝達物質のバランスが変化した状態が要因,環境の変化などで強いストレスを感じた時に精神的な態勢を立て直すための適応的な意味をもつなどの記述に共感.心の「風邪」といってすぐ治ると軽視するのは禁物.寛解状態になってからも1年くらいは薬物治療を継続すべきであるし,かつ再発性が高いと注意を促している.治療に関して,心理的方法として3C(Congnition,Contorol,Comunication)が大事と簡潔にまとめられるとともに,薬物療法の概要がまとめられている.情報が一通り整理されている.

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2014年06月02日

Posted by ブクログ

まず、非常に分かりやすくまとまっている点が好印象。臨床経験のある著者の言葉は、誰が読んでも分かりやすいように平易な言葉でコンパクトにまとめられ、それだけに説得力もある。
「うつは心の風邪のようなもの」という標語が普及する中、病気としての「うつ」の深刻さが薄れつつあることに警告を発し、同時に繰り返し訴えられる「適切な治療を施しさえすれば必ず治る」との一言が頼もしい。精神医学的診断基準により「うつ」と規定される症状だけでなく、私たちが日々感じているような「ぼんやりとした不安感」「理由のない気分の落ち込み」といった身近な状態までもを対象に含め、今からすぐにでも参考にできる実用的なアドバイスや対処法が示されている点も良かった。
個人的には、今現在自分がうつ病ではないかと悩んでいる人や、実際にうつ病で通院している人向けに役立つのではないかと思われる一冊。自分の今の状態の整理として、また自己理解の助けとして使えるものになっていると思う。実際の治療法に関しても、心理療法と薬物療法、そのどちらの立場にも偏り過ぎずに、個人個人の状態に合わせた併用が求められるとしていたところは良心的だと感じた。うつ病経験のない読者にも、いざ自分がそういう立場に立たされた時、また身の回りの人がうつ病になった時の、転ばぬ先の杖として読んで損はない入門書。

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2010年06月26日

Posted by ブクログ

「何をしても気分が晴れない」「ゆううつだ」「死にたい」……そんなあなたは「うつ病」かもしれません。近頃増えているこの病についての入門書。

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2009年10月04日

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