【感想・ネタバレ】「幸せなお産」が日本を変えるのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

とりあえずちょっと興味あったので、真逆の方法で産むなのに何だけど、日本宗教的自然主義もどんなもんなんだろうと思い読んでみた。

それなりに日本にしてはエクストリームだなーという感じ。昭和1桁生まれに育てられただけあって、私にもすんなりと入ってくる土壌というか、あぁそんな感じね、と思うところはあって。神の前にひれ伏したいです!とは全く思わないけど、まぁ一理あるよね、という感じ。

他の医学もそうなんだけど、日本て、そんなに閉ざされてるの?医者も、海外と交流ないの?なんか、あまりに閉鎖的で(所謂日本の産科学が)、逆にびっくりしている。

ある部分では吉村さんの論が欧米的なやり方とぴったり重なり、日本の「普通」だけがひとりでずれていたり、
ある部分では彼の言っていることは宗教的にはわかるが、今更逆戻りは出来ないし、時代に合った形での最善を求めた方が合理的なんじゃないかなと思うし、
ある部分では、(彼がアンチだと思っている)日本の「西洋文化」と言われる物って、西洋文化と違う物であり、日本だけに独自にある、ただのアホ文化よね、と改めて失笑したり、

まぁ、(私は)重くなく軽く読めて、
そこ2いい本だったかなー。3です。THE星3つ、っていう本。


Key learning memo
・日本にもウテメリンばーか、って言ってる医者が居たw

早産居ない。妊婦がお腹の張りを訴えると、早産するかもしれないとおどかされ、絶対安静を命じられます。そして子宮の収縮を抑えるウテメリンという注射を打たれます。この薬はめちゃくちゃ高くて、医者が儲かるものですから、ちょっとお腹が張ったと言うだけでも、すぐ打たれる。
(中略)
妊婦六ヶ月くらいから、8、9ヶ月まで入院させて、ベッドで安静にさせられます。(中略)それでもたいtり帝王切開になって、結局早く生まれてしまうことが多い。いったい、なんのための入院で、なんのための入院だったのでしょう?
お腹が張る?どんどん歩きなさい。子宮口が少し開いとるね。ばんばん運動しなさい。
それでも早産はゼロです。早まっても35週。普通は38週や40週で元気に生まれています。運動したら早産するというのは大ウソ。早産を防ぎたかったら、どんどん運動すべきです。
動く事によって、子宮自身の生命力を高める。寝ていては、生命力は高まらない。ましてや、薬を打てば生命力は下がってしまう。

・陣痛促進剤は、準備が整っていないのに無理に出そうとするから、いろんな弊害を招き、鉗子や吸入などの医療介入を招く

・産婦が恐怖を感じると、草食動物と一緒で、脳みそで反応して優位になる神経が入れ替わってしまい、難産になる。それで人工的にホルモンを補うが、その調節は神業なのでとても難しい。

・昔は1000人のうち40人の赤ちゃんがしんでたが、今は医療介入で7人になった。

・産科学では、妊婦に栄養のあるものを食べさせろと言うが、私はパクパク食べないで、和食中心の自然食を食べさせる様にしました。するとお産が楽になった。
破水しても抗生物質など投与しなくても感染症など起きない
微弱陣痛でも陣痛促進剤を打つ必要はない

・今の医学は人間を部分だけで見る
血圧が高いとか低いおかいって薬を出す。でも血圧高いのは高くなる様な他の条件があるからであって、血圧だけを薬で下げてどうするのですか。今の医学は全部がそう。

・ほとんどの異常は医者が要らん事をしたか、女性が妊娠中にゴロゴロ、パクパク、ビクビクしていたことが原因。前置胎盤や胎盤早期剥離など、生物学的、医学的、産科的に起こる異常は本当にごくわずか。月に30-40件お産をしていて何年に1件あるかないか。そういうものは事前にある程度わかるから、あらかじめ準備をすればよろしい。しかしそんなケースは本当に稀にしか起きません。

・妊娠中働くのなら、体を使った労働をしなければ。農業や家事ならOK。お産のためにプラス。でも体を動かさず、男的なオフィスワークをやっていると、妊娠中毒症が起きやすいし、お産も大変になる。

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2013年07月11日

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