あらすじ
鉄製の飾り格子「鉄窓花」、色とりどりのモザイクタイル、重厚な赤レンガや素朴な装飾ブロック……
台湾各地に残るノスタルジックな書店やカフェ、映画館などを、ディテールの鑑賞ポイントと併せて紹介。貴重な資料や写真も盛り込んだ、台湾人の著者でなければ書けない建築ガイド。台湾街歩きのお供に最適の一冊。
【目次より】
レトロ建築を楽しむポイント:
「鉄窓花(飾り格子)」/人造石/赤レンガ/装飾ブロック/セラミックタイル
●台北・宜蘭――青田七六、紀州庵、九フン茶房ほか
●台中・彰化・雲林・嘉義――拾光机、小夏天、玉山旅社ほか
●台南・高雄・屏東――林百貨、書店喫茶一―二三亭、全美戲院ほか
台湾を3つのエリアに分けて、全24件の建物を紹介。書店やカフェなど、ほとんどの建物が実際に訪れることが可能。
著者紹介:老屋顔(辛永勝・楊朝景)
2013年から台湾各地に足を運んで各年代のレトロ建築を訪ね歩き、レトロ建築のファンクラブ「老屋顔」(意味については「まえがき」を参照)を設立する。FacebookやFlickr、InstagramなどのSNS上で情報発信するほか、「老屋顔アプリ」の開発など、さまざまな形でレトロ建築の魅力を伝える活動を行っている。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
まず最初にディテールの説明があり、その後、個々の建築について解説していく。その解説の中には過去の建物や持ち主についても多からず少なからず触れられており、写真と文のバランスもよく、読みやすい本だった。
Posted by ブクログ
台湾のレトロな建物が大好きです。
装飾を施した窓の外の鉄格子「鉄窓花」、赤レンガや装飾ブロック、様々な色や模様のタイル。
どれもこれもかわいくていつもInstagramで眺めては楽しんでいます。
台湾各地の、今はカフェや書店、ゲストハウスなどにリノベーションされた24のレトロ建築が紹介されています。
それぞれに、建築時期や築年数、当初の用途、歴代の家主、鑑賞ポイントがついているので、建物にまつわる歴史に想像を膨らませながら写真と共に楽しむことができます。
ぜひ次の台湾旅行の際にはここで紹介されている建物を訪れてみたいな。
Posted by ブクログ
本書で紹介している建物はほとんどが日本統治時代に建てられており和・洋との折衷が多いのですが、台湾という土地にあるからこその独特の風合いを持っています。日本の古い建物とはやはり趣が全然違うので、いつか現地で見て回りたい。
このへんがすき
・九份茶房
・合盛太平
・旧書櫃人文珈琲
・拾光机
・神榕147
・鹿角枝珈琲
・書店喫茶 一二三亭