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Posted by ブクログ
綺麗なイラストと共にイギリスの人の暮らしや土地柄に沿った家の解説書。
その土地の石や木に合った家の種類、ライフステージごとの住まい方を知ることができました。
ゆったりと「自分ならどんな家に住みたいかな」と思いながら読み耽りました。
Posted by ブクログ
タイトルはセンスがないなあ・・・ 単に「英国の間取り」だけのシンプルな方が良いと思う.
一番古いのは1400年代,新しいのは2011年かな.古い家に手を入れ続けながら住むという,いずれも現役のイギリス(いくつかの例外を除いて,ほぼ全てイングランド)の住宅を各フロアの平面図を中心にイラストと簡単な文章で紹介する本.
知り合いの家とか,旅行先で泊まったB&Bを思い出しながら楽しく読んだ.
「日本でもできる!」はかなり誇大広告で,そもそもの広さが違ったりするので再現は難しいのだが,イギリス人はとにかくどの部屋にも椅子やソファをたくさん置くんですね.確かに我々みたいに直接床に座ることがないので,そうなるのかも.
Posted by ブクログ
著者が滞在した英国の、住宅についての様々な事項と、
滞在した約70軒以上の家の魅力をイラストと共に紹介する内容。
・はじめに・・・英国の間取りの秘密
・イギリスの住宅史
1 イギリスにはどんな家があるの?
2 イギリスの家の魅せポイント
3 ライフスタイル別イギリス人の住まい方
4 訪問できる有名人の家の間取り
5 イギリスの住宅Q&A
カラーイラスト多数。コラム有り。参考文献有り。
訪問した個人宅のデータ:竣工年・様式・家の形態・場所・
家族構成・購入時期・購入理由・ガーデン・訪問時期
英国の住宅史、住宅の種類、外観や内観、間取りを、
親しみやすいイラストと分かり易い文章で紹介しています。
地形や建築材、土地の歴史や文化、生活等での違いがわかり、
英国文学や芸術作品に親しむとき、又は英国を舞台とした創作を
するときの参考になる、内容です。
また、環境と歴史から、日本は主に木材・土・紙など、
英国は主に石・レンガ・ガラスなどと、建築材の違いも
見えてきます。庭の広さにもびっくり。
ナローボートの住居としての生活も興味深かったです。
でも、インテリアや照明等、参考になることも多い。
目を皿にして、楽しく読みふけってしまいました。
Posted by ブクログ
イラストに惹かれて購入。
イギリスの住宅史や地域ごとに変わるイギリスの家についても学べます。
作者のイラストが素敵なのも魅力。
イギリスに憧れているので、わくわくしながら読みました。
Posted by ブクログ
イギリスでは新築よりも、歴史を感じる築年数の古い建物が好まれるそう。
古い物件を自分の手でリノベーションして、価値を上げて行くのいう考え方が素敵だと思う。
それぞれに好きな建築様式の時代があるのも面白い。
筆者が訪ねたお宅を、平面間取り図で紹介していて、イラストがとても可愛い。
ワンポイントでイギリスの建築知識を解説しているので、そちらも面白い。
家主の自慢の家なんだろうなと感じる。
ただ、タイトルがいまいち良くない。
日本で紹介されている様な間取りを作るのは、スペースの関係上ほぼ無理。
タイトルはインパクト重視とは言え、編集はもっと良いタイトルを付けてあげれば良かったのに。
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イギリスのいろんな年代の家が、今日どんな風に使われているか、綺麗なイラストで解説。
庭が広い、居間が家族用と来客用と二つあるなど、関東の暮らしからは想像もできない贅沢な空間。
見ているだけでも楽しいし、間取りが好きな人にも楽しめるし、絵本のような綺麗さもある。
インテリア本としても良い。
Posted by ブクログ
イラストが本当にかわいくて、見てるだけで楽しい本。
地層がそれぞれ違う地域ごとにどんな家が建てられてきたのか、イギリス人の家に対する考えがわかる本。これを片手にイギリス行きたいなーと思うそんな1冊。
Posted by ブクログ
間取りはやっぱり楽しい!
微細なイラストで描かれた英国の家々。
お城からボートハウスまで載ってます。
古い時代の家の外観はそのままに
中は家族の住まい方に合わせて
フレキシブルに変えているのが魅力。
むずかしそうに思える水回りの変更も
意外とやっている家が多かったけど
そのあたりの事情は日本と違うのかしら。
あと、コンサバトリーという
サンルームの存在が素敵だと思いました。
温室発祥のインナーテラスのような場所で
日光が貴重なイギリスでは重宝されるみたい。
暑さ寒さも外よりなさそうだし
テーブルで優雅に紅茶とか飲んでみたいわ。
Posted by ブクログ
マンションのチラシやネットで不動産物件の家の間取り図を見るのが好きなのだが、海外のものはネットでもなかなかそういった情報にたどり着けず、この本はタイトルだけで飛びついてしまった。
ざっくりと年代や地域、社会階級による建築様式の違い、庭や部屋のレイアウトや窓や暖炉の構造、空間の使い方まで書かれており、個人宅から有名人宅、お城まで載っている。海外の住居についてほとんど知らない私には非常に楽しかった。
残念なのは写真が全くなく、すべてがカラーイラストで描かれていること。個人宅を取材しているのでプライバシーの問題はあるのだろう。それから、図面にもれなく家具などが書き込まれており、これも色付きのため、ごちゃごちゃして見づらい印象だ。日本の不動産案件のような、家具などがない間取りだけの図面も見てみたかった。
Posted by ブクログ
英国のすてきなおうち。うっとりする。イラストもよい。日本は新築が好まれるけれど、英国は新築は好まれない。古い家を自分らしくして住む。庭づくりをして窓からの眺めを工夫したり、DIYをして暮らしを大事にする
。楽しみ方がすてきだな〜と思った。
ただタイトルに日本でもできる!って言うのは、無理かな。フロントガーデン、バックガーデン、庭ふたつ!お客さん招いたときに使うゲストルーム、余裕のある空間が、、、。
Posted by ブクログ
インテリアや間取りだけでなく
イギリスの家の歴史の勉強にもなる本。
建てては壊すを繰り返す日本の家とは違い、
一度建てたら『建て替える』という概念がほぼないイギリスでは
家はその土地土地に『はえている』ものらしい。
何百年も前から立つ家が、次々と住人を変えながらも
時代に合わせて手入れされ更に素敵になっていく。
自然災害の多い日本ではとても真似できないけれど
こんな家に一度でいいから住めたらと、
想像するだけで楽しい本でした。
Posted by ブクログ
今まであるようでなかった「英国の住宅の間取り」。毎日を楽しく住むための工夫、そして家への愛情にあふれた1冊です。
珍しい間取りや家の作りが時代ごとにまとめられていて、イギリスへ行ったときに深く考えもせずにすごいな~と眺めていた家々がこうなっていたなんて!とびっくり。コッツウォルズの特徴的な家は知っていたけれど、それ以外は初めて知ることばかりでした。日本の味気ない街並みとヨーロッパの景観が決定的に違う理由が、築年数は建築物の価値に影響するかどうかだと思っていて、本書を読むと古いものをより美しく磨いていく素晴らしさがしみじみと伝わってくる。そしてガーデンの広さにめちゃくちゃ驚くと同時に国民性だなあと思う。どれも素敵なおうちで今すぐ住みたい!