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Posted by ブクログ
大噴火によって島の大部分を失い、火山灰が積もり、生物が死に絶えたクラカタウ島が、どのように植物や生き物を増やし再生していったのか、順を追って解説されています。
なぜその品種の木が生えるのか、その種類の虫が増えるのか、など再生されていく生命の一つ一つに理由があって、なるほど!の連続です。
島の100年の経過を辿るので長いですが、とてもわかりやすく納得のいく解説でおもしろいので、ぜひ読んでほしい絵本です。
は世界中の研究者たち注目していたクラカタウ島、最後の方にこんな一文がありました。
「クラカタウ諸島は、実験室ではできない、長い時間をかけておこる生物の世界の変化をわたしたちにおしえてくれているのです」
まさしくその通りで今後も変化していくのか気になります。
Posted by ブクログ
「インドネシアにあるクラカタウ島で、1883年に大噴火があり、そこに住んでいた生き物すべてが消えました。その後、どのようにして動植物が島にたどりつき増えて行ったのでしょうか。それぞれのやり方があるのです。クモ、アリ、トカゲはどうやって?謎解きですね。長い間の調査結果のもとに、この絵本が出来上がりました。」
(『読んでみない?科学の本 しらべてみようこんなこと』子どもと科学をつなぐ会 編 連合出版 2000 の本での紹介より抜粋)
Posted by ブクログ
1883年5月 インドネシアあたりのクラカタウ島で大噴火が起きた。その噴火で島の半分が吹き飛び、もう半分のあらゆる生物が消滅した。
残された島は、何年も掛けて少しずつ蘇っていった。
こんなことがあり得るんだ。
Posted by ブクログ
非常に興味深い内容でした。火山の噴火であらゆる生物が消滅してしまいますが、虫や鳥や小動物そして、植物から微生物までが、長い年月を経て島に蘇るのですが、その説明が分かりやすく説明されています。明治時代初期にインドネシアで実際にあったことですが、細かく研究調査がされています。