感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
私も茜寧に似ているところがあって、自分のようでゾッとした。
全体的な感想として、読みやすく、茜寧に共感できることが多く一気に読んでしまった。人物ごとの目線で描かれていて、それもまた楽しかった。
----感じ取ったこと----
・映像化に対する住野さんの考えが込められていて、作品は、読み手によってその人だけの物語に変わるのだと感じた。
・自分は何者なんだろう?という思春期にありがちな悩みに対して、茜寧は自分と似ていると感じた少女のマーチの少女に憧れ人生の指標にしたのではないか。
・茜寧と美優、樹里亜と朔奈で対比されていて、記録を残す上村くんとあいは共通した関係。
・茜寧は、茜寧だけの少女のマーチっていう軸を持っていて、だから本当の小説にはない行動をしたんだと思う。茜寧の少女のマーチではそうだったから。
Posted by ブクログ
347ページ
「バヤシーがこちら側に来てくださったこと大変光栄に思っております!」
「あら、とても不本意でございますけれども!」
からの熱量が半端ない。
小説と物語が錯綜する不思議な世界。
自分も現実世界と自分の内面を考えてみたり。
Posted by ブクログ
自分の信じている世界が全てとは限らない
自分のことは自分しかわからないけど
外から見える自分は周りの人にしかわからない
気づかないうちに自分の常識で人を傷つけているかもしれない
茜寧のように自分を投影する気持ちはわかるな〜と思いつつ、さいごの作者の気持ちもめちゃめちゃ分かったし
色々な人生を生きてきた人たちの見方みたいなのがすごく面白かった。
嫌いは好きってこういうことだなとも思ったし
なんか見応えのある本だった
やっぱり住野よるさんの本が好き
Posted by ブクログ
懐かしい感情と大人になった今も感じる感情とあり、物語の中にスムーズに入れた。
自分が若返った気分になり楽しく読めました。
ただ、大人になったからなのか客観的に見る部分もあり若い時にこの本に出会って主人公と自分を重ねて読みたかった‼︎