あらすじ
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フリーランスになりたい人、なりたての人、なったけど不安な人。
すべてのフリーランサーに捧げる、 「フリーランスになるため」「フリーランスを続けるため」「フリーランスとして成功するため」の教科書!
ドイツ・ベルリン在住イラストレーター/漫画家の高田ゲンキが教える「フリーランスの教科書」
フリーランスへの関心と「なりたいひと」は増えているのに、「なり方」「なってからどうしたらいいの?」「フリーランサーのリアルな実態」を教えてくれる本はありませんでした。
フリーランスになりたい人、なりたての人、なったけど不安な人。もちろんサラリーマンのひとも。
「フリーランスという働き方」について、著者の実体験を踏まえながらあんなことからこんなことまで話しちゃいます。
フリーランスとして働くための心構えや必要となる実務、さらに各業種の先輩フリーランサーのインタビューも掲載。
読めばあなたの世界が広がること間違いなしです。
【目次】
ホームルーム ようこそ、フリーランスの世界へ!
1時限目 フリーランスについて知ろう
2時限目 フリーランスの働き方を理解しよう
3時限目 フリーランスになるための準備
4時限目 フリーランスになったら
5時限目 仕事の進め方
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
個人的には「世界一」とか「絶対」とか「~がすべて」とか「~が9割」とかのタイトル、あれが苦手です。
ほら、受験予備校で習いませんでしたか?「絶対とか常にとか、そういう副詞がついた選択肢は大体まちがってるぞぅー」とかって。
まあ筆者が付けたというよりマーケティング上の仕切りでタイトルがつくこともあるのでしょうが、とにかく、あまり好きではないです。
ただ、本作は私の思い込み以上に良かった。とてもしっかりしていました。
・・・
本作はクリエイター志望の方を念頭においたフリーランスになるための教科書。
幼稚園で隣の子の似顔絵を書かされ、「はい、じゃあお隣さんと交換しましょー♪」といわれたあの瞬間に感じた恐怖。隣の子の白い目と私の似顔絵を往復する視線。自らの絵心のなさを悟り、以来クリエイティビティ系の活動は向いていないものと諦めております。
でもこの本、「どうにかして会社以外に食い扶持が得られないかなー」というやりたいことが分からん私ですが、そんな人にも読んでいて為になると感じました。
社会人のイロハ(営業方法、名刺の作り方、ポートフォリオの作りかた)も参考になりますが、何より感心?したのが契約書とか支払いへの対応とかでしょうか。
どういう仕事を取るにせよ、武器としてのスキルは言うまでもなく、それをマネタイズする根拠となる契約書は、クリエイター系の方ならずとも重要だと思います。またその業務に関する損害賠償、著作権や二次利用についての規定など、実は考えねばならないことって色々ありますよね。そうした相談窓口まできちんと書いてあったことに好感が持てました。
・・・
ということクリエイター系のフリーランス指南書でした。
クリエイター系に限らず、会社という枠の外で個人で働く際は必要なことがぎゅっと詰まった良書だと思います。
独立したい方、個人で仕事を始めているかた、会社を辞めたくてうずうずしている方等は読んでいて参考になると思います。