【感想・ネタバレ】ブルースのブランケットにくるまってのレビュー

あらすじ

久しぶり、と言わずに彼女を迎えてくれるのは
そのオリーブ色のブランケットだけ。

シンガソングライターの自伝を出版するための、ゴーストライター。
その仕事を引き受けた彼女は、
インタビューと取材を兼ねて様々な土地への
コンサートツアーに同行する。
仕事の仕方は極めて丁寧かつ優秀だ。
そして何人もの男たちが、短い逢瀬のためにホテルの部屋を訪ねてくる。
そうした日々を経て、束の間、東京の自宅マンションに戻った彼女を
やさしく迎え入れるブランケットにくるまり、
ようやく彼女は深い眠りに落ちる。

【著者】
片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。83年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。

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