あらすじ
京成電鉄の昭和30~40年代を中心とした情景と現在を写真で対比し、駅ごとの解説を加えてまとめた企画。「京急」「東急」「小田急」に続く第4弾。駅ナンバリング順に65すべての駅を紹介するほか、現在は無い白鬚線や谷津支線、博物館動物園など廃止になった駅にも言及。その他、駅や駅名に関するコラムも。巻頭カラーページには、創業以来約100年の歴史をたどる写真・資料類を掲載。鉄道ファンだけでなく、京成沿線の方々など、地域の歴史資料としても重宝する1冊です。
※この電子書籍は2014年1月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部誌面内容を変更している場合があります
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Posted by ブクログ
JTBのキャンブックスシリーズの一冊。
上野,押上から,成田・千葉方面に路線を広げている京成電鉄の各駅を紹介した本。
著者自身で撮影された写真,京成電鉄にあった写真で各駅を紹介されている。
昭和初期のこじんまりした駅から,平成になって建て替えられたあとの駅まで。
様々な時代の写真を通じて,それぞれの駅がどのように変わってきたがが分かります。
各駅のデータもすごいです。現在客扱いをしているところだけでなく,,廃駅になってしまったものや橋梁まで紹介されています。
また,公津の杜新旧ルートや,京成千葉,千葉中央あたりの駅や路線の移転,馬車軌間の1372mmから標準軌の1435mmへの軌間変更など,長い歴史の間に数多くの工事があったのだなあと知りました。
現在は成田空港への特急スカイライナーが有名ですが,古くには成田山詣での列車や谷津遊園への電車など,古い写真で紹介されていてます。京成さんは昔の車両の行き先表示が目的地ごとに形が違うんだなあと,写真を見ながらしみじみ感じました。