【感想・ネタバレ】装丁を語る。のレビュー

あらすじ

これまで手がけた約8000冊から120冊を厳選し、それぞれの本の個性を引き立てる「演出」方法を自ら解説。

ブックデザインの第一人者による初の単著。オールカラー、240ページ。

「内容を厳密に、かつ抑制して暗示する」それが鈴木成一の装丁だ。
ときおりそれは、作家自身を驚かせる。
そんな装丁家は他に誰もいない。
――村上龍

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Posted by ブクログ

ネタバレ

装丁=手元の素材をどう調理して皿に盛るか

-装丁には正確性がある
-原稿を読めば「本としてこうなりたい」という形がある
-個性を読みこんで形にする
-主体的にやっているのではなく、その本にふさわしい者を選んで構成し表現する

文字=意味を伝達するもの
  =文字の形によって言葉の意味を読む際のニュアンスを伝えることができる
手書き文字の人間っぽさ、デュレーション

イラストを使う時は、文字を含めて一つの絵を作る

読語の印象から発送する(ex 白夜行:黄色のイメージ、記憶的のなかの街)

本の構造を利用する(ex 紫の領分:二重結婚→上と下から降り合わせるカバー)

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2012年01月05日

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