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Posted by ブクログ
インターネットを通じて知り合った6人の少年が「世間を驚かせるため」という目的のために、全国6都市で同時刻にバスジャックをする。
彼らが向かうのは東京タワー。
運悪く乗り合わせた無職の青年(主人公?)や乗客の運命と犯人たちの狙いとは?
劣等感、復讐、自己顕示・・・様々な思いからネット仲間となった6人の少年たちは世間に自分の存在を知らしめるため、前代未聞の同時多発バスジャックを計画します。
ただ、ネットの中で考えられた計画がそうそう上手く行くはずもなく、逆に計画通りに行かないことがさらなる悲劇を生んだりします。
そして最後、目的地の東京タワーに到着した犯人たちと乗客を待ち構えるラストとは?そして事件には意外な後日談がありました・・・
他のレビューでも指摘されていますが、人物描写や伏線の張り方、ラストの急展開すぎる感じは読む人によって賛否が分かれると思います。
ただ個人的には全てがはっきりと理解できないような、謎が残るような感じにこの事件の怖さというか気持ち悪さを感じました。これが作者の狙いなのかはわかりませんが、現実的には事件の背景が全て1点の曇りもなく分かる人というのはほとんどいないはずです。
あなたはこの1冊を読み終えたとき何を思うでしょうか?
Posted by ブクログ
同時多発に起こったバスジャック事件。その犯人たちはいずれも少年と言える年代の子ども。彼らが抱える青年期の苦しみ、悩みも独特に表現した作品。
Posted by ブクログ
【あらすじ】
ネットで知り合った、顔を知らない6人の少年たち。「世間を驚かせようぜ」その一言で、彼らは6都市で同時刻にバスジャックを開始した。そんなバスに運悪く乗り合わせたのは、正月早々バイトをクビになった無職の奥野修一。コンビニで万引きをしてしまい、店員から逃げたあげくに乗り込んだバスが、ジャックされてしまったのだ。少年たちの目的地は東京タワー。果たして6台のバスの結末と、乗り合わせた乗客の運命は―。
【感想】
Posted by ブクログ
ネット仲間との共謀バスジャックからはじまる物語。
各地で同時に行われるバスジャックとたまたまそのバスに居合わせた不幸な(?)人たちの物語。
最後の最後でもやもやが残る。