【感想・ネタバレ】マッコルリの旅のレビュー

あらすじ

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『地方のデポチプ(マッコルリ酒場)で飲んでいると、酒そのものよりも、酒母(女将)やお客さんの人柄、町の空気が、何よりもごちそうだ。朝は夜勤明けの道路工事のおじさんと、昼は市場の仕事を終えたおばさんと、そして夜は農家のおじさんと次がれコンドゥレマンドゥレ(へべれけ)。歌や踊りまで飛び出した。10年近く日本の仕事をしているため、個人主義が身についてきた私だが、今回の取材では久しぶりに暑苦しいほどの情の海に身をゆだねた。』
上記はまえがきにあたる『まずは一杯』よりの抜粋。本書は韓国の大衆酒であるマッコルリそのものよりも、著者が江原道の束草から全羅南道の海南まで、各地のマッコリを飲み歩き、酒場や酔客の熱気、町や醸造場の歴史ドラマなどを伝えることに重きを置いた紀行文である。韓国の魅力を再発見すること間違いなしの一冊である。

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Posted by ブクログ

マッコルリについて知りたくて読書。

あいまいだったマッコルリとトンドン酒の違いを知ることができる。

全国の特色あるマッコルリを紹介している。今夜、マッコルでもを飲みながら語れそうなウンチク満載。北朝鮮のマッコルリの味や種類を知りたくなる。

本書は紀行作家の本領発揮といえる内容。しかし、新聞記事のような複数段で構成されているので、やや読みづらい。

著者は歴史に触れないような本業の紀行文で活躍して欲しいと思う。歴史に触れると、残念の一言なので・・・。

マッコルリとトンドン酒の違いの分かる男になりたい。

本書は知人からいただいています。有り難うございます。

読書時間:約50分

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2012年11月29日

Posted by ブクログ

実際はなかなか行っても、ヘビーな処ばかりなので参考になる処は少ない。
けれども、プヨの近くの江景(カンギョン)にはぜひ行ってみたいと思う。

百済の都の当時の姿は案外こんな処にあるのかもしれない。

青洲に行ったなら、三味(サンミ)チブも良い。ちょうど青洲大学向かいだそうだ。マツコルリ(やかん)3000w、へムルパジョン5000wらしい。

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2012年07月29日

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