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Posted by ブクログ
チェック項目41箇所。遺産相続はもめるのが大前提。普通失踪、特別失踪なども死亡とみなされ遺産相続になる。優先的に相続できるのは配偶者とその子ども。直系卑属・・・子ども、孫、ひ孫、直系尊属・・・父母、祖父母、曾祖母。兄弟姉妹は第3位。被相続人の子どもが死んでいる場合はその子どもが代襲相続する。何もしないと3ヶ月後に単純承認。ヤミ金などはそこから取り立てに来る。財産が残ったら相続する限定承認。財産放棄が相続放棄。相続開始から3ヶ月以内に家庭裁判所に申述必要。兄弟姉妹には遺留分はない。民法上の寄与分として認められるには被相続人の事業に関する労務の提供。財産上の給付。療養看護・・・看病程度では認められない。結婚式の費用は特別受益にならない。隠し子は認知されていれば相続権あり(普通の半分)。養子は養親と実親の両方から相続可能。ただし特別養子縁組の場合は実親との関係が消滅するので相続権なし。事実婚では相続権なし。再婚相手の相続権。金融機関は預金者が死亡すると口座を凍結する。死亡退職金は生命保険と似ている。損害賠償も遺産の一部。協議後の隠し子や新たな財産判明など様々なケース検討。ペットに相続はさせられないが、一人にペットの世話分として多くの遺産相続をさせることができる。
Posted by ブクログ
これから先、考えたくないけど考えておかなければならないリアルの1つが「相続」。ってなわけで、2010年の本とちょっと古くて、法律も少し変わってきてると思いますが「磯野家の相続」を読みました。
相続のことを何も知らないド素人が、全体のイメージを掴むのには良い本だと思います。『波平が死んだらどう相続されるか』というテーマで語られますが、誰もが「絵」を想像できる磯野家の具体例があるってのはイメージが膨らんで良いなーと思いました。
読んで見て思うのは、相続ってのは、何て面倒なんだろう!ということ。財産の洗い出し、相続人同士でどう案分するかの調整、調整後の各種機関への書類提出の山、等々。
これは親が生きているうちに、相続について相談しておいた方が良いなと思います。親が死ぬということを前提にした話しになる為、あまり触れたくはないテーマではありますが、目をそらしても、いつかは実際に降りかかるのは間違い無いわけで。親も「子供に迷惑がかかることは避けたい!」ってきっと思っているだろうし、思い切って話題に上げてみよう。
Posted by ブクログ
「波平の遺産はどうなる!?」っていうサブタイトルに惹かれて借りた。いろんな相続問題を例を挙げて説明してくれてて分かりやすい。「波平に隠し子がいたら」「たまは遺産を相続できるのか」とか。
逆に、至って真面目にちゃんと説明してくれてるので、軽い気持ちで読むとちょっとしんどいかも。FPの勉強とかでこのあたりの問題に興味なり知識なりがある人が読んだ場合に限って、最期まで面白いかも。