【感想・ネタバレ】旅する女のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

読みながら映像が浮かぶようで、とてもいい一冊だった。ななかでも、ポルトガルのファドについての話は心にしみた。
そういえば、歌手のちあきなおみが「ファド」に魅せられて、これを取り入れたアルバムを発表していることを思い出した。
集子、という今はこの世にいない一人の女性が、この本に登場する4人の女性たち以外にも、世界の女性を緩やかにつないでいるようで、読後感がさわやか。
他に気になったのがほおづきのチョコレート、そしてインドの刺繍が施された美しい布。
心に留めておけば、いつか私の元にやって来るかも知れない。

1
2021年07月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人生、一寸先は闇のきらめき

色んな生き方がありますよね
それぞれの旅もあります。
4人の女と集子の生き方…


草太みたいな恋人がほしい!
美味しい料理と美味しいワインを選んでくれる恋人!



『小娘』と『ギャランティ』が気になってしょうがなかった
ケイが小娘みたいって自嘲するのはわかるけど
が、風の年代の子が自分を小娘っていうかのな?
自分が若いのは当たり前で、
若くない自分は自分じゃないってくらいの年代だと思うけど
空っぽだって自覚してる風だったら、
余計に「若さ」はアイデンティティのひとつだと思うんだけどな
ケイの若さと風の若さについて対比があってもよかったのでは?
なんだか、風のパートはケイの視点から言ってるような印象
それこそ、空っぽ
ケイのところはとてもよかった!

0
2012年07月31日

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