あらすじ
英語には、おさえておくべき「つぼ」があります。つぼをおさえておけば、やればやるほど身につきますがつぼをおさえないと、いくら勉強してもうまく身につきません。本書ではカリスマ同時通訳者である関谷氏が英語を学ぶすべての人がおさえるべき「つぼ」を披露します。
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Posted by ブクログ
英語本読みまくってるけど、関谷さんのこの英語本最高だった。英語って闇雲にやる前に、英語に対して誤った認識を正しく持つ事とか、最初は失敗を恐れない、最初は発音とか気にしすぎずに、伝わったという成功体験を持つとか、握手を強めにして笑顔を作るとか、言葉より大事にされてる英語圏での常識から、最終的には英語に量触れる事が大事とか実用的な実践的な英語習得について語られてたのがかなり良かった。本人も苦労して導き出した結論的な内容だったからリアリティがあった。
日本人が日本訛り英語を恥ずかしがる感じバカだなと思う。むしろかっこいいと思ってる。フランス人のフランス訛り英語、イタリア人のイタリア訛り英語も全部かっこいいから、私は逆に日本訛り英語を変えたくない。むしろそれでアイデンティティの誇示してる。
英語って頭の文字が一番大事でそこ聴き逃したら、全ての意味を間違うから、最初の言葉に神経払うっていうのが日本語との違いだよね。
関谷 英里子
(せきや えりこ)は、日本の同時通訳者・翻訳家である。神奈川県横浜市出身。慶應義塾大学経済学部卒業。日本通訳サービス代表。元NHKラジオ「入門ビジネス英語」講師。父親の仕事の関係で、6歳から9歳までをイギリスで過ごす[1]。フェリス女学院中学校・高等学校卒業[2]。慶應義塾大学経済学部卒業後、伊藤忠商事に入社し、ブランドマーケティングを担当[3]。4年程で日本ロレアルに転職し、プロダクトマネジメントを担当[3]。2014年、スタンフォード大学経営学修士課程に留学[4]。その後、独立して日本通訳サービスを設立し、同代表に就任[3]。通訳者として独立後、各種国際会議のほか、アル・ゴア元アメリカ副大統領、ノーベル平和賞受賞ダライ・ラマ14世、フェイスブックCEOマーク・ザッカーバーグ[4]、ヴァージン・グループ創設者リチャード・ブランソン会長など、多数の世界的なVIPの講演にて同時通訳を務める[5]。「カリスマ同時通訳者」の異名を持ち、通訳・翻訳業のほか、書籍出版、メディア出演、雑誌連載、自身の講演活動など幅広く活躍している
「英語はわかるようになると楽しいものです。いまの自分の世界が少し広がる、知っていることが増える、今まで知らなかった人とコミュニケーションがとれる、行ったことがない国にも行ってみようかな、と思える……そんな「ウキウキ」を提供してくれるからです。「英語」と聞くと、英語が話せないと出世できない、転職できない、給料が上がらない、などと義務や切迫感を抱く方が多くいます。それも現実なのかもしれませんが、焦ってしまって、手当たり次第にいろんな教材に手を出すとか、何も考えずに英会話学校にお金を振り込んでしまってはもったいない。 英語をやらなければならない、完ぺきに話せるようにならねばならない、という考えは脇に置いて、もっと楽に考えてほしいのです。そして完ぺきということはまずない、と知ってほしい。まずは一歩を踏み出す。そうしたら、もう一方の足を踏み出す。そうやって少しずつ進んでいけばいいのだと思います。」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
「インターネットの普及などもあり、以前ほど「国」という概念がハッキリとあるわけではなくなってきました。海外の大学で好きなことを学ぶことだってできますし、海外に会社をつくることだってできるでしょう。「世界を舞台に活躍したい!」というマインドと、多少の英語力さえあれば、あなたの可能性は、あなたが思っている以上に広がっていくのです。 いろいろな国の人たちと、英語を使って会話をして、楽しい時間を過ごしている──。そんなイメージを思い浮かべてみましょう。できれば、どこの国の、どんな場所で、どのように過ごすか、具体的に思い浮かべてみてください。また、行きたい国の写真を雑誌などから切り抜いて、部屋の壁に貼っておくと、よりモチベーションも上がります。日本の外には、まだあなたが出会ったことのない人がたくさんいます。お店や風景、そしてチャンスも無限に存在しています。英語というツールに乗って、広い世界に飛び出してみましょう!」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
「英語は「ツール」です。自転車や車など「乗り物」のようなものです。はじめて自転車に乗ったり車を運転したときのことを思い出してみてください。まず、自転車や車そのものの構造を習ったり、補助輪をつけたり、教習所の教官が隣に乗ってブレーキを踏んでくれたりしたでしょう。でも、慣れてコツさえつかめば、その後は自分で動かせるようになります。子どもでも自転車には乗れるし、あなたのご近所さんだって車を乗りこなしているでしょう。かならずあなたも乗れるようになります。 英語も結局は「慣れ」の問題です。使いこなすまではちょっとこわい。けれど使えたらとっても便利。しばらく離れてしまうと、また乗るときに少しぎこちない。でもまた慣れればスイスイ使えるようになる。」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
「目標を立てるよりも、現在地を確認することのほうが先です。壮大なものでも、小さなものでも、目標を立てる前に、自分はどれくらい英語ができるのかを把握しておきましょう。 自分の力を知るために、外国人と英語で話してみましょう。案外通じることに気づくはずです。中学レベルの英語かもしれない、単語をつなげただけかもしれないけれど、相手はわかったようだった。それは結構自信になるはずです。「私は英語が全然ダメなんですよ」などと「ダメさ自慢」をしても、ダメな自分を言い訳にしていても、英語は上達しません。だから、自分の「英語の現在地」を知るためにも、英語を使ってみる。英語のアウトプットをしてみる。そうすると、そんなにダメではない自分に出会えます。 もし本当に全然通じなかったらどうするのか? それはそれで、あとで「あのときはひどかったなー」と笑いのネタになるからいいではないですか。」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
「英語を学ぶときの目標として「映画を字幕なしで見られるようになりたい」とか「 CNNを聞き流してわかるようになりたい」という方にたまにお会いします。 こうした目標は、あいまいですし、目指さなくていいのではないかと思っています。もし目指したとしてもかなり高い目標なので挫折してしまう確率もそれだけ高くなります。「英語ができる人になりたい」というのも漠然としすぎていてよい目標ではありません。」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
「笑顔と握手は大切です。英語を学び始めのときは、相手もあなたの言葉の内容というよりも、雰囲気とか言葉以外の部分をよく見ています。英語の世界では「オープンさ」を示すことが大切です。あなたとコミュニケーションを取る意思がありますよ、ということを示す。だから、まずは笑顔。 日本だとお辞儀をします。いかに丁寧か、失礼のない人か、というのを示すのがポイントですが、英語ではオープンさを示す笑顔です。」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
「 「一生懸命コミュニケーションをとっているのだから、それでいい」と自信を持ちましょう。うまく話せなくても悪気があるわけではないので、変にへりくだることもない。フェアに向き合えばいいのです。 英語の世界は対等です。飲食店に入っても、お店の人とお客さんは対等です。日本はお客さんが上という感じですが、海外ではお店の人も立場は対等。自分たちはサービスを提供しているという誇りがある。だから、臆することなく「本日のオススメ」なども言いますし「これはこうしたら?」というアドバイスもする。「お客さんとして欲しいものがあるんでしょう? それを伝えてください。私はそれを差し上げますから」というシンプルなスタンスなのです。」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
「CD教材の利用の仕方をお伝えしましょう。まずは教材の選び方。英語と日本語両方のテキストがついているものがオススメです。 ビジネスマンであればスピーチ集もいいでしょう。ミシェル・オバマ夫人が大統領選挙の予備選で行なった応援演説。ほかにも、アップルのスティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式で行なった名演説もオススメです。 誰でも知っている有名なものでは、マーティン・ルーサー・キング Jr.牧師や J・ F・ケネディの演説なども心が熱くなります。 CDや、インターネットで配信されているものが、いくつもあるので、そのうちのひとつを選んで、繰り返し聞いてみましょう。 あくまでも、自分の興味のあることを聞くのが楽しく続けるコツです。仕事で使うなら仕事の英語、アートに興味があるならアートの英語。興味のないものを繰り返し聞かないといけないのは、苦痛ですよね。」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
「 話すというスキルに関していえば、海外のテレビに出てくるタレントのように面白いことを言ったり、講演家のように人々の心を揺さぶるようなスピーチができたりするようになるのはやはり難しい。 同様に新聞記者や作家のように素晴らしい文章を紡ぎだしていくのも我々ネイティブではない人間には難しい。でも、聞くということに関しては、ある程度の練習を積めばネイティブ並みになります。ラジオの音声が聞き取れるようになったり、会議で人の発言が聞き取れるようになったりします。聞く力はネイティブ並みになる。これを知っておくだけでも、やる気が出てきませんか?」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
「日本人の多くは「完ぺきに話さないと恥ずかしい!」と思っているのではないでしょうか。『ネイティブが変だと思う英語』のような本がよく売れますが、特に初心者は、そこまでナーバスにならないほうがいいでしょう。「日本人の英語」で十分です。そして何よりも、大きい声でゆっくり話すことが大切。聞き返されたら「相手が理解できないんだな」と思って、もう一度大きい声で堂々と話せばいいのです。」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
「小学校の授業で「この問題、わかる人?」と聞かれたとします。欧米では、わからなくても、とりあえずみんな手を挙げて、自分の思ったことを発表します。「間違いです」とはあまり言われない。「それはあなたの意見ですね。面白いですね。ほかの人はどう思いますか?」という感じで、それについてやりとりをします。 私は日本の学校に入って「この問題、わかる人?」と言って誰も手を挙げなかったことにビックリしました。わかっている人が多いのだけれど、誰も何も言わない。それで先生が答えを言う。それをみんな書き取る。日本では「間違うことが損」なのかなと思いました。手を挙げて間違うぐらいだったら、手を挙げずにゼロのままがいい。ただ、言語の世界では、やはり間違いを経験しないと上達していきません。何度もコケて、かさぶたになって、それがめくれてまた強くなる。「間違えることに慣れる」ことが必要なのかもしれません。」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
「英語を使うと、コミュニケーションがダイレクトになります。日本語のように婉曲的に伝えるのではなくて、直球でやりとりするようになるでしょう。自分が何をしたいのか、相手に何をしてほしいのか、誰がその会話の主役なのかを意識するようになると思います。 英語で話をしていて相手と意見が対立することもあるでしょう。そんなときは、お互いの意見を受けとめながら議論をしましょう。欧米では、学校でディベートの授業がありますし、ディベート大会が各地で行われています。そして意見が分かれた場合も、お互いをいったん「受けとめる」ことを重視します。「 Aという意見は悪いから、 Bという意見にしろ」ということにはなりません。 英語はシンプルでハッキリした言語です。ダイレクトに伝えることに慣れるようにしましょう。」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
「外国人と会ったら、まずは自己紹介です。短くてもいいので、自分のことを説明できる英文をつくっておくといいでしょう。まず自分についての文章を5つくらいつくってください。仕事で自己紹介をする機会が多いのであれば仕事向きの自己紹介文をつくります。この場合、日本では会社名を言うと思いますが、英語の場合は「私は本の編集者です」「私はエンジニアです」など、自分の専門性・職業をまず言います。自分が何者であるかという立場を伝えるのです。 また、趣味の場で英語を使うことが想定されるのであれば、自分の趣味についての文章を5つつくります。5つできたら、次は 10にして……と徐々に増やしていきます。 20個もあればちょっとした自己紹介スピーチになりますね。アドリブですまそうと思うと大変です。自己紹介でつまずくと自信もなくなりますから、あらかじめ用意しておくのがいいでしょう。」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
「日本語の文章は「起承転結」で書かれているものが多いです。「起」で話の導入をし「承」で中身を言い「転」で違う話題を 1回入れて「結論」を言う。英語では、転じてしまうと、見ている人や聞いている人が混乱するので、転じることはほとんどありません。英語では「序論」「本論」「結論」の順で文章が展開していくことが多いです。いきなり、その文章で言いたいことを言ってしまう。その後、捕捉をしていくのです。 これは、英語の一文の構造とも似ています。日本語は、修飾する言葉が先にあって、最後の最後で「誰が何をした」という核心に行きます。英語はまず、「誰がどうした」という結論が先に示される。その後に「いつ」「どのように」といった周辺情報が付け足されていくのです。 文章全体であっても、一文を見ても、このように日本語と英語の構造は違う、ということをあらかじめ頭に入れておくとスッと読めるようになると思います。」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
「日本語の文章は「起承転結」で書かれているものが多いです。「起」で話の導入をし「承」で中身を言い「転」で違う話題を 1回入れて「結論」を言う。英語では、転じてしまうと、見ている人や聞いている人が混乱するので、転じることはほとんどありません。英語では「序論」「本論」「結論」の順で文章が展開していくことが多いです。いきなり、その文章で言いたいことを言ってしまう。その後、捕捉をしていくのです。 これは、英語の一文の構造とも似ています。日本語は、修飾する言葉が先にあって、最後の最後で「誰が何をした」という核心に行きます。英語はまず、「誰がどうした」という結論が先に示される。その後に「いつ」「どのように」といった周辺情報が付け足されていくのです。 文章全体であっても、一文を見ても、このように日本語と英語の構造は違う、ということをあらかじめ頭に入れておくとスッと読めるようになると思います。」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
「長文を読んでいくときは、基本的には辞書を引かないほうがいいのですが、例外的に引いたほうがいい場合があります。どの単語を辞書で調べればいいのか。まず、新聞記事など英語の長文を読んでいるのであれば、キー単語・キーフレーズです。繰り返し出てくるワードのことです。「これがわからなかったら文章全体もわからない!」というものは調べます。その次に、最初または最後のパラグラフで、その単語がわからないせいで結論がわからないときは辞書を引きます。 また、英語の文章は、主に「主語」と「述語」で成り立っています。よって、主語がそもそも何なのかわからないと何の話かわかりません。動詞もわからないと、どういうことになったのかわかりません。いいことになったのか、悪いことになったのか、ということがわからないと文章自体がわからなくなります。よって「誰が」「どうした」のかすらわからない場合は調べましょう。」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
「帰国子女で、同じ年数、海外に行っていても、英語の定着度や、英語を知っている深さは、人によってまちまちです。何が差なのかを周りの英語が得意な人たちにリサーチしてみましたが、決定的なのは読書量でした。「私は、英語の読み書きはできるんですけど、話すのが苦手なんですよ……」という方がいますが、厳しい言い方をすればそういう方の多くは読んでもいないし、書いてもいないのです。話したいからと言って、英文を読むことをやめないでほしいのです。読書して、インプットがある程度ないと、アウトプットもできません。英語を身につけている人の多くは、読書好きです。読むことは語学の基本なので、軽んじないでほしいと思います。」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
「では、何を読めばいいか、という話ですが、自分の仕事に直結しているものや興味のあるものをオススメします。ビジネスパーソンであれば、経済誌、新聞、ビジネス誌。ファッションに興味があればファッション誌でもいいでしょう。ふだん投資の仕事をしているのに、好きでもないミステリーをわざわざ読む必要はありません。それよりは『 The Economist』を通勤電車で読んでみましょう。 海外のメディアを読む利点は、日本のメディアに出てこないニュースがわかる、というのがひとつ。もうひとつは、日本でも話題になっていることが海外でどう報道されているのかがわかるということ。アメリカの失業率の話は日本でも話題になっていますが、海外でどう報道されているのか。背景は既に知っているので読みやすいと思います。新たな知識を仕入れるのもいいですが、海外ではどう報道されているのか、という視点を手に入れるのも面白いものです。」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
「オススメは雑誌の定期購読。日曜日にカバンに入れてしまおう 英語を読もうと思えば、いろんな手段があります。今はインターネットで、無料で得られる情報もたくさんありますし、書店に行けば洋書もあります。自分の好きな方法を探ってみてほしいのですが、私がオススメしているのは雑誌の定期購読です。 たとえばイギリスの政治経済誌『 The Economist』は毎週日曜日に雑誌が家に届きます。ただ、さぼっていると封筒に入ったままの雑誌が部屋の片隅に山積みになっていきます。どうにかして毎週読んでいかないと、嫌になってやめてしまいます。」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
「洋雑誌を読みこなすカッコイイ人になる方法 日曜日、カバンに英語の雑誌を入れることができれば、合格です。そして、月曜日の通勤・通学電車の中で雑誌を取り出し、目次を見ます。 一番興味のありそうな話題のページを開いて、まずタイトルを読み、最初の段落、最後の段落をざっと読みます。先に述べた英文読解法を思い出してください。もっと読みたいと思ったら段落の最初の単語やフレーズを眺める。さらに読みたければここではじめて全文を読み始めます。 このようにパラパラと雑誌をめくっているだけで、車内の人はあなたを「洋雑誌を読みこなしているかっこいい人」と認識してくれるかもしれません。ちょっと優越感に浸れます。やる気がなんとなく湧いてきませんか? これを週に 1回でも 2回でもできたら、十分です。コツコツ続けていきましょう。」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
「「読んだつもり読書」でも OK 「洋書を読むなんて、ハードルが高い……」と思われているかもしれませんが、本に関しても、まずは第 1章と終章を読めばいいのです。 ミステリー小説でこれをするとネタバレになってしまいますが、ビジネス書や論評、ノンフィクションであれば、大丈夫。ほとんどの本が「序論・本論・結論」と論理的に書かれているはずです。 また「なかなか頭に入ってこない」という方も多いでしょうが、「読んだつもり」になるだけでもいいのです。だって今までよりも明らかに多く英語に触れているのですから。 日本人には大学受験で「長文が読めないとダメ」と言われ続けたために、英語の長文に対して最初から苦手意識を持っている方も多いかもしれませんが、もっと楽に考えてください。「読んだつもり読書」でいきましょう!」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
「英語の文章では、最初に言いたいことを書きます。最初に言いたいことを書いて、最後にまた言いたいことを繰り返す。ですから、最初と最後を押さえれば、だいたいどんな話かはわかるはずです。英文メールを作成するときもこの慣例にならいましょう。「お世話になっております」などの前置きは入れずに、「今日は何々について話します」と出だしで本題を言います。 日本語のメールは、結論を言うまでの前置きがすごく長い。「 ○ ○で、 ○ ○となり、 ○ ○となりました。だから会議を開きたいです」という具合です。 英語では会議を開きたいのであれば、最初に、「会議を開催したいので、ご都合を教えてください」と書きます。そして開催理由やその他の詳細を書いた後で、最後にも「今日のメールは会議を開催したいという内容でした。つきましてはご都合のお返事をください」と書くのです。 結論から書き始めて、結論で終わる。この書き方をマスターしましょう。」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
「辞書は「引いて調べるもの」と思われていますが、私は辞書を読むのがすごく好きです。ひとつの単語を引いたら、前後に似たような単語や、似たつづりの単語が出てくるので、それを読むのも好きです。反対語が出てくると、その単語を調べてみます。そうやって辞書を読んでみるのです。 その点でも、初心者であればあるほど、紙の辞書をオススメします。電子辞書はつづりを間違えると、単語が出てきません。紙の辞書であれば、何となく引いて、何となくそのページにありそう、という「推測引き」ができます。 そして、ある程度英語が身についてから、持ち歩きに便利な電子辞書を持ちましょう。」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
「少し上級ですが、英英辞典もオススメです。英語を英語で説明している辞典です。 dogとか catとかわかりきったものは英英辞典でわざわざ引く必要はありませんが、概念的な言葉は、調べてみると前提条件やその単語の背景がわかるので、日本語の説明だけではわからない、本当の英語のニュアンスがわかります。」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
「英語は主語と述語だけまずは押さえればいいとお伝えしました。日本語では主語と述語をはっきりと言いません。「私が」とか「あなたが」とかは会話であまり出てこないので相手の言いたいことを類推します。そういう文化です。一方、英語はさまざまな背景の人が使う言葉でもあるので、きちんと「誰が」「どうする」とはっきりさせることがルールです。 喫茶店でコーヒーを注文するときに「私はコーヒー」と言うと日本語では通じますが、「私はコーヒー」をそのまま英語にすると I am coffee. になってしまいます。文字どおり「私はコーヒーです」と。でも言いたいことは違いますよね。言いたいことは「私はコーヒーが欲しいです」とか「私はコーヒーにします」なんです。単純なことですが、英語の頭で考えるというのは、そうやって考えること。それがまさしく、英語の考え方にシフトしていっているということなのです。」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
「特に主語・述語だけを意識することが有効なのが長文を読むときです。長文を読むのは、日本語でも難しいのに、ましてや外国語だし、ハードルは高いはずです。 私がイギリスで高校生活を送っていたとき、大量の本や課題を読まなければいけませんでした。最初は、日本で習った英文解釈のように、ひとつひとつの単語を調べたり、わからないところがあると、そのたびにつまずいたりしていました。しかし途中から、速く読むにはそれなりの技法が必要だと気づいたのです。試行錯誤の上、発見したのは「類推すること」の大切さでした。前述したように、最初はタイトルだけ読んで類推する。そして最初と最後の段落だけ読んで類推する。そして、一文レベルでは、主語と述語を押さえることです。「何が」「どうなった」ということを解明する目的でその一文を読むようにしたのです。すると文章を読んで理解していくスピードが格段に速くなりました。」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
「タダでいつでもどこでもできる英語勉強法がこれ。「妄想英会話」です。誰かと英語で会話している妄想をするのです。 1週間に一度、英会話学校に行くだけで、ほかの時間に英語に触れていなければ英語は上達しません。どれだけマメに触れるかがポイントです。通勤電車で英語を聞くのもいいのですが、大切なのはアウトプット。そこで自分で架空の会話をしてみるのです。」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
「ただ、英語の能力は一概に点数では測れません。 TOEICで高い点数を取っていても、実践の場で、英語のコミュニケーションができない人はいます。逆に TOEICの点数は低いけれども海外の人と対等に話し合いができる人もいます。 TOEICは「ひとつの尺度」に過ぎないのです。 けれども、ひとつ言えること。それは、ある程度の点数が取れるということは、それなりに英語に取り組んで、努力したということ。英語に取り組むきっかけとして TOEICを受けてみるのは、いいことだと思います。」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
「TOEICも含めてテスト勉強は、英語にとって、もちろんプラスです。テストでいい点数を取ることがすべてではありませんが、集中して基礎固めをすることは、英語力アップにとても有効だと思います。 私も大学受験のときに英語の単語や熟語をたくさん覚え、文法もひととおり頭に入れたことが、今の自分の英語力の基盤になっていると感じています。 テストを受ける、ということになったらしめたもの! 「これをきっかけに英語力の基礎を強化しよう」と割り切ってはどうでしょうか? 勉強にムダは本当にありません。基礎を築く中で、新しい単語に出会ったり、単語の新しい使い方に出会ったりするものです。十分に実践で使えるものに出会えますから、あなたの努力はムダになることはないのです。 「TOEICは役立つのかな?」「受験英語は意味がないのかな?」などと疑心暗鬼にならず、チャンスだと思って前向きに取り組んでみましょう!」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
「英語学習の環境がこれほど整っている時代は今までなかったと思います。私が初めてイギリスに行った 80年代のはじめは、英語を話せる先生が身近にいませんでした。母が洋書を買ってきて「 Aはアップル、 Bはバード、 Cはキャット」というように幼い私に教えてくれました。ただ実際には、アップルもキャットも使うタイミングがなく、おまけに周りの言っていることが全然わからなくて、パニックに陥ったのを覚えています。 それに引き換え、今は本場の英語に触れることは簡単です。英語のテレビや DVDを見て、音楽も洋楽を聞き、スカイプで英語のネイティブスピーカーとおしゃべりして、洋書や英字新聞を読み、インターネットでも英語のページを読むと決めれば、英語漬けの生活だって送れます。英語の世界に一歩踏み出す気持ちさえあれば、英語には触れられるんです。環境の整ったいまこそ、英語の世界の扉を開いてみてはいかがでしょうか。」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
「要は、「 HOWどうやって」勉強するか、ではなく「 HOW MUCHどれだけ多く」英語に触れるかなのです。「英語ができない」と言っている人の多くは「英語をやっていない」。実は、量が圧倒的に足りないだけなのです。」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
「最後に。ここまで書いてきましたが、実は、英語は簡単に身につけられるものではないと思っています。私もとても苦労しましたし、今でも毎日が勉強です。だから効率的に身につけようと思わないでください。「つぼ」を押さえたら、あとは数をこなす。やはりこれしかありません。地道で地味な作業です。 ただし「数をこなすことはつまらない」と決めつけないこと。数をこなすのは楽しいことでもあるのです。話しているうちに、ある表現を英語で言えるようになって、自分で「おっ、私やるな!」と思う瞬間がきっときます。 また、英語の言葉そのものに興味を持つと、「もっと違う言い方があるかな?」「この日本語って英語だったら、どう表現するかな?」などといつも思いながら、英語を身につけていくプロセスを楽しむことができるのです。」
—『えいごのつぼ (中経出版)』関谷 英里子著
Posted by ブクログ
特に記憶に残ったこと。
英語を聞きながら英文を見る、英語を聞きながら文を目で追い音読する、文を見ないで英語を聞きながらオーバーラッピング
自己紹介文5つ。役職など。
ライティングは、文章を真似してみる。
雑誌を定期購読してみる
妄想英会話
Posted by ブクログ
?英語に挫折気味の人にオススメ。自分の勉強方法を見直し、少しだけ肩の荷を下ろしてくれると思う。脱完璧、シャワーだけでは意味がない、リピートしないと。話すのは苦手なのは読書量が圧倒的に少ないだけ。好きなものを飽きるまで繰り返す。達成の反対はギブアップ。などなど、英語勉強方法だけでなく、コミュニケーションについても少し考えさせられました。
Posted by ブクログ
英語を学ぶ上での心得とかスタンスとかがまとめられた本。
ページごとにトピックが分かれてて読みやすい。
量が大事。ずーっと勉強。読む量も大事。慣れ。必要な領域にフォーカス。あきらめない(^^)
Posted by ブクログ
著名な通訳者である著者からのこれから英語を学ぶ人に向けたメッセージ集。
英語に取り組むハードルを下げてくれ、
かつそのモチベーションをあげてくれるつぼが満載の1冊。
英語の勉強の前にまずはこの1冊を読んで欲しい。
・語学は恥をかき、挫折しながらでないと身につかない。
・achieveの反対はgive up
特にこれらを意識して、今後は英語の勉強に取り組みたい。
Posted by ブクログ
英語はまったく出てきません!
ちょっと、ほんのちょっと単語が出てきますが、それは話の便宜上で出てくる。
英語の勉強のために、読みましたが、英語とか日本語とか関係なく「伝えること」の勉強になりました!
日本語も英語も話したり書いたりとアウトプットが必要です!と思いました。
恥をかいたら、一生忘れない!笑い話にしちゃおう!というのがいいね!
TOEICを受けたい!から始まった、今回の英語の勉強
でも、ホントは洋楽など英語詞を聞き取りたい!読みたい!唄いたい!
好きなアーティストのTwitterやネット記事を読みたい!
そういえば、高校時代に歌詞を書き起こして暗記してた!
また、やってみよう!
Posted by ブクログ
英語の学習本ではなく、
英語を学習する前に読むべき本です。
英語学習に対する心の持ち方、英語圏文化との接し方など、
参考になります。
そして要は英語は、結局「慣れ」であると。
どんどん英語に触れていきたいと思います。
Posted by ブクログ
英語を学ぶ上で押さえておいた方がいいテクニックを分かりやすく解説している。
見開き2ページ構成で、右側がツボ、左側が解説になっている。
内容は、英語学習に対する考え方、教材の選び方、記事を早く理解する方法、辞書を引くタイミングなど。
ちなみに、本書には英語は一切書かれていない。
Posted by ブクログ
帯にあるように、「英語を学ぶすべての人がまず、おさえること」 が掲載されている。英語を学習することがどれだけ楽しいことか感じさせてくれるし、学習へのハードルをぐっと下げてくれる。学習の効率をあげる内容も紹介されているので、すぐに学習に活かすことができる。
Posted by ブクログ
短時間で読めて、なかなか面白かった。
著者は、NHKラジオでビジネス英語を担当されていますね。
2万時間を越える勉強を経て、英語を使いこなせるようになったそうです。
やはり語学は慣れ親しむ時間が大切なんですね。
1つのDVDや本を覚えてしまうぐらいやったほうが効果的。
興味のあるものを学ぶ。
Posted by ブクログ
英語のスランプに陥って這い上がれないときに、“巷で”売られている英語学習関連の本を読みます。この本、サブタイトルに「英語を学ぶ全ての人がまずおさえること」とあります。これから英語をもう一度勉強し直そう、と思っている方には、準備段階の知識付けとして良い本だと思います。内容が纏まり過ぎてて、あまり頭に残らないのがイマイチかな。
Posted by ブクログ
英語の勉強していると頻繁に挫折感を味わったりするのだが、そういった時に、この本を読み返すのがいいのではないかと思う。
英語学習者がおさえておくべき「つぼ」がたくさん詰まっている中で、特にグッと来た「つぼ」は、次の2つ。
・教材はひとつ。ひとつを徹底的に利用しつくそう
・「どうやって勉強するか」ではなく「どれだけ勉強するか」
ついつい新しい教材を買い込んだり、学習方法にこだわり過ぎないようにしたいところだ。
Posted by ブクログ
著者の関谷英里子さんは、元アメリカ副大統領のアル・ゴアやダライ・ラマ氏の同時通訳を務めてきた通訳家です。
その彼女が英語を2万時間学んだ中で、英語習得に大事な本質(つぼ)を紹介するというコンセプトがこの「えいごのつぼ」です。
2回ほど読んだ感想は、「シンプルすぎる」ということ。
本質はいつもシンプルですが、どこか物足りなさを感じます。というのも、他の似たような本や雑誌で書かれている内容と重複するものばかりだからです。
どうせならもう少しレベルを上げた内容にするか、説明パートを充実してほしかった。
しかし、逆を言えば雑誌などに書かれている内容はあながち嘘ではなかったということ。後は方法論ではなく自分のやる気次第なんですね。
それを確認できただけでも価値はあると思います。
少し辛口に書きましたが、英語を学ぶモチベーションを上げる良書です。是非ご一読を。