感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2014年10月14日
このシリーズ、初めて読んだのは10年位前かな
ぐうだら作家と、賢く料理上手でやさしい探偵奥様の
やりとりがなんだかすごくホッとして
事件は殺人事件とか重いものもあるのだけど
何故か、ほのぼのとしてしまうのが不思議
この賢い奥様に、上手に踊らされている旦那さんも
子どものようで、素直で、いいなぁと思う...続きを読む
夫婦の庭に遊びにくるミミズクがまたほのぼの
大好きな推理小説
Posted by ブクログ 2009年12月07日
シリーズ第2弾。
相変わらず美味しそうな食卓…。
関東煮と黄粉おにぎりが特に美味そうでした!
あと「仁義なき戦い」ごっこがおもろかった。
是非マスターしてやってみたい!
Posted by ブクログ 2015年10月25日
「ミミズクとオリーブ」の続編です。
八王子郊外の一軒家に住む仲良し夫婦。
語り手は作家であるカマッテちゃんの「ぼく」
料理上手な奥様と、奥様の知恵を頼って来る友人の河田警部。
本作のホームズ役は安楽椅子探偵となって事件を推理する奥様なんです。
そして使いっパシリで現場検証に行くうっかりワトソンの「ぼ...続きを読むく」
ぼくの報告を聞いて奥様が事件の謎を解くのです。
前作同様、軽快で楽しく軽めのミステリって感じです。
Posted by ブクログ 2014年09月19日
「ミミズクとオリーブ」シリーズの第二弾。主人公の奥さんが謎解きする、安楽椅子探偵風ミステリー。ゆったりした夫婦の暮らしぶりや郷土料理の数々が暖かい雰囲気を出してます。主人公と謎を持ち込んでくる親友の警部のやりとりもとっても楽しい。ただすご~くレトロな感覚で読んでいると、パラボラアンテナやプリクラなど...続きを読むが出てきて、時代感覚が揺すぶられる感じです。まぁどちらもかなり前からありますが・・・(^_^;)
Posted by ブクログ 2013年10月03日
いつもほっこりにっこりな読後感。
寝る前にちょっと読むのに向いてる短編集です。
もっとも面白くて次から次へとつい読み進めてしまうのですが。
河田さんはあっちこっち行くなぁと思っていたら、最終的にはアメリカ行き!FBI!?
意外と優秀…なのか、奥様の賜物か。悩ましいところ。
Posted by ブクログ 2010年12月16日
「嫁洗い池」芦原すなお
ほのぼのミステリ。藍色。
『オリーブとミミズク』の続編で、作家の「僕」と安楽椅子探偵奥さんの物語短編集。
前作に続いてやはり行間から漂うほんわか感と美味しそうな料理が読みどころです。
続編とは言っても収録されている短編はそれぞれ独立しているので、あまり構えて読むよう...続きを読むなことにはなりません。ただ前作に比べて若干ドライな感じを受けました。
やはり芦原すなおさんは”語り口”がいい。独特の雰囲気が大好きです。
ハードカバー版の表紙は結構おどろおどろしいですが、内容は違うのでご安心を。それに比べて文庫版の表紙の落差が凄いですね(笑)(4)
Posted by ブクログ 2009年10月04日
平成20年11月1日購入
私はおいしいものが大好きだ。
安定感のある物語も大好きだ。
ゆえにこのシリーズは結構気に入っている。
何一つ冒険はないかに思えるが
料理が上手で
頭がよくて
きれいで
自分を好いてくれる奥さんという
超能力よりもあり得なさそうな話を書いているのだから
ある意味、大冒険...続きを読むな気もする。
話の中でしばしば
食欲と老化を結びつけるあたりが
妙に身につまされるのである。
Posted by ブクログ 2010年02月07日
主人公“ぼく”と悪友・河田刑事との会話がやっぱり面白くて、何とも絶妙。そして奥さんの名探偵ぶりも、もちろん健在です。第一弾と比べると、こちらの方が若干、ミステリ色が強いかな、と思いました。でも奥さんの手料理は相変わらず美味しそうです。詳しいレシピなどがあれば是非、チャレンジしてみたい料理ばかり。レシ...続きを読むピ本を出してくれないかな…。
これ一冊でも十分に楽しめるとは思いますが、より楽しみたい方にはシリーズ第一弾から読むことをオススメします。あと余談ですが、喜国雅彦氏の解説がかなり面白かったです。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
「ミミズクとオリーブ」に続く、安楽椅子探偵、第2段。
料理のさえも推理のさえも、ますます好調で。
直木賞作家が贈る美食と推理の華麗なる競演、どうかお試しあれ。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
「ミミズクとオリーブ」の続編。とりあえず相変わらず奥さんの作る料理が本当においしそう。主人公の浮き世離れした感じと奥さんのしっかりものの性格、そして友人の河田のキャラが絶妙にマッチして、さらに文章に溢れるユーモアが読んでて飽きさせない。推理の面では、ガチガチの本格を期待するとちょっと肩透かしかもしれ...続きを読むないが、伏線の妙と設定の魅力、そしてロジカルではないにしても鮮やかな推理が展開されて満足できる。
Posted by ブクログ 2010年08月14日
穏やかな奥さんの安楽椅子探偵もの「ミミズクとオリーブ」の続編。
やはり一般人の主婦が殺人事件を解決していく構成には無理があるが、亭主と刑事の漫才のような掛け合いと、涎が出そうな田舎料理の記述には惹かれます。
フツーに面白いしね。
Posted by ブクログ 2011年07月22日
「ミミズクとオリーブ」第2弾。妻が探偵役、僕が助手役。主人公夫婦宅に僕の友人である刑事が、事件解決の助力を(妻に)仰ぎにくる。しかも夕食時を狙って勝手に上がり込み、質素だが美味な食事を平らげて。謎解きやトリックよりそのあたりの掛け合いが面白い(芦原さんごめん)。料理もいかにも美味しそう。この中では「...続きを読むシンデレラの花」が印象的。主人公の夢がとぼけていて笑えた。ところで表題作の「嫁洗い池」での出来事(記憶)は一体何だったのか、なぜ両親は忘れろと言ったのか(まるで何かを知っているかのように)謎が残った。どこか読み落としたのかも。ちょっと気になる。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
安楽椅子探偵な嫁のシリーズ。
このシリーズはミステリよりも食べ物によるところが大きい。
残念ながら私は瀬戸内海方面の地場食には疎いので、その素朴な味わいが想像できないのだが、血肉に染み付いた郷土食への思い入れというか、愛情は羨ましくも妬ましい。
でも、もっと他の地方の食べ物にも目を向けて、調理...続きを読む法ですったもんだして欲しい(笑)
Posted by ブクログ 2011年11月02日
東京郊外に住む夫妻のもとに、友達の河田警部がおいしそうなお土産と、未解決の事件を携えてやってくる。奥さまは、料理上手な主婦。そして旦那さまは、しがない作家。ごく普通の2人は、ごく普通の恋をし、ごく普通の結婚をしました。でも、ただひとつ違っていたのは……。奥さまは「名探偵」だったのです。
『ミミズク...続きを読むとオリーブ』の続編。
奥さんは家に居ながらにして難事件を解決してしまう、台所探偵。
このシリーズ第2弾は、ミステリ部分が前作に比べ、パワーダウン。ちょっと残念だった。でも、軽妙な会話は相変わらずで楽しい。掛け合い漫才のようで、思わず笑ってしまう。そして、出てくる料理の数々。やはり前作同様、垂涎もの。悪友同士がおいしそうに食べるシーンが、特にいい。
さらに、ミミズクの夫婦がもらった餌を食べ、嬉しそうにポーポーと鳴くところは、こちらも嬉しくなる。
2作を読んでもっとも印象に残ったのは、作品に終始流れている、温かさとほのぼの感あふれる幸せな生活。主人公夫婦のそんな生活を描くことによって、犯罪者の愚かさを際立たせているところが心憎い。ぺこぽんさんおすすめの第3弾が楽しみ。