【感想・ネタバレ】GIFTEDのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

引退後時間が経ってしまったが、たまたま引退試合を見返したのでその勢いで開いてみました。
小野伸二さん自身の言葉でサッカーに出会ってから引退までが描写されていた。ドキュメンタリー番組を見終わったかのように小野伸二さんの人生に寄り添ったような不思議な感覚でした。途中に挟まるチームメイトや奥さんのコラムがまた良かった。違う角度からの人物像が見えて立体感が増すような。
レジェンドといわれるような選手が自分の好きなチームに所属し、出会えて良かったと言ってくれることがイチサポーターにとってこれほどの救いになるのかと勝手に感情揺さぶられました。
契約金の中から一万円だけ握りしめて中華丼食べに行ったエピソードがすごい人間くさくて、また「小野伸二」という存在をより深く好きになりました。
また読み返したくなる一冊。

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2024年04月07日

Posted by ブクログ

小野伸二さんの名前を初めて聞いたのは、レッズ入団が決まった時。
その時会社のスポーツ寮で同じだったサッカー部(後のフロンターレ)の人に絶位覚えていて、凄いから。という話を聞いた。
その後の活躍はご存知の通り。
面白くてあっという間に読んだ。

キヨショウの大瀧先生の「負けて泣くのは後悔、やり残したことがあるからだ。そういう選手になるな」という言葉は、レベルは違うが同じスポーツをしていた者として強く共感するし、そうなりたいと思う

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2024年04月02日

Posted by ブクログ

そのプレースタイル、人柄と同じように、読みやすい文体。パーソナリティがよくわかる物語。
やっぱりこの人が大好きだ。

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2024年02月12日

Posted by ブクログ

普段、積読することが多いけれど、今回ばかりはほぼ2日で読み終えた。
サッカーをやっていなくても、憧れた。
帯に書かれているように天才・小野伸二の光と影がわかる一冊でした。
是非、一読を!

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2023年12月10日

Posted by ブクログ

かつて黄金世代と呼ばれた小野伸二の生い立ちから引退までを辿る自伝。度重なるケガを乗り越えピッチに立ち続けたのはサッカーがとにかく好きで楽しかったからだという。誰からも愛される人柄が感じられる。テクニックやトレーニングを語る場面はない。それでも面白い本にまとまっている。

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2024年02月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この人、めちゃくちゃ細かく見ている。そして、もしかしたら、な僕より僕のことを知っているかもしれない。誰だって、自分を否定されるのは嫌なものだ。当時の僕がそうだったように、それを受け入れるのは簡単ではない。でも、このブログの一件から、そうやって言ってくれる人、批判してくれる人こそが大事なんじゃないか、と思うようになった
天賦の才能。それが本当にあるのか、僕にはわからない。もし何か与えられたものがあったとしたら。それは、やっぱり人なんだと思う。出会いを与えられ、そこにチャンスが生まれ、今の僕がある。そのことだけは決して忘れないでいようと思う。

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2024年02月03日

Posted by ブクログ

サッカー選手で1番好きな小野伸二の本。お疲れ様でした。from平川のとこ、感動した。楽しいサッカーをありがとう!

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2024年01月25日

Posted by ブクログ

小野伸二はプロのサッカー選手。高校を卒業して1年目の小野選手は、1998年のフランスワールドカップに18歳で出場する。小野選手は、高校時代から"Gifted:天賦の才能を持つ選手"として期待されていたが、18歳でのワールドカップデビューは、その評価にふさわしいものであった。以降、大きな怪我を何度も経験しながらも、日本ばかりではなく、オランダやドイツ等でも活躍し、2023年9月、44歳の誕生日に引退を発表するまで、活躍した。小野選手ほどサッカーファンに愛された選手は多くはないと思う。天才的なボールさばきもそうだが、いつも楽しそうにサッカーをしている姿を、皆は好きだったのだと思う。この本の表紙の小野選手の笑顔を皆は好きだったのである。
本書で小野選手自身も、小さい頃からサッカーが楽しくて仕方がなかった、と書いているが、その小野選手が、引退を考えるほど最も落ち込んだのが2006年のドイツでのワールドカップでの出来事だった。この大会の初戦、日本はオーストラリアと対戦する。ラッキーな形で先制点をとった日本は、後半も残り8分強のところまで1-0でリードしていた。その段階で選手交代で投入されたのが、小野選手だった。結果だけ書くと、小野選手が投入されてからの約8分で日本はオーストラリアに3点を決められ、大逆転を喰らってしまう。そのことに対して、小野選手は「衝撃だった。サッカー人生において、リードしている状況で途中出場をしてひっくり返される経験が、それまではなかった。(中略)これ以上の絶望はなかった」と書いている。そして、この時のワールドカップでの経験に比較的多くのページを割いている。基本的にトーンは、自分が「戦犯」であるというものである。
私はこの試合を、たまたまドイツ・カイザースラウテルンの現地で観戦していた。だから、この試合、このワールドカップに関しての小野選手の記述は非常に興味深かった。この試合、日本はリードはしていたものの、後半になってからは、オーストラリアにパワープレイで一方的に攻められていた。日本が逃げ切れるかどうかが試合のポイントだったが、誰が見ても、選手は疲れ果て、足が止まっていたので、選手交代が必要であった。本書で小野選手も書いているが、交代はセオリーから言えば、バックスの選手か、あるいは、相手のパスの出所を追いかけるフォワードの選手を入れ替えるのが妥当である。ところが、交代はフォワードの柳沢に替えて、中盤の小野であった。この交代を現地で見ていて、私は意味が分からなかったし、ピッチ上の選手も、明らかにとまどっているのが見えて心配になった。この本の中で小野選手も、自分の役割が分からなかったと率直に書いている。それでも、小野選手は、「あの初戦、あの僕が交代したあとの8分がすべて」であり、「絶望と申し訳ないという思い」を感じてしまう。
もう随分以前の話であるが、やはりあの選手交代は、小野選手を含めてとまどいの大きいものだったのだ、という納得を私は感じたし、こんな素人でも疑問を感じる選手交代をなぜジーコは行ったのかという疑問が更に大きくなった。また、そのような中でも、やはりやっている選手(小野選手)は強い責任を感じるのだな、と興味深く思った。

本書を読んでの感想は、「小野伸二は、イメージ通りのナイスガイ」というものだった。サッカーファンに愛されるに値する。

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2024年01月15日

Posted by ブクログ

天才と呼ばれた男もサッカーを始めたのはさほど早くなく、怪我にも苦しんだ苦労人。気配りができて実は泣き虫。人間臭さが溢れている。最後の母のエピソードは泣けた。

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2024年01月09日

Posted by ブクログ

サッカーの天才、小野伸二選手の半生を伝えた自伝。
随所に小野選手らしさを感じる書籍に仕上がっています。
自分はめちゃくちゃサッカーについて詳しい訳ではないので、
小野選手について知っていること(聞いたことがあること)と
知らなかったことの両方がありました。

小野選手は、10人兄弟で、貧しかったので
小野選手の才能を見出し、
費用を含めサポートした方がいることは知りませんでした。
血もつながっていない子供の費用を出すって、
よっぽどの魅力的なプレーをする人だったんでしょうね。
自分もそんな体験(出会い)がしてみたい。。

また、キャリア晩年で、監督との価値観のズレにより、
干されてしまった経験も赤裸々に語られていて、
興味深かったです。
小野選手くらいの方でも、ちょっとしたすれ違いで、
苦労するごくごく普通の人であることが驚きでした。

彼の天才性がどのように作られたのか、
特にもっと幼少期に何が起こっていたのか
(とにかくサッカーに没頭していたことは記載がありましたが)、
もう少し掘ってくれていると自分にはよかったのですが、
内容も文章のテイストも小野選手らしさが出て、
とても親近感の湧く自伝でした。

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2024年04月15日

Posted by ブクログ

・10人きょうだいとは聞いていたが、あまり頭のよいきょうだいではなかったみたい
・ゴトビとの確執に触れていたので、ずっと気になっていた身としては嬉しい

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2024年01月17日

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