【感想・ネタバレ】改訂版 金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 ロバート・キヨサキさんの本。筆者がどのようにして若くして豊かに引退したかが書かれていた。
 筆者は、レバレッジを活用して豊かになった。レバレッジとは、より少ないもので多くをする力のこと。融資だけのことをいうのかと思ったら、そうではない。飛行機や洗濯機など身近にもあるし、頭脳や言葉にもレバレッジがある。
 とても高額な物件を買うことになったときの葛藤が印象深い。どうやったら買えるかではなく、なぜ自分たちはこんなにクレイジーなのかと自問し続けた。今のままでうまくやったいた。なぜ自分が快適と感じる範囲を広げる必要があるのか。まさに、今の私と同じ気持ち。著者は、4晩ほど悩んだが、やっと気持ちが落ち着いてきて、どうやったら買えるのか?と考え始めた。どうして踏みとどまることがなかったのか。それは、一番最初に大金持ちになるという最終目標があったからではないかと思う。最終的に、筆者は、6つの銀行を周り、お金を貸してもらえることになった。
 金持ちに「どう」なるかよりも「なぜ」なるかの答えを見つける方が大事だと筆者はいう。筆者は、いつもお金のことで苦労しているのに嫌気がさし、若くして豊かに引退すると決めた。この「なぜ」なるかが決まっていないと、若くして豊かに引退することは難しいと思った。
 筆者も失敗している。最初に失敗をしたときは惨め、2回目はもっと惨めだったと振り返る。でも、この2回があったからこそ経済的自由を手にできたそうだ。そして、筆者は、必要であれば10回でも20回でも失敗する覚悟ができていた。失敗する覚悟。これを持っていないと成功は難しいだろう。ビジネスをはじめるときはいつも、10のうち9は失敗すると念頭におく。勝利の戦略には失敗が含まれていないといけないそうだ。
 コンテクストとコンテンツという言葉が出てくる。コンテクストとは、あなたが自分にはここまでできると思っている可能性の限界。コンテンツとは、あなたが問題や挑戦に立ち向かうときに使う蓄積された知識のことだ。不動産の視点を変えるのは、単なるコンテクストの転換。貧乏から金持ちに移行するのも、単なるコンテクストの転換。そうしたいと思えば誰にでもできるそうだ。
 不動産の有効な戦略は、100:10:3:1。100の物件を検討し、そのうち10に買い付け申し込みをし、3人の売り手がそれでいいといったら、そのうち1つを買う。言い換えると、物件1つ買うには100件見て回らないといけない。すごく具体的なアドバイスだ。
 まず、出口戦略を考える。何歳で引退したいのかを考える。大抵の人にとっては、安全第一にしてそれは私には買えないと言っている方が楽。だから、若くして豊かに引退する人は少ないのだろう。何事も出口戦略が重要なのだと感じた。

印象に残った言葉を記載する。
・利益は得る時ではなく、買うときに生まれる
・遅い言葉 給料の高い仕事、早い言葉 キャッシュフロー
・学校を卒業した後は、財務諸表が成績表になる
・未来は明日ではなく、今日君達がすることによって作られる。
・きみをきみ自身の囚人にしているのは、きみの恐怖心だ

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2019年11月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「お金持ちになる道はまず言葉から始まる。
そして、言葉はただで手に入る」
言葉選びの大切さ、目の前の課題なので今の自分に刺さった
どうやったら、今私がやっていることをより多くの人に、より少ない労働でより安く提供できるか?
考える価値のある問に対して、自分なりの答えを考えることが面白いと感じた
2021/06/24

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2021年06月24日

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