【感想・ネタバレ】阿片の中国史のレビュー

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Posted by ブクログ 2009年10月07日

アヘンは、アヘン戦争以前から吸われていたし、主に薬用として利用されていた
李時珍の「本草綱目」にも漢方薬として登場する
蒋介石や毛沢東また関東軍もアヘンを利用して資金を稼いでいた。
アヘン流入のきっかけは、イギリスがどうしても茶がほしかったから
林則徐がアヘンを全部燃やすのに30日間かかった
関東軍...続きを読むも予算の25%はアヘンで賄っていた

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

阿片がどのように中国に入り、中国の歴史にいかに悪影響を与えたかを簡便に著した作品。簡便なため、深い追及はされてないが、軽く中国の歴史を知る上ではよい。

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Posted by ブクログ 2012年07月03日

 中国の近代を,阿片を軸に見つめていく。コンセプトは興味深かったのだが,内容はかなり淡々としていていまいちぐっとくるものがなかった。阿片戦争の戦況推移とかあんまりいらなかったような気も…。
 しかし中国は阿片で酷い目にあってきたよね…。異教徒と見下され押し付けられた阿片は貴賤を問わず大流行。弛禁論・...続きを読む厳禁論の争いは,結局外圧(阿片戦争)で,厳禁論の完全敗北。軍閥や日帝や蔣介石も重要な財源とし,阿片が根絶されたのは中華人民共和国成立後のことだった。
 中共の阿片追放キャンペーンは功を奏したわけだけど,どうも内戦当時は共産党も阿片で軍資金を作ってた節があるそうだ。確証はないと言っているけども。しかし1950年からの禁煙キャンペーン期間中は,2年で800人以上も密売で死刑になったとか。やっぱりよほど強権的にやらないとダメなのね…。

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Posted by ブクログ 2011年05月22日

[ 内容 ]
阿片戦争から中華人民共和国成立までの約百年間の中国近代史は、阿片抜きには語れない。
阿片という麻薬に、これほど蹂躙された国は、世界史の中でも例がない。
中国人が麻薬としての阿片を知ったのはいつのことか。
最初はどこから入ってきたのか。
なぜ、超大国・清がいとも簡単に阿片に侵されてしまっ...続きを読むたのか。
そして共産党と阿片の知られざる関係とは―。
中国と阿片の長い歴史をひもとく。

[ 目次 ]
序章 煙館
第1章 ケシの到来
第2章 尼さんの阿片
第3章 「新商品」に生まれ変わった阿片
第4章 小説と現実の阿片商人
第5章 千トンの白煙
第6章 阿片戦争
第7章 日本にはなぜ蔓延しなかったのか
第8章 悪魔の密約
最終章 毛沢東と阿片

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