【感想・ネタバレ】リーダーの値打ち 日本ではなぜバカだけが出世するのか?のレビュー

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Posted by ブクログ 2012年12月26日

【全リーダーに信念を】

僕も学生時代を振り返ってみて、多くのリーダー経験をさせていただきましたが、この本はその時に感じたリーダーとしての学びをうまく言語化出来ています。

僕達は人に指示されて行動することには慣れているのですが、自分が指示する立場になるとノウハウが分からないということがよくあります...続きを読む。そんなときに大切にするのは、上位下位の価値観をよく考えた上でのリーダーの「信念」であって、「譲れない何か」を持つことであるという著者の主張に僕も非常に同感しました。

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Posted by ブクログ 2012年02月21日

最近フォローし始めて、やまもとさんのツイッターの感じをみていると勝手にもっとコミカルかと思ってましたが、真面目でびっくり。無知でした。

日本のダメなところを延々と書くだけだとつまらないなーと思ってたら、ちゃんといいところ、海外でもダメなものはダメなところも書いてあり、説得力あり。太平洋戦争の例えは...続きを読む非常にわかりやすい。あと、「誰かをリーダーにしたてて、最終的にそのリーダーのせいにする」というのは自分もそうだなーとか。最近中間管理職についた身としてはギクッとする記述が多く、読む前には啓蒙される気はなかったんだけど、結果的に啓蒙された感が強い。面白かった。

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Posted by ブクログ 2011年12月12日

飛行機の中で読んだのだけれど、この本は面白かった。
この手のタイトル本にありそうないわゆるハウツー本でも自助系でもなく、日本社会の構造の避けられない実体をDNAレベルでやや難しく解明してる。
で、いちいち納得。
まぁ、普段のブログほど砕けてはないのだけれど、いたるところで著者節がさく裂していて思わず...続きを読むクスッとさせてくれる当たりもポイント高い。
あー面白かった。

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Posted by ブクログ 2019年06月12日

副題の理由がよくわかる。
ただ、日本人は悲観しすぎず、日本人らしい粘り強さでリーダーシップを発揮することが、求められていることがわかる。

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Posted by ブクログ 2013年06月04日

手元に持っててもいいかもしれない。
何をしたいのか自分と向き合わなければならない。そこから優先順位付け。ドラクエやってる暇あるの?todo起こして片っ端から片付けないとあっとゆう間に人生終わるよ。
何がしたいかクリアーであれば、自分が正しいと思えることが明確になってリーダーシップにもつながる。
マネ...続きを読むジメントはまたべつの話。
先ずは書く習慣。

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Posted by ブクログ 2013年05月29日

少し前からブログを読んで勝手に親近感を抱いていたわけですが、日本企業でどうして優秀な人が必ずしも偉くはないっていう事実を、会社員でも何でもないこの人が書くというところに面白さがありました。
ちょっと変わった人だけど、けっこう本質を見抜くところがすごいんだろうな。投資家としてうまく行っているってのはき...続きを読むっとそういうことなんでしょう。と、変な気付きでまとまったしまった感。

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Posted by ブクログ 2012年07月11日

喩え話がテンポよく、わかりやすく、読みやすい。多くが日本との対比というか、日本そのものの問題という視点から語られており、目の前にいるリーダーがなんでこんな使えないか非常によくわかる本。リーダーがどうあるべきか、というのは従うものとしても考えておくべき事だし、いい本だった。

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Posted by ブクログ 2012年02月18日

一部耳が痛いことがありつつも、的確で適切な言葉選びになるほどと相槌を打つばかりです。
池上彰が上澄みをあさーく掬うのに対し、専門家はもぐらのように一つの穴に突撃しますが、(元)隊長はその中間どころのレイヤーからモノを見ているような。
つまり言えば、理想と現実の狭間を捉えるのに非常に巧みであるといった...続きを読むところでしょうか。

特にハッキリとしたリーダー像だ政策だを語る本ではありませんが、この耳に痛い言葉を、一度自分にチクチクさせてみるマゾい行為も、時には必要ではないでしょうか。

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Posted by ブクログ 2012年02月16日

元切込隊長こと山本一郎さんの本。
普段のブログの切れ味とはまた違った感じですが、ブログ同様に情報量が多い本でした。

タイトルの通り、「リーダーはなぜダメな人が多い」というテーマで、日本の国の問題や、国民が感じてる問題を逆に悲観することないよ、とたしなめる事もあったり、とても淡々とした文章ではありま...続きを読むすが熱い本だと思いました。

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Posted by ブクログ 2012年01月28日

自分が弱い部分苦手な部分、分かってるけどキライなことなんかをいつも書いてくださるので、ありがたいことこの上ないのですが、最近じわじわ抵抗感がゼロになりつつあって、それが気になっていたりします…

現在の自分(起業練習中)にとってこれ以上ないほど、とても参考になる教科書でした。ビジネス書として、それか...続きを読むら表題および政治家について示唆に富む視点をいただきました。いただいただけじゃだめなのでががががんばるます。

で、これはいいと仕事関係者に勧めてるんですが、なかなか難解だと言われて、思っているよりずっと山本氏の語り口に慣れ親しんでいるのだな、と気づかされました。するっと入ってくるんです。言い回しとかお上手だよなあとしみじみ。私的にはずいぶんまた噛み砕いて頂いていて…および、やっぱり読み足りないもっと聞きたいと欲張ってしまった次第でした!

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Posted by ブクログ 2012年01月26日

トリガーワード:機能不全、ビジョン、有事対応、失敗から学ぶ、段階的発展論、ジャパンファースト、断捨離

日本に『有能な』リーダーが出てこない理由を述べた本書。論そのものは特に目新しいものはなく、どこかのブログや雑誌などで見たようなものが多かったが、それをまとめて分かりやすく説明してくれているという意...続きを読む味では、読みやすくて良かった。
『ビジョンとは何かを切り捨てること』リーダーにこの覚悟がなければ、そしてついて行く人々にも失敗を許容する態度がなければ、リーダーシップの発揮しようがない、ということがよくわかった。

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Posted by ブクログ 2012年01月18日

マネジメント、リーダーシップはスキルアップ教で解決しない。生の現場感覚から絞り出される。ぶつかってくしかない。

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Posted by ブクログ 2012年01月06日

切込隊長こと山本一郎氏の著作。
言いまわしだったりが読みにくさを見せているけれど、書いてあることは結構正論。

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Posted by ブクログ 2015年12月25日

なぜバカが出世するのか?

→不安を直視しわ、それを解決していく過程をしっかり認識することで幸せを実感を感じられる
あるべきビジョンに基づいて、足元で発生しうる問題についての手当てを優先順位に応じて処理していく機能が不足している
悩まないために悩んでいる内容を正確に知る
本来のリーダーシップとは正し...続きを読むさを人に説得し、その正しさを追求してもらうための説得の総体であり、自分の頭で考え、それが正しいのだと信じる力が必要

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Posted by ブクログ 2013年02月05日

αブロガーの山本一郎による啓蒙書。
日本ではなぜリーダーが機能不全に至ることが多いのかを書いた一冊。

書いてることに説得力はあるし、実際にそうならないための提言もあるのだけど、概論が多く、実践するのは甚だ難しく感じた。

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Posted by ブクログ 2012年06月03日

竿竹屋調のサブタイトルが挑発的な切込隊長の新書。前半は、よくある第二次世界大戦の敗戦と現在の企業経営/政治運営の失敗を比較して「よく似てるよねー」という話と、ピーターの法則の話。最終的には「一億総専門家目指して、お互いに尊敬し合いながら前に進めばいいんじゃないの?」と毒にも薬にもならない結論に落とし...続きを読むていて、切れ味が今一。むしろ、あとがきの「リーダーシップとは、何が正しいのかをとことん考え、それを人に説明すること」という話の方が説得力があり、こちらの線で本を書いた方が良かったのではないかと思う。新書向けの文章ではあるが、Blog でお馴染の洒脱な筆致も控え目ながらも楽しめる。

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Posted by ブクログ 2013年11月24日

・日露戦争の成功体験で勘違いした日本軍が太平洋戦争で痛い目にあった歴史から、高度経済成長の成功が忘れられず、近年のグローバル化などのパラダイムシフトに対応できずにいることが、失われた20年の原因なのではという話は、面白いけど、割とよく聞く話でそれほど意外性はない気もする。

・本書の大半は、一般論(...続きを読む上記の日露戦争と太平洋戦争のアナロジーやピーターの法則など)と、著者の専門のコンテンツ系ビジネスの裏話(パチンコ台への展開を計算してのアニメ製作など)で占められ、副題の「日本ではなぜバカだけが出世するのか?」という釣り文句にはあまり答えていない気がするのだけど、釣りだから仕方ないのかも。

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Posted by ブクログ 2012年02月02日

著者の物の考えや、事象の捉え方は心地良い。アルファブロガーとしての抜き身感は抑え目ですごく丁寧な論述。ビジョンを明確にし、教訓から学び、環境の変化に適応する。

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Posted by ブクログ 2012年01月09日

"@kirik"さんの本。1〜3章と4〜6章が分断された感じでちょっと残念。組織にはビジョンの共有が必要、リーダーの役目はそれを構成員に説得すること、と。

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Posted by ブクログ 2012年01月03日

「組織とは、だんだんダメな人をトップに置くようになってしまう宿命」というフレーズにいろいろ考えさせられた。

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Posted by ブクログ 2011年12月29日

幅広い話題がいっしょくたに語られていて、正直理解できているとは到底言えないのだが、とりあえず本書の一つのテーマである、「トップが無能である」理由については、本文中で言及されているピーターの法則で説明が尽きていると思う。

トップになり、それより上がなくなると、さらなる上になるためのビジョンが思い描け...続きを読むなくなることなのだろう。

課長なり、部長なりといった明確な目標を描いて、そのためのステップを講じてくることができた人も、社長となると、ゴールの見えない曖昧な目標を抱えたまま、次のステップを定めることができず、長期的に合理的な行動はとれなくなる、ということなのだろう。

一方、もう一つのテーマである自分の行動が報われないことの理由については、己自身を知らず、そのために報われるために必要な行動がとれていないこと、という理解でよいのかな。

Heaven helps those who helps themselves.

天は自らを助くる者を助く。
→天に助けられる(報われる)ためには自らを助ける必要がある(論理的には正しくはないが、元々の意味はこれと解釈)。
→自らを助けるためには、自らを理解し、自らが何を求めようとしているかを理解し、それを得るためには自分に何が必要で、何をやらなければならないかを理解し、そしてそれらやるべきことを実際に行う。

当たり前すぎて面白くもないが、まあ心理だし否定もできない。

元切込隊長(俺の心の中では今でも切込隊長)の本を買うのは初めてだが、正直内容がまともすぎて拍子抜けだった。ブログのノリではないが、書籍でももうちょっとはっちゃけてくれた方が個人的には良かった。

知り合いの中川淳一郎氏を見習って、もうちょっと書籍でも無茶なことを書いて欲しかった気持ちが強いので、評価は★3。

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