あらすじ
ツイッターを見ている人が本当にウチの商品を買ってくれるの? 何をつぶやいたらいいの?──いまいち分からないビジネスツイッターの世界を、1万人の詳細な調査から浮き彫りにする。「フォロワー」と「顧客」の間の近くて遠い関係とは。デパ地下ブームなどを仕掛けてきたマーケティングの達人が、満を持してビジネスツイッターのすべてを解き明かす。会社の好意度アップのツボはこれだった!
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Posted by ブクログ
ツイッター利用者の多くが、ツイッターの使いかたを模索しながら使っている、という統計結果には勇気づけられました。
ツイッターを長く利用すれば、それだけその面白みがわかってくるらしいので、自分にとってのツイッターとは何か、というのを考えながら、のんびりとツイッターと付き合っていければと思います。
Posted by ブクログ
「社会におけるツイッター現象」を書いた一冊。
Twitterユーザにとっては一見当たり前、と思うことでもそうでないユーザにとっては目から鱗の話が多いのカモ。
実際の企業の活用事例は、企業などマーケティング目的でTwitterを使う人にとっては参考になるのかと。
Posted by ブクログ
Twitterを単なる流行りと見るか、社会の一段の変化と見るか論じた本と言える。たもごっちのブームと比較していることは、かなり面白い。色々と調査結果の図表があるが、それがどこからのものなのか明示されていないのが残念無念~
Posted by ブクログ
ツイッターによるマーケティングはどういったものなのか?その疑問に1万人の市場調査から得たデータを基に答えてくれるものです。
僕は個人でもツイッターを運用しているのはもちろんのこと、以前はある会社のツイッターアカウントの担当者だったので、この本のタイトルにピンと来て手にって読んでいました。一読してまぁ、なるほどなぁとは思いましたよね。僕がツイッターを使っている理由は日ごろ本を読んでいる作者と実際に
コンタクトをしたりするツールとして使っているというのがメインになります。
この前、ツイッターの分析ツールを使ってみたら最近一番よく話している相手は芥川賞作家の柳美里さんだという回答が来ました。一昔前ではありえないことですよね。読者と作家がこうしてリアルタイムでつながっていることができるのは。いい時代になりました。こういうのはどうか一過性のブームにしてほしくないですよね。ツイッターを使って会社の売り上げがあがったり、シャッター街だった商店街が活性化するのはひとえに運用者がどれくらい真剣に取り組めるかということと明確な戦略です。
これは個人的な意見ですが、それを最も実行しているアカウントは『高円寺ルック商店街』のツイッターが秀逸だと思います。
Posted by ブクログ
1万人調査と予備調査の内容が充実しており、それらの結果から、ツイッターをしている人々の姿や今後のツイッターの動向を読み取っている。マーケティングや市場形成、消費者特性といった観点からツイッターの特徴を説明しており、社会学とは違って新鮮だった。
ツイッターとは、「多様性(人と社会の多様性・私の中の多様性)を楽しむ」という価値をもたらしてくれる。ツイッターは、あらゆるメディアのハブになる。今後、企業はマーケティングや商品企画に、どうツイッターを利用していくべきなのか(バックル発想は何かに使えそう)。
ツイッターを活用している6社の企業事例も掲載されている。目先の利益を追うのではなく、企業を支える「ファミリー」をツイッターによって構築する。