【感想・ネタバレ】タイパ コスパがいっきに高まる決算書の読み方―外資系金融の「分析力」と「瞬発力」が身につく19の方法のレビュー

あらすじ

「決算書は、隅々まで読んではいけない」

外資系金融では、徹底的に「タイパ」「コスパ」重視で決算書を読む

会計士なみの知識や、面倒な計算はいっさい必要なし!
「最低限の努力」と「最小限の時間」で効率よく決算書分析!

「19の指標」をマスターするだけで、誰でも簡単に「外資系金融のプロ」なみの分析力とスピードが身につく!

60社におよぶ有名海外企業のケーススタディと豊富な図解で、海外企業の決算書分析のコツがわかる!

★本書で取り上げた海外企業(一部)
デルタ航空 vs フェデックス
デル vs ヒューレット・パッカード
マイクロソフト vs セールスフォース
ジョンソンエンドジョンソン vs ユニリーバ
インテル vs AMD
ドミノピザ vs マクドナルド
ボーイング vs ロッキードマーティン
Visa vs アメックス
テスラ vs ハーレーダビッドソン vs ヒュンダイ
コカ・コーラ vs ペプシコ

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

仕事で使う場面があり、改めて理解したいと思い手に取った本。

決算書というと読み方が難しい印象しかなかったのですが、この本で少しそれが緩和された気がします。非常にわかりやすく、理解しやすい内容だった。

一方で終盤にかけてはなかなか難しい内容も増えてきて、理解する難易度が高まった。

使うたびに振り返ることで自身の知識として完璧に身につけていきたいと感じた。

0
2025年10月15日

Posted by ブクログ

・感想
比較的基礎用語が多かったが、学びになること多かったです。
初心者向けだが、ぜひ。

・Todo

営業利益率=本業で利益を稼ぐ% 高いほど稼ぐ力ある。

ROA=総資産利益率
 事業全体に投資した資産がどれだけリターンを生んだか
 BSの左側でどれだけの税引き後利益を生んだか
ROE=自己資本利益率
 拠出したお金でどれだけのリターンを生んだか
 株主の持分の自己資本に対しどれだけ税引き後利益を生み出せたか。すなわち株の利回り
 高い方が良い。

2つとも長期的に見て判断する。

のれん=買収によってえた目に見えない資産価値(技術力、特許、資産力)を無形固定資産として計上する

ROIC=企業が特定の事業に投下した資本(=調達した資金)が生み出した利益の割合を示す。

EV=株式時価総額+ネット有利子負債
 株式時価総額=株価×発行株式数
 ネット有利子負債=有利子負債-現預金

EV/EVITDA=事業価値がEBITDAの何倍になるか。買収した際の時価総額と請け負う負債はEBITDA何年分で賄えるか。

流動比率=短期的な支払いに対応できるか。100%以上あれば安全。

自己資本比率が低いのは他人資本である負債割合が高くビジネスがうまくいかなくなると負債を返済できなくなり倒産する可能性がある。

DEレシオ=無理のない借り入れができているか。数値が低いほど安全性が高い

ICR 稼ぐ力に見合った借入をしているかを判断。
10倍超えていれば優秀。
※支払い利息10年分のEBIT(営業利益+金融収益)もしくは営業CFを稼げる力

0
2024年05月19日

Posted by ブクログ

2023年62冊目。満足度★★★☆☆

日本企業ではなく、全て米国など海外企業が題材だったため購入

私にはEASY過ぎた

それでも、VISAとアメックスの比較の解説や、キャッシュコンバージョンサイクルの説明の箇所など一部有益なページもあった

電車の中で、サクッと読みには好適

0
2023年09月28日

「ビジネス・経済」ランキング