【感想・ネタバレ】すばらしい医学―――あなたの体の謎に迫る知的冒険のレビュー

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Posted by ブクログ

病気のこと、人間の体のこと、薬品のこと
知ってる様で知らないことばかり
昔はどうだったのか、どんな事件があったのか、広く浅く…興味を損なわない文章でじっくり書かれている。

私が食べたものに含まれた油はどうしたら乳化して排出されるんだろう…なかなか面白い着眼点だ。

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2023年12月21日

Posted by ブクログ

めちゃくちゃ勉強になった!
ど素人の私でもわかる文章の読みやすさ。
難しすぎると飽きるし途中で読みたくなくなるけど、一トピックがちょうど良いボリューム感でぐんぐん読み進められた。
これ頭に入ってると落ち着いて病気と向き合えるかも。

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2023年12月09日

Posted by ブクログ

人体の各機関の働きや、手術、薬の歴史についてわかりやすく書いてあります。
有名な病気の名前もたくさん出てきます。
読みやすいです。

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2024年05月04日

Posted by ブクログ

著者は外科医で医療関係の本ですが、非医療従事者に向けて書かれていますので、専門知識は不要です。

それどころか、どの題材も「名前や存在は知っているけど、くわしくは知らない」といったものばかりです。薬や麻酔の歴史、現在使われている外科器具の秀逸さ、医療の黒歴史など、どの話も読み物として面白く、好奇心を満たしてくれる内容となっています。

やはり医療や人体に引かれるのは、自分の体に関係することだからなのかなとは思います。そういう意味では、興味がないという人はいないのではないのでしょうか。

この休みにビジネス書ばかり読んでも飽きるので、たまにはそれ以外の分野も、と思
い購入しましたが、読んでみて良かったです。

ぜひ前著や巻末にある書籍も読んでみたいと思います。

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2024年01月07日

Posted by ブクログ

前作に引き続き面白い。今の時代に生きてて良かった時思いつつ、人類のほとんどの時間はそれが当たり前だったのだなと思う。と、今の時代も当たり前ではないんだとすぐ分かる。

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2024年01月04日

Posted by ブクログ

第一章:あなたの体のひみつ、第二章:画期的な薬、精巧な人体、第三章:驚くべき外科医たち、第四章:すごい手術、人体を脅かすもの。著者がいう「人体はいかによくできているか」しかし、「人体はいかに弱くて脆いか」。とても興味深く読むことができた。

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2024年03月30日

Posted by ブクログ

今では当たり前の麻酔と消毒だが、
普及したのは割と最近でびっくり。
昔の手術は患者も医師も本当大変だったと
思います。

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2024年03月16日

Posted by ブクログ

筆者は外科医だけあって、手術やそれに使用される機器の説明が秀逸である。
術後、体内にガーゼが残されたってことを、ごくたまに記事で見かける。「そんなこと、ありえんやろ」、「なんてヤブ医者なんだ」なんて考えていたが、本書でその手術の状況を説明されると、「あり得る話だ」と納得させられる(当然、そんなことはあってはならないことだが)。
どの項も筆者の表現が分かりやすく、面白い。是非、読んでみるべき一冊だと思う。

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2024年03月03日

Posted by ブクログ

前作『すばらしい「人体」』の続編。
作者自らが前作のアンチテーゼと言うように、人体編で書かれていた人体のすばらしさに対し、今回の医学編では人体の弱さと脆さに注目し、病との闘いぶりが書かれている。
人体編でも驚いたが、人間の体は本当によくできているものだ。そして人間はその弱さ故、様々な病気と闘ってきた歴史がある。学者はその歴史の中で、治療法を編み出し薬を発見してきたのだ。その病気との闘いは、偶然の発見や発明の積み重ねによるものであり、そのお陰で現在の我々は安心して医療にかかることができている。この積み重ねには感謝の思いがする。
前作と合わせて読むことを勧めたい。

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2024年01月23日

Posted by ブクログ

以前、「すばらしい人体」を読んで印象が強かったので、こちらも読んでみた。
前作とダブる要素もあったが、現役の外科医としてリアルに分かりやすく語る話は、やはり興味深かった。
体の器官の仕組み、薬の開発に関するエピソード、外科医や外科治療、手術の歴史など驚くべき話が満載されている。
ただ、次々に紹介される薬や専門的な用語、内容についていけないところが多々あったのは否めない。
驚きが大きかった内容や印象に残った点を以下にメモしておく。
・胃や膵臓、肝臓などで作られる消化液は、体内で漏れると臓器を傷つける危険性がある。
・普通の飲食では一日あたり約9リットルもの水分が小腸~大腸に入る。(うち7リットルは消化液)そのほとんどが小腸と大腸で吸収され、便として排出される水分は2%以下。この多寡すなわち食べたものの腸内での滞在時間に応じて便の硬さが決まる
・脾臓は「なくても生きられる臓器」のひとつだが、免疫を担うリンパ節の親玉であるため、全摘すると、ワクチンが必要になる。
・マスタードガスから生まれた抗がん剤・アルキル化薬は細胞分裂を妨げることでがんの増殖を抑制するが、「細胞分裂の盛んな場所」に副作用を引き起こしやすい。
・毎日4000万人以上の患者が内服するコレステロール降下薬「スタチン」は、日本人農学博士・遠藤章が開発した。
・19世紀に、細菌が病気の原因になることが証明され、イギリスの外科医・ジョゼフ・リスターやによって「消毒」という概念が初めて提唱された。この時代に「麻酔」も生まれ、外科学上の革新的な技術によって手術で死亡するリスクは大きく減少した。
・1895年、ドイツの物理学者ヴィルヘルム・レントゲンが発見した「エックス線」は体内を可視化するという意味で革命的なものだった。

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2023年12月21日

Posted by ブクログ

人体や医学の話が面白くまとめられている。一つ一つがとても興味深く語り口も軽妙なので読んでる時はほうほう、という感じで楽しめた。が、話題が多岐に渡っていることもあり具体的な内容を思い返すのが難しい笑
とりあえず人体は良くできている。医学は誤ちも繰り返しながらゆっくりと確実に進歩している。筆者やそのほかの医師、研究者には頭が上がらない。
さて、mRNAワクチンはどうであろう。過去のヘロインやラジウムうんちゃらと同じ末路にはならないか。人体にはまだまだ謎があり、ワクチンの原理は分かるし現状の科学では論理的に問題ないのだが。

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2023年11月20日

Posted by ブクログ

良書。今回も、ヘェ〜、なるほど〜の連続。このシリーズは分かりやすいです。細菌やウィルスの発見と麻酔の二大発見発明と近年の体内の可視化。確かに医学が急速に進んだのは、この100年ばかり。幸せな時代に生まれたのかもしれません。この先も進歩が楽しみなのとともに、人体の不可思議さ、緻密さに敬虔な気持ちとなります。

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2023年11月01日

Posted by ブクログ

現役外科医である著者が人間の身体の奇跡というべき精巧さとその脆さを人類の医学の歴史と共に紹介していく。

まず第1章では頭から下に向かって各臓器の大まかな機能を小ネタを交えて紹介する。
その後の2章では主に薬の発見、それがどのように体に作用するのかを見ていく。
3章ではいわゆる外科的処置がどのように発展してきたかを見ていく。
4章では最先端の医療技術を、第5章では人体を脅かす毒などについて紹介する。

普段なんも意識することなく生存活動をしてくれている自分の身体だが、こんなにも不思議な活動をしてくれているのかと感謝したくなる。

面白い本でした。

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2023年10月10日

Posted by ブクログ

医療の発達が分かりやすく、書かれていて、読みやすい。
一般に知られる医療言葉は、それを考案したり、発明発見した人の名前から来ていることが多いことを知り、先人医療者たち奮闘を感じる。
それにしても、つい100年ほど前は麻酔も消毒もなく手術されていたなんて、患者もお医者さんも恐ろしい時代だったのね。
代の医療を受けられる時代に生まれて良かった(笑)。

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2024年05月01日

Posted by ブクログ

前作が面白かったこともあり、続編的な本作も読んでみた。

約370ページと厚みはあるものの、難しくし過ぎない塩梅でどんどん読み進めることができた。身体のこと、病気のこと、医薬品のことなどは自分に馴染みのあるトピックだったが、メスなど器具の話はとても新鮮に読むことができた。

著者も書いているように、読むことで人体の凄さと脆さを同時に知ることができる一冊だった。

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2023年11月07日

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