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某映画の影響を受けて作られた犯罪者の為のホテルと書かれており、映画を見てから読んだのでワクワクしながら読み進めることができた。
ホテル探偵の活躍が描かれており、ホテル探偵誕生の理由も書かれているのが良かった。
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たまたまアミュレットホテルのオーナーが参考にしたという映画を見終わった後だったので、更に楽しめた。あの映画監督にこの本を読んでもらいたい。
犯罪者のみが利用するホテル。そこで犯罪を犯すとハンムラビ法典式に裁かれる。色々な犯罪者の思惑が交差して面白かった。
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犯罪者しかいないホテルが舞台のコミカルな本格ミステリ。とてもおもしろかった。短編集なので読みやすかったし、映像化にも向いていそうだ。好みは『一見さんお断り』で、話がどんどん意外な方向に進んでいくのがよかった。
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★5 犯罪者御用達のホテルで事件が発生!完成度が鬼高いの連作短編ミステリー #アミュレット・ホテル
■あらすじ
犯罪者専用の〈アミュレット・ホテル〉 ここは警察が一切介入せず、必要な銃や情報も手に入れられる、犯罪者たちの楽園。しかし二つだけ守らなければならない鉄則があった。1)ホテルに損害を与えない、2)ホテル内で傷害、殺人事件を起こさない。その禁忌が侵されてしまったとき、ホテル専属の探偵が謎解きを始める…
■きっと読みたくなるレビュー
ヤバい、これはちょっと本ミスとしての完成度が高すぎじゃないですか。
方丈先生の竜泉家の一族シリーズと比較するとエンタメ寄り。しかし次々せまるくど過ぎるくらいのロジック重厚感や、奇妙で閉ざされた世界観はさすがといったところ。
連作短編ですが、どれもバラエティに富んでる事件で、さらに一話ずつ人物や背景が紐解かれていくところも熱中ポイントですね。
謎解きは各編すべてそのまま長編にできてしまうような野太さで、展開やロジックの筋道がコロコロ変わるし、ミステリーファンをぐいぐい惹きつけてくる。むしろトリックがもったいないとも思ってしまうレベルです。
もはや先生は、昨今の本格ミステリー作家を代表する方ですね。竜泉家の一族シリーズはもちろん、これからも楽しい作品を期待しています!
〇アミュレット・ホテル
ホテル内で発生した密室殺人、同室内には従業員がひとり居たが…
いきなり面白い! 複雑ながらも解かれてみると納得性の高い真相、すげーよ。登場人物たちも魅力たっぷりで、色んな意味で気が効いてる作品。
〇クライム・オブ・ザ・イヤーの殺人
ホテル探偵の前日譚であり、犯罪授賞式での殺人事件。
なんとなく名作を思い描いてしまうような事件でニヤニヤ。しかしこれはかなり発想力がないと解けない。人物やホテル歴史も見えてきて、すっかり興奮モードです。
〇一見さんお断り
幼馴染を助けるため、ホテルに侵入を企てる下っ端犯罪者の物語。
コミカルな要素も含んでますが、後半の謎解き過程に捻りがあって素晴らしい。これぞミステリーの真相ですよね~。気になってたホテルのアレに関するエピソードも可愛くて大好き。
〇タイタンの殺人
トップの犯罪者が集まる会合での殺人事件。
めちゃくちゃ面白い!最終話ということで、関係する人物も設定もトリックもエグすぎ。短編ひとつに、どんだけトンデモトリックを放り込んでくるんすか。今年読んだ短編の中では、トップレベルの変態性だと思います。ホテル関係者の想いも綺麗で、しっかりしめてくれる作品でした。
■ぜっさん推しポイント
なによりホテルの殺伐とした感じが最高なの!犯罪や死に対する軽さというか、リアル感がまったくないのがいいですよね。
しかも主人公のホテル探偵はもちろん、オーナー、医者、犯罪者など、登場人物もキュート。犯罪の授賞式とか、犯罪グループのTOP会合とか、発想が面白過ぎるよ。
こんなホテル実際にあったら、覗いてみたくなっちゃいますね。(怖いけど)
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突飛な設定勝ち。トリックは結構無茶なんだけれど軽く読めてエンタメとして楽しかった。登場人物の設定盛る割に頭悪い人が多いのは不満。石持浅海好きならいいかも。
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これは面白い。
設定が斬新でとても好き。
犯罪者御用達のホテルには2つのルールがある。
そのルールを破ったが最後、ホテル探偵の桐生によって相応の対価を払わされることになる。
もう続編は出ないのかなあ。
Episode1があまりにも秀逸で、残りの3話も夢中で読んでしまった。
楽しい読書時間だった!
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殺人以外なんでもありのアミュレットホテルにおける、ホテル探偵のミステリ。
アミュレットはお守りの意。
各章で舞台がかわる。
テンポよくよめて、伏線も気持ちよく回収されていく。
1章で、探偵が女であることや、犯人の性別など、自分が先入観をもってしまっていることに気づいた。
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いやー、面白かった。
犯罪者のためのホテル。
こんなホテルがあったら大問題だけど、話の設定としてはとても面白い。
ホテル探偵がいて、ルールを犯したものにはそれなりの対価を払わねばならない。
エピソード1のラストは怖かったなぁ。
そして騙された!続く話もどれもテンポよくとても面白かった。
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警察の介入が一切なく、偽造パスポートでもグレネードランチャーでもルームサービスでお届け可能な犯罪者御用達のホテル。そこでは守るべき2つのルール①ホテルに損害を与えない②ホテルの敷地内で傷害、殺人事件を起こさない、が存在する。そのルールが破られる時、ホテル探偵が独自の捜査で犯人を追い詰める。
なんでも有り!のホテルの中で起こる事件ですが、ちゃんとミステリー。面白かったです!
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これは、映画ジョン・ウィックのコンチネンタルホテルではないかと思っていたら、作者も全くその通りであることが分かる文章もあって思わずニヤリ。
方丈さんの作品だけあって、殺人が許されないはずなのに、ホテルでしっかり殺人も起こり、しかも結構密室的でもある。そんなこれも特殊設定ミステリーと言えるかもしれない、犯罪者たちの命を賭けた攻防が楽しい一作。
唯一残念だったのは、これほどまでに凄いホテルなのに、客室のドアがこうもあっさり蹴破れていいの?
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犯罪者専用ホテルを舞台にした連作短編集。ほぼ謎解きをメインにしているが、この構成と言うか順序が絶妙。警察も出て来ない、全てホテル完結の事件の解明が面白い。続編あれば必ず読みたい。
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アミュレット・ホテル。犯罪者御用達の会員制ホテルだ。
有力な犯罪者たちの信頼を得ているだけあって警察の介入は一切許さず宿泊客の安全を守り切る。犯罪に必要なものもルームサービスで届けてくれさえする。
まさに至れり尽くせりである。
ホテル利用に際しての条件は次の2つ。
① ホテルに損害を与えないこと。
② ホテルの敷地内で傷害・殺人などの
事件を起こさないこと。
だが、そこはひと癖もふた癖もある犯罪者たちのこと。禁を破り厄介事を引き起こす輩も出てくる。完全犯罪を狙ったものも多い。
そんなとき登場するのがホテル探偵・桐生だ。桐生はホテルのマネージャー然とした華奢な女性だが、ひとたび事件に遭遇すると速やかに謎を解いて犯人を確定し、犯人に相応の対価を支払わせるところまで請け負う。
抜群の頭脳のサエ、相手を瞬殺する技のキレ。ホテル取って置きの切札、桐生の活躍を描く連作短編ミステリー。
◇
ホテル別館11階の1室でひとりの男が殺されていた。事件を知らされたオーナーの諸岡に呼ばれた桐生が、すぐ駆けつける。
すぐ判明したことは、死んだのは佐々木という強請屋であることと、ここは詐欺グループのボスである信濃の部屋であって、佐々木の部屋ではないということだ。
そして何より重要なのが、この部屋は完全な密室になっており、死体の近くには気を失ったホテル従業員が倒れていたということだった。
佐々木が信濃の部屋で殺されていたのはなぜか。佐々木のそばで従業員が気絶していたのはなぜか。佐々木を殺した犯人はどのようにして密室から外に出られたのか。
犯人探しの前に解くべき謎に挑む桐生。さて真相は。(Episode1「アミュレット・ホテル」) 全4話。
* * * * *
ここまでのパズラー小説にはなかなかお目にかかれません。読み終えて満腹感を味わえる作品でした。
ホテルの特性を活かした凄まじい密室殺人のオンパレード。トラブル厳禁ルールを破ってまで殺人を犯すのだから、相手の繰り出すトリックはかなりの難問揃いです。
もはや密室殺人ぐらいでは驚くに値しません。消える凶器や傀儡殺人、なりすまし殺人等、複雑怪奇なストーリーに圧倒されるばかりです。( 飴細工のダミーナイフには少し疑問を感じないではないけれど、プロの殺し屋なら可能なのだと思うことにしました。)
ともあれ、方丈貴恵さんの緻密な構成には舌を巻かずにいられない。そんな作品でした。
ところで、第2話に配された Episode0に、桐生の前身とホテル探偵就任のいきさつが描かれていますが、物足りない気がします。桐生は主人公としてなかなかに魅力的だからです。
桐生が、どんな生い立ちを持っているのか、暗殺者としてどのように訓練を積んできたのかをぜひ詳しく知りたいと思いました。
不可能な暗殺を可能にして見せる、天性の暗殺者、桐生。伊坂幸太郎さんが描く殺し屋とは趣を異にする殺し屋像を読んでみたい。そう願って止みません。
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犯罪者御用達ホテルと聞くとあの映画を思い出し、アクション映画の頭で読み始めるもすぐに「これは方丈作品だったんだ」と目を覚まさせられる。
無法地帯な環境、被疑者は全て犯罪者のため環境をうまく活用してくるVSホテル専属探偵の特殊設定ミステリ
1話目:ホテルのルールをおさえつつ
0話目:ホテル専属探偵になるきっかけ
2話目:ホテルの存在を知らない人からの視点
3話目:ホテルのオーナーの過去にまつわる因縁
と徐々に濃さとボリュームを上げつつ掘り下げてくれるので、この感じで各キャラをもっと知っていきたい。
犯罪業界内での年間犯罪大賞クライムオブザイヤーや、そもそもホテル内で殺人は起きてはならない禁忌として起きながら結構起きているなどのハードにならない"ゆるさ"があり、イラストもどこかユーモラスさがある。
読んで登場人物と照らし合わせていた時にミルキー杉山を思い出した。
被疑者が集い探偵が推理を始めると、皆犯罪者なのに皆不安や苛立ちを見せると。いつものミステリモノと同じような感覚で捉えてしまう。
普通の人と同じように見えるのに突然犯罪者の要素が顔を出す。
そこらへんの感覚がおかしくなるのも少し久しぶりでした。
(殺し屋が主人公系の話でたまにある)
Posted by ブクログ
※
犯罪者へのサービルに特化し、
安心して過ごせるホテルという設定にまず驚き。
ホテルの禁忌を犯した犯罪の謎を解き、
犯人を裁く権限を持つホテル探偵なるものが
推理を繰り広げるというのも変わっていて
面白かったです。
ホテル内では、犯罪者も一人のお客様として
最上級のおもてなしやサービスを受けるという
設定はユニークでした。
犯罪者同士の馬鹿し合いがっつりです。
Posted by ブクログ
犯罪者しか立ち入れないアミュレット•ホテル別館。そこでは偽造パスポートや武器の調達等どんなサービスも受けることができる。ルールは2つだけ。1.ホテルに損害を与えない。2.ホテルの敷地内で傷害•殺人事件を起こさない。
仮にも殺人事件が起きようものなら、警察に知らされることなく秘密裏に処理される。
しかし、「なかったこと」になるのを魅力的に感じる人間もいて、しばしばルールが破られ事件が起きる。ホテル探偵の桐生は、当ホテルで起きた殺人事件の真相解明に乗り出すが…
上記の“特殊状況”を舞台とした本格ミステリ。
映画「ジョン•ウィック」シリーズに登場するコンチネンタルホテルが着想の元で、犯罪者だらけの特殊なホテルに本格ミステリを組み合わせるというアイデアはユニーク。起きる事件も、密室、毒殺、人間消失、凶器消失とバリエーション豊か。年間の最優秀犯罪者を表彰するって…(笑)
全4話からなる連作短編集だが、表題作「アミュレット•ホテル」が反転の切れ味良く、ラストの着地も華麗に決まってて出色の出来。
トリックやロジックがやや複雑で、読みやすくは無い。人物造形描写も浅い。一方、装画デザインがスタイリッシュで、各話トップ絵に添えられた登場人物イラストが、本書の世界観及び物語をイメージする手助けとなってくれたのは良かった。
このミステリーがすごい! 17位
本格ミステリ・ベスト10 9位
ミステリが読みたい! 18位
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特殊な設定やルールがあるホテル。それらが破られると法の及ばないホテル内でどうにか解決しなくてはいけないというのが面白いです。特殊な環境下でのミステリー好きな方は是非。
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犯罪者御用達ホテル内の殺人事件
ジョン・ウィックのコンチネンタルにインスパイアされたらしい。確かに。
コンチネンタルに探偵はいなかったから、そうだよ必要だよ!と思った。連合から派遣されてくるお姉さんと似てる仕事かな。探偵ではなかったけど、ルビーローズをイメージしてました。
トリックはちょっとややこしい回もあったけど、設定が好き。
大物犯罪者達が自分達のことをザセブンとか呼んでるとこが、学童っぽくてかわいい。
Posted by ブクログ
2022年。20230822予約→20231206受取。
京大の推理研究会出身な作者。
犯罪者のためのアミュレットホテルをめぐる短編集。
1.アミュレットホテル
思い込み。ホテル探偵登場。
0.クライム・オブ・ザ・イヤーの殺人
ホテル探偵がそうなった理由。時系列でなく、1の後に来るのがよいかな。発表もその順みたい。
2.一見さんお断り
ホテル関係者外の話。
3.タイタンの殺人
ホテルの存続について。支配人はこのホテルを愛してるのだ。
王道なミステリかなぁ。これからもどんどん書いてほしいのでこの評価。
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実際こんなホテルがあったら行ってみたくないないし、働きたくもないけど、フィクションとしては心躍る設定。
犯罪者御用達のホテルだけど殺人は禁止って文言がもう殺しが起こるフラグでしかない。
ホテルのスタッフのキャラが立ってて良かった。
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【収録作品】アミュレット・ホテル/クライム・オブ・ザ・イヤーの殺人/一見さんお断り/タイタンの殺人
犯罪者御用達のホテル内で起こる事件に対処するホテル探偵・桐生。ホテルの存続自体が危ういバランスのうえにあるというのは現実的。
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アミュレットホテルでは2つのルールさえ守ってもらえれば犯罪者でも何でも受け入れ可能である、と聞いてある映画を浮かべた人はアクション好きですね。そんな映画そっくりなプロットだが骨格はミステリー。事件が発生しお抱えの探偵が謎を解くというパターンで構造はしっかりと本格している。短編のため謎は小粒なのが残念だがサクッと読む分には楽しめる1冊。完成度が高いのは最後の「タイタンの殺人」でバカミス的発想からもう一展開あるのがgoodだった。続編があったらいいのだがどうだろうか。
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犯罪者のためのホテルというなんとも奇想天外な設定。
ホテルでの殺人はNGなのに殺人が起こってホテル探偵が犯人に制裁を…。
とにかく面白い設定だなと思いました。
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犯罪者専用ホテルで全く警察が介入しない中での不可能犯罪に挑むって、よくこんなことを思い付くと感心する。その設定力には感心するが、登場人物たちがイマイチ魅力が薄い。まあ、話の本筋が謎解きで、私がそう云うのはあまり興味がないかな?でも、悪くはない
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竜泉家シリーズ(の特に1作目)で魅了された方丈貴恵の新作と聞いてすぐに取り寄せて読んだが…。
面白くないというわけではないけど、先を読み進めようという気がなかなか起きない一冊だった。
「犯罪者たちだけのホテル」という特殊設定。
起きる事件は、一流の推理力と一流の殺人スキルを持つホテル探偵に一流の犯罪者として挑戦するための犯罪という位置づけだから、作品の重きはストーリーよりもトリックにかなり傾いていて、動機も軽いし手段も問わないし、
「えぇ〜、そんなこと、するぅ?できるぅ?」
のオンパレード。
まあ、フーダニットハウダニットに集中している本格ミステリーと言えるのだろうけど、屁理屈こねくり回されているような解決編たちに爽快さはなかった。
当事者になった犯罪者たちの誰も彼もが真面目に事件を考察する気がなく、とりあえず一番犯人っぽいやつを始末して終わっとけばそれでイイジャン!的なスタンスなのは安っぽくて残念だった。
話の強引さで言えば、ep1の真相からしてまどろっこしかったが、一番気になったのはep3で、起死回生となった付着物にホテル探偵が気付いた明確なきっかけもなかったし、なんというか攻略本見ながら進めてるミステリーゲームみたいで、脈絡なくヒントに気付く展開に醒めてしまった。
…と思ったが、今にすればこの胡散臭さすらある推理の強引さは、竜泉家の2作目でも片鱗が見えていたようにも思う。
(砂時計と甘美は好き)
Posted by ブクログ
連作短編小説なので物語の展開が早くサクサク読める。特殊なホテルなので、登場人物を深入りしたり、宿泊者の過ごし方、ホテルの仕事(偽造パスポートの提供など)を見てみたかった。少し物足りない。長編で読んでみたい!
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方丈貴恵さんの新作。
犯罪者御用達のホテル。「ホテルに損害を与えないこと」「ホテル敷地内で犯罪を犯さないこと」の2つをまもればどのようなサービス設けられるという特殊設定。
竜泉家の一族シリーズも大好きだけど、方丈さんの作品の素晴らしいところは特殊設定でもそれを人がどう活用・悪用するかが練り込まれているところだと思う。普通ならホテルで犯罪なんてしないだろうと思うが、アミュレットホテルではホテルが殺人等が起こった事実を隠蔽するため、ホテルさえ騙せれば後処理の心配をしなくて済むというメリットがある。そのためにあの手この手で犯人が犯行に及ぶ。
そんな危ういバランスをコントロールしているのがホテル探偵の桐生。本作は短編集だが、1話毎に桐生の生いたちなどがわかっていくところも見どころ。
特殊設定だけどしっかりしたミステリーで面白かったので、シリーズ化期待。