あらすじ
くせのようについつい声に出してしまう言葉。たとえば「たしかに」「なんか」「すいません」「でも」「どうせ」「疲れた」……。誰にも、口ぐせはあるものです。自己肯定感を上げて、強いメンタルを得るためには、そうした口ぐせをよりよいものへと改善していけばいいのです。毎日無意識に口をついているワードを変えてみる。「たったそれだけ?」と思われたかもしれません。でも、それだけでいいんです。たった一言があなたの明日を変えていくのです。しかも、口ぐせはノーリスク&ノーコスト。「どうして?」「なぜ?」と難しく考えるより、本書を手にとって、ひとまず“自己肯定感を高める口ぐせ”を試してみませんか。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
自己肯定感についてとてもわかりやすく詳しく書かれていた。
今まで重要性はわかっていたものの中々理解出来ていなかった自己肯定感が、この本のお陰で腑に落ちた気がした。
中島さん、ありがとう。
Posted by ブクログ
自己肯定感とは、傷を受けたときに早く回復できること。
自己肯定感とは心の免疫力。
こころとは食べた言葉でできている。体は食べたものでできている。食べた言葉とは口ぐせ。
赤ちゃんは自己肯定感が高い=失敗してもチャレンジする。
代理強化=他人の行動を見て自分をそうしようと学習すること。
内面における独り言は、1分間に4000語発している。
意識できる範囲では言葉を選ぶ。
事実など存在しない。存在するのは解釈だけ(ニーチェ)。
現実を超えるイメージの力。フリースローを完璧にイメージするだけで成績が向上した。言葉がイメージを縁どる=言葉でイメージがはっきりする。
同期現象=9秒台で走れる人が出ると皆が9秒台になった。
潜在意識は人称を理解しない。他人をほめれば自分が褒められた気になる。ありがとう、というと自分が言われた気になる。否定語、でも、だって、は心のブレーキになる。攻撃的な話し方をしない。肯定語を多用する。大丈夫、できる、なんとかなる、を多用する。
否定語が出たら、かもしれない、と付け加える。
できる、よりもできちゃった。
アファーメーション、笑顔の力。
口ぐせは言葉の言いかえではない。話し方、トーンなどすべてが口ぐせ。
計画錯誤=自分を客観視することは苦手、甘めに見積もる。
予言の自己成就=アファーメーション、思い込みの力。
ありがとう、は脈絡がなくても使うこと。災難に遭遇してもありがとう、という。ありがとう、というとワンクッションになるので、冷静さを取り戻せる。
アンミカさんの褒める力に学ぶ=白は200色あって、ちょうどいい白。
指示がなければお茶を出さない新人。何もしないのが一番、は自己決定感を失う。=自己肯定感を失う。
これで人生が終わるわけではない、と知る。安心感につながる。
Posted by ブクログ
ニーチェの言葉 でも、だって、そんな言葉を使わない方が良いのは知っています。それでも、そう言う気持ちは抑えられません。すでに「それでも」、なんて使っています(笑)口ぐせで人の内面は変わると思います。
そんな良い口ぐせが出来る人はすでに自己肯定感が高い人では?と思いますが、卵が先か鶏が先かと考える前に、口ぐせを帰る努力をしてみようと思いました。
かの有名なドイツの哲学者、ニーチェはこんな言葉を残しています。「事実など存在しない。存在するのは解釈だけである。」それだけ人の考え方は違うもの、理解できるなんておこがましいのでしょうね。
人間の脳は人称を理解しない。人に言った言葉も言われた言葉も同じように感じるそうです。自分にぐらい肯定的な言葉をかけてやりましょう。そうすると人に言われていると脳は勘違いするそうです。
出来る、大丈夫、OK、なんとかなる。を使う。ただし、言うべきNOやNGは大事に守る。表面的な言い換えにならないようにする。
ネガティブな感情には「かもしれない」をつける。それでもうまくいかないときは吐き出して手放す。
たとえどんなに大きなミスをしても、人生は簡単には終わってはくれません。失敗の後も、ずっと人生は続いていくものです。
「知っている」という口ぐせを使う。自分は人付き合いが苦手だと知っているから、うまくいかなくても受け入れられる。
「いいんだよ」という口ぐせを使う。失敗してもミスしてもいいんだよ。事実と過去は変えられない、挑戦して対策して未来を変えればいいんだよといったところでしょうか。難しそうですが、人に言われたら安心感はあります。人称を理解できない脳なら役立つのかもしれません。