【感想・ネタバレ】戦後教育史 貧困・校内暴力・いじめから、不登校・発達障害問題までのレビュー

あらすじ

ここ30年間に不登校といじめの報告件数は、小学生で5.2倍と46倍、中学生で2.5倍と6倍に。特別支援教育対象は、15年間に小中学生ともに3倍近い。少子化にかかわらずだ。本書は深刻な混迷の中にある日本社会と教育の歴史を辿る。なぜここまで行き詰まったのか――。貧困、日教組、財界主導、校内暴力、政治介入、いじめ、学級崩壊、発達障害の激増など、各時代の問題を描きつつ、現在と未来の教育を考える手掛かりとする。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

特別支援教育への眼差しが多分に含まれているのが、同種の教育史本と違う特徴ということになると思う。全体として資料が新聞(特に読売)が多いのが気になるが、時代の空気感は伝わる。教育行政だけでなく現場感も分かる。

0
2023年06月05日

Posted by ブクログ

戦後の教育について、人権保障や障害を通して通史的に学ぶ事が出来た。
個人的には日教組の所が面白かった。

とりあえず、日本の教育は新自由主義によって列に外れた人を一般から疎外してしまう。そうゆことは辞めて寛容に生きようぜ!って事かな?
いじめの加害者も社会の被害者。だからそいつらを一方的に出席停止にするのはおかしい的な論はなんか違うと思った。

0
2023年11月12日

「社会・政治」ランキング