あらすじ
◎アイデアが出ない、企画が思いつかない、提案が通らない・・・。企画力や創造力に課題を感じる人が、「発想力」を育てる仕組み(回路)をつくることで、優れたアイデア・企画をすんなり生み出せるようになる本。
◎著者は、クリエイティブディレクター・コピーライターとして活躍する中川諒さん。中川さんは電通に新卒で入社したものの、「クリエイティブテスト」の結果、希望していた企画職には配属されなかった。いわば、「才能なし」とみなされた。
◎しかし、「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル(旧 カンヌ国際広告祭)」のU30部門に自主的に参加を続ける。そして、2017年には予選を勝ち抜き1位となり「日本代表」として参加を果たす。さらに2018年にも予選を勝ち抜き、アジア最大級の国際広告祭で行われるコンペティション、ヤングスパイクスに出場。各国の代表者の中から「1位」の座を獲得する。
◎なぜ著者は「才能なし」から日本代表となり、国際的な大会で1位を獲ることができたのか。その秘訣は、良質なアイデアを生み出す仕組み(回路)を作り出したことにある。
・誰でもいいアイデアを出せる「発想の回路」10
・アイデアをすぐ生み出す「工夫の4K」
・発想体質をつくる22の習慣
◎本書では、「発想力」を鍛えるための考え方や、すぐに実践できるノウハウを、著者の実践やエピソードをふまえて多数紹介する。企画やアイデア出しに苦手意識がある読者でも、「発想力」に自信が持てるようになる1冊。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
大切なのは工夫ができる能力ではなく、工夫し続けようとする姿勢。
すなわち、工夫をやめないこと。
私たち人間は惰性で生きていくDNA、生存本能を持っている。生存本能と戦わなければならない。
◆工夫の4K
アイデアは4K(改善、解決、解消、回避)で生まれる
◆「おもしろい」をつくれる10の発想の回路
常識を探す、疑問を探す、極端を探す、相反を探す、矛盾を探す、不可能を探す、相手を探す、好きを探す、偏見を探す、制限を探す
Posted by ブクログ
企画をおこすために、発想の回路の作り方を覚えようというもの。企画をおこす前のアイデアを出すコツも少し紹介されている。まずはこの本の内容を参考にして、自分オリジナルの回路を作れるようになりたい。そしてその回路をツールとしていろんな場面で活用できるレベルになりたいと思ったが、口で言うほど簡単ではないやろなぁ。